子供から学生、大人まで幅広い層から支持される飲食チェーングループの大手企業

すかいらーくについて

ファミリーレストランは、リーズナブルな価格で様々な料理が楽しめるお店として幅広い層に需要があります。
すかいらーくグループは、ガスト、ジョナサン、夢庵、しゃぶ葉、バーミヤン、グラッチェガーデンズなどのレストランチェーンを展開する国内トップクラスの外食チェーン企業です。

すかいらーくグループは、1962年にことぶき食品という食料品スーパーとして東京都の北多摩地区で創業しました。
1970年にファミリーレストランとしてすかいらーく1号店を国立に出店し、1974年にことぶき食品から株式会社すかいらーくに商号を変更しました。
リーズナブルな価格で大量に商品を作ることを目的に、埼玉県にセントラルキッチン東松山工場を開設します。

 

 

ファミレスは幅広い層から人気だ。

 

 

ジョナサンの1号店は練馬に1980年オープン、その2年後には台湾にFC店を出店させ、海外進出を果たしました。
1982年に東証二部に上場、わずか2年後の1984年には東証一部に上場と順調に事業を拡大していきました。
その後、中華料理のバーミヤン1号店をオープン、店舗拡大に伴い兵庫県西宮、群馬県前橋にも工場を開設しています。
1992年にガスト1号店、1994年に夢庵1号店をオープン、和食・洋食・中華と幅広い外食チェーンを形成することになりました。
2000年代に入るとイタリアンのグラッチェガーデンズをオープン、2003年にはガストが全国で1000店舗を達成と大幅に規模を拡大しました。

しかし拡大かと相反するように業績が悪化、事業形態の改革を目的に2006年に上場を廃止しています。
2009年には、会社名の元になっていたすかいらーくをすべて閉店し、主力ブランドをガストに転換する形を取りました。
方針変更から5年の2014年に東証一部に再上場を果たしています。
2016年に持株会社体制に移行、2018年に株式会社すかいらーくホールディングスに社名を変更、グループの競争力は高まり、業績は回復傾向にあります。

 

 

https://www.skylark.co.jp/

TOP/すかいらーくグループ

 

 

すかいらーくの事業内容

すかいらーくは日本のファミレスチェーンの先駆けとして業績を伸ばしてきましたが、2000年代中盤に業績が悪化し、ガストを中心とした飲食チェーンへと変革して行きました。
現在のすかいらーくグループは国内に留まらず、台湾・マレーシアにもレストランを出店、洋菓子店なども含めて国内外で約3000の店舗を有する世界でも有数のレストランチェーンとなっています。
レストラン事業の主な事業内容としては、国内ではファミリーレストランチェーン展開及び食品の販売、海外ではレストランチェーンの展開を行っています。
グループ企業の株式会社すかいらーくレストランツが、国内のファミリーレストラン事業の運営を行っており、15を超えるブランドの事業展開です。

 

 

中華に和食、色んなジャンルの店舗を展開している。

 

 

主なブランド:ガスト、バーミヤン、ジョナサン、しゃぶ葉、夢庵、グラッチェガーデンズ、ステーキガスト、むさしの森珈琲などです。
トマト&オニオン、じゅうじゅうカルビのフランチャイズ展開は、グループ会社のトマトアンドアソシエーツが担っています。
他にも、商業施設や駅構内等で洋菓子、総菜販売も事業展開しています。
グループの店舗の保守・清掃を担うグループ会社も設立するなど、グループ内で業務を分割し運営を円滑にする取り組みを進めています。

 

 

https://www.skylark.co.jp/brand/index.html

ブランド一覧/すかいらーくグループ

 

 

すかいらーくの初値と評価

ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・グラッチェガーデンズなどのファミリーレストランチェーンの運営を主に行っているすかいらーくホールディングスは、前身のすかいらーくが上場を一時廃止しましたが、2014年10月に東証一部に再上場を果たしています。
上場時の公開価格は1200円で公募株数は413万8千株、売買単位は100株でした。

 

 

得た資金をより良いサービス展開にあててもらいたい。

 

 
最終初値は1200円で、公開価格と同じ金額でのスタートとなりました。
上場によって得た資金はレストラン事業の顧客ニーズへの対応力強化、成長戦略の加速及び店舗関連の設備投資に充てる予定となっています。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3197

すかいらーくホールディングス/MINKABU

 

 

すかいらーくの事件

和食、中華、洋食と幅広いファミリーレストランチェーンを事業展開するすかいらーくホールディングスは、紆余曲折を経て現在の形で事業運営を行っています。
2006年に東証一部への上場を廃止したことは、当時大きな話題になりました。
事業の大幅拡大が結果的に業績を悪化させる要因となり、創業当時の社長が解任される事態にもなっています。

 

 

問題もいくつかあったが、今後より良い会社に成長すると期待したい。

 

 
すかいらーくが運営するジョナサンの都内店舗で店長による部下への暴力事件が発覚、刑事告訴にまで発展しました。
長時間のサービス残業、日常的なパワハラが行われており、ホールディングスとしてもハラスメント研修の強化などの再発防止策を報道陣に発表していました。
他には5分未満の労働時間を切り捨てる形をとっていましたが、1分単位で支払う方針にしたことも大きな話題を呼んでいます。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ0903E_Z01C14A0TI0000/

すかいらーく再上場、時価総額2219億円 MBO前には届かず/日本経済新聞

すかいらーくのその後

知名度の高い飲食店をブランド展開するすかいらーくホールディングスは、創業から60年を超える老舗の外食産業のグループです。
国内トップクラスの大型チェーンとして事業を拡大していく中でバブルの崩壊などもあり、業績が一時期大幅に悪化した時期もあります。

 

 

これからも多くの世代から愛される企業であってほしい。

 

 
苦肉の策として上場を廃止するなど、長い歴史の中では大きな浮き沈みも経験しました。
現在はホールディングス化することで業績も安定傾向が見られています。
海外店舗を含めると3000を超える店舗を展開する大型外食チェーンとして活躍が期待されます。

 

 

https://www.fisco.co.jp/media/cfd/skylark-about/

【2023年】すかいらーく株の今後の予想や配当金・株主優待や買い方を徹底解説/Media Argo