クラウドシステムやAIによるマーケティングで様々な企業を支えているあの企業。

コラボスについて

メーカーや大手企業はお客様相談などの問い合わせ業務全般の部署を大半が持っていますが、その業務は多岐に渡り対応も容易なものではありません。
株式会社コラボスは、企業または自治体のコールセンターシステムをクラウドで提供するサービスの国内初の企業として知られています。

2001年にアイティーエックス社、バーチャレクス社の共同出資によって株式会社コラボスは設立されました。
2002年5月に安全性を重視したコールセンターシステム、@nyplaceの提供を開始しています。

2007年に本社を東京都神田神保町に移転後、顧客情報管理システムのCOLLABOS CRMのサービスも開始、同年7月にプライバシーマークを取得しました。
2009年情報セキュリティマネジメントシステム取得後、PacketFolderの提供を開始、サービスを拡大していきます。

 

 

コールセンターシステムを提供している

 

 
翌2010年株式譲渡によりオリンパスビジネスクリエイツ株式会社100%出資となりました。
同年11月COLLABOS CRM OutboundEditionの提供が開始されました。
2012年にCOLLABOSPHONEの提供が開始され、2015年にはさらなる事業規模拡大を図るため、東証マザーズ市場に上場を果たしています。

翌2016年グループ会社シーズファクトリー設立と同時にGOLDENLISTの提供を開始しました。
2017年に株式会社ギークフィードとの事業提携を締結後、AmiVoiceの提供を開始、2020年にシーズファクトリーを吸収合併しています。
同年にChallbo、CollasQ、2つの新サービスの提供を開始とともにCOLLABOSPHONEのオプション機能が新たに追加しました。
翌年GROWCEの提供開始などサービスを拡大充実させています。
2023年にはAfullect、VLOOM、UZのサービスを新たに始めるなど、さらに充実化傾向は継続され現在に至っています。

 

 

https://www.collabos.com

TOP/株式会社コラボス

 

 

コラボスの事業内容

創業から20年を超える株式会社コラボスはマーケティング部門を持つ企業、自治体のコールセンター部門、販売促進部門にクラウドサービスを提供する企業として活躍しています。
コールセンターサービスをクラウド化することにより、シームレスで効率的なコミュニケーションの提供が可能になっています。
コラボスのクラウドサービス利用により、企業・ユーザー間のコミュニケーションを自社ですべて一括管理することが可能になり、カスタマーサポートの最適化を図ることに繋がっています。

サービスラインナップも豊富でコールセンターサービスに欠かせない電話機能、CRM機能はもちろんのことチャット・チャットボット、AI技術を有効活用したリアルタイム音声認識やマルチチャネル対応など幅広いサービスが提供されています。

 

 

クラウド化する事でメリットがたくさんある。

 

 
コールセンターで蓄積されたデータの分析をAIが行い、広告配信、DM等をより効果的に行うマーケティングシステムも提供しており、コラボスを窓口としてワンストップサービスを可能にしています。

コールセンターシステムとしては、@nyplace、COLLABOSPHONEの2つでどちらも安全性が高く高機能・低コストなシステムとして好評です。
音声認識・自動要約のVLOOM、ARリアルタイム映像共有サービスのTechSee、チャット対応のChallbo、行動履歴データを蓄積する総合マーケティングシステムのGROWCEなどクオリティの高いサービスが提供されています。
この他にも、連携することにより高いサービス提供に繋がるPacketFolder、Afullect、AmiVoiceなどが高い評価を得ています。

 

 

https://www.collabos.com/corporate/business

事業紹介/株式会社コラボス

 

 

コラボスの初値と評価

コールセンター部門を主としたクラウドサービスを提供している株式会社コラボスは、2015年3月に東証マザーズ市場に上場しました。
株式公開時の公開価格は3620円で、公開株数は187400株、公募株数は83400株でした。

 

 

上々なスタートだった。

 

 
売出株数は104000株で売買単位は100株、上場時の初値は8600円で公開価格の約2.4倍という上々なスタートを切ることができています。
上場により得た資金は、サービスの充実を図るため設備投資資金にすべて充てられた事でしょう。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3908

コラボス/MINKABU

 

 

コラボスの事件

企業・自治体のコールセンター向けクラウドサービスを提供するパイオニアとして知られる株式会社コラボスはコールセンター関連のサービスの他マーケティング全般のサービスで事業を拡大しています。
創業から20年超ですが、これまでに世間を賑わすような大きな不祥事や事件の発生はありません。

 

 

不祥事や事件がないのは信頼に繋がる。

 

 
順調に事業を拡大してきましたが、業績の悪化により赤字決算の報告が経済誌に掲載されたことが業界で話題になりました。
AVAYA社製交換機使用のコールセンターシステム@nyplaceのオンプレミス型からクラウド型へのリプレイス案件の新規獲得や通販関連業務、運輸関連業務の拡大などで契約数増加はあったものの、前事業年度にあった新型コロナウィルス関連のスポット案件の減少などによって売上高が減少したことが赤字決算に繋がりました。
最終的に2024年3月期の最終損益は1億8800万円を見込んでいます。

 

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZRST0557108R20C24A3000000

コラボス、通期の最終損益予想を下方修正 1億8800万円の赤字から8億2000万円の赤字に/日本経済新聞

 

 

コラボスのその後

コールセンターサービスをクラウド化することによってサービスの充実を図るシステムを提供する株式会社コラボスはAIを活用したサービスの提供も開始しています。
AIの性能・機能は年々大きな成長を遂げていますが、コラボスではAIによるリアルタイム音声認識システムのAmiVoice、AI顧客分析・リスト作成サービスのGOLDENLIST、AIマーケティングシステムのUZが提供されています。
AmiVoiceは、音声をテキスト化し回答候補を表示することで応答スピードの向上を図ることが可能になるシステムです。

 

 

多くの会社のマーケティングシステムを支えている。

 

 

また通話品質の自動評価によって評価の透明性も実現が可能になっています。
GOLDENLISTは、企業が保有している顧客・購買データなどから様々な視点から分析データを導き出して、購買欲の高い顧客に効率的なマーケティング施策を打ち出せるデータマイニングサービスです。
UZは通話データを音声認識でテキスト変換し、その文脈をAIで解析して会話の中から重要なキーワードを抽出する画期的なシステムです。
顧客分析・販促活動に有効活用できるマーケティングシステムとして導入が増えています。

 

 

コールセンターはAI導入で変わる?メリット・デメリット・導入手順を紹介/株式会社コラボス