歴史が長く、コロナ禍では特にその品質に注目が集まったフィルター製造企業。

ヤマシンフィルタについて

建設機械用やエアフィルターなどのフィルターの製造・開発を行うヤマシンフィルタ株式会社は、創業から60年を超える歴史があります。
1956年にフィルタの製造販売企業として東京都大田区で設立されています。

1970年前半に都内に本社工場、第二工場を開設した後、1975年には佐賀県に佐賀工場を開設して事業規模を拡大していきます。
フィルタエレメントの生産は1977年、ガラス繊維ろ材は1978年から本格生産を開始しました。
1984年にはフィリピンに現地法人を設立させ、海外へと事業を拡大しています。

  

 

歴史も長く、今後の期待も高い製造業者だ。

 

 

1990年代に入ると、アメリカ、オランダにも現地法人を設立、タイには精密フィルタの工場を設立させ、海外での生産も本格的に開始します。
2007年に上海、2010年に蘇州と中国にも現地法人を設立し、アジアで市場規模を拡大するとともにベルギーにも設立しました。
2014年に満を持して東証二部に上場を果たし、わずか2年後には一部上場を果たすまでになりました。
資本金を増資しながら海外法人、工場を新設するなど、創業から70年を間もなく迎える今も事業への情熱は衰えていないことがよくわかります。

 

 

https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/index.html

TOP/ヤマシンフィルタ株式会社

 

 

ヤマシンフィルタの事業内容

産業用のフィルタ、ろ材の製造メーカーとして設立した株式会社ヤマシンフィルタは、グローバルな総合フィルタメーカーとして約70年の実績を誇っています。
他のメーカーにはない独自の技術と培ってきた経験は、高付加価値の製品創出に繋がっています。
建機用フィルタは、ヤマシンフィルタの中核となる事業で過酷な環境で活動する建機の故障の発生を軽減し、性能の維持に貢献しています。
建設機器は年々高性能化が進み、内部の回路の部分には優れたフィルターが多く必要になりますが、それぞれに適した多種多様なフィルタを提供できる点は大きな強みです。

 

 

日常で意識していなくても、実は様々ところでフィルターを使用している。

 

 

近年は建設機器でも環境に対しての厳しい規制があり、新時代の環境規制に対応するためには環境性能に優れたヤマシンのフィルタは欠かせないものとなっています。
エアフィルタは工場などの産業はもちろん、日常生活で使用されるものにも必要不可欠なものとなり、高い技術と性能を持つヤマシンのフィルタの需要は高まる傾向にあります。
エアフィルタ専門メーカーの株式会社アクシーを完全子会社化したことで、顧客の要望にスピーディにフレキシブルに対応できる環境が整っています。

ヤマシンナノフィルタの技術を活用したナノファイバー製フィルタの製品化で、様々な業種に採用されるよう進めています。
環境・空気・健康、この3つは社会の課題とされる大きなテーマです。
ヤマシンフィルタの持つ、ナノ技術・エアレーション技術・センシング技術・環境技術・量産技術・ICT/lotの6つの独自技術により、社会的な課題の解決及び持続的な成長に取り組んでいます。

 

 

https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/business.html

事業・製品/ヤマシンフィルタ株式会社

 

 

ヤマシンフィルタの初値と評価

産業用フィルタ、ろ材の製造・販売を行う株式会社ヤマシンフィルタは高い技術と経験で業績を伸ばし、2014年に東証二部に上場しました。
上場時の公開価格は2800円で公募株数は30万株、売買単位は100株でした。
上場後の初値は3350円で公開価格を約20%上回る上場のスタートとなっています。

 

 

これからの研究にも期待したい。

 

 
上場により得た資金は経営基盤の充実・強化を目的としており、研究開発設備、基幹システムの構築などの設備投資に充てられる予定です。

 

 

https://minkabu.jp/stock/6240

ヤマシンフィルタ/MINKABU

 

 

ヤマシンフィルタの事件

株式会社ヤマシンフィルタは建機、エアー、ヘルスケアの3つの領域を中心とした総合フィルタメーカーとして高い実績を上げてきました。
これまでに世間を賑わすような大きな不祥事や事件の発生はありません。
ただ、ヤマシンフィルタが完全子会社化した株式会社アクシーに関しては、売主との間で株式取得後に一時紛争が起こったことがあります。
子会社となったアクシーが保有している工場の建物の一部に、建築基準法上の許容面積の不適合箇所が発見されました。

 

 

子会社との間で問題が起こったことがある。

 

 
これは子会社化に至る中での株式取得に関係する株式譲渡契約の保証に違反があり、保証の請求を行っていました。
ヤマシンフィルタと売主側とで解決に向けて協議を続けた結果、譲渡代金の減額調整を行い和解に至っています。
このことが事業計画そのものに大きく影響を及ぼすことはありませんでした。

  

  

  

  

ヤマシンフィルタのその後

建機用フィルタのメーカーとして70年近く活躍してきた株式会社ヤマシンフィルタは、エアフィルタの事業でも着実に業績を上げてきました。
近年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、感染症対策がこれまで以上に重要な時代になってきました。

   

  

高度なフィルタ製造技術に今後も期待したい。

 

 
ヤマシンフィルタの高度なフィルタ製造技術は、ウィルスやPM2.5など健康被害リスクの高いものから人を守る、医療用レベルの高性能マスク、取替インナーシートの製品化にも成功しています。
厚労省が定める企画を満たす医療用レベルのマスクは、多くの人の健康被害リスクの低減に繋がっています。
地球温暖化が世界的に問題視される今の時代は、ヤマシンフィルタの環境に配慮した高性能フィルタが更に求められており、今後もその技術と経験、手腕への期待は大きくなっています。

 

 

https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/technology/mask.html

医療用レベルのマスク開発/ヤマシンフィルタ株式会社