不祥事もなく、設立から高い評価を持ち続けているに世界に拠点があるあの会社。
フリークアウトについて
インターネット広告の新しいイノベーションとして生まれたRTB(リアルタイムビディング)を、
日本で初めてビジネスとして成立させたのが「フリークアウト」です。
創業者の本田謙はIT分野で起業しM&Aで成功を収めましたが、RTBを事業として
日本で立ち上げることを目的に、2010年フリークアウトを創業しました。
フリークアウトとは日本語で度肝を抜くという意味で、
これまで誰も行わなかった新しい事業を起こす思いを込めて社名にしています。
RTBを活用したDSP事業を成立させるためには、高い技術はもちろんですが、
営業としてのスキルも高いものが求められるため、簡単なものではありませんでした。
創業当初は、事業というより開発・研究にすべての時間を費やすと考え、
自宅をオフィスにして開業しています。
創業から約1年で日本で初のDSPの開発に成功し、
複数の事業者と連携することでRTBのマーケットを日本に誕生させます。
マーケットを創生したタイミングで東京都内にオフィスを開設し、
本格的な活動を始めることになります。
事業を本格始動してから数ヶ月で事業は大きく拡大し、
従業員数は1年に満たない間に20名を超える人数となっています。
翌年にはニューヨーク マンハッタンにもオフィスを開設し、着々と業績を伸ばしました。
同年のうちにシンガポールにも法人を設立、アジア全域に事業を展開することを目指します。
この間にインティメートマージャー、M.TBurnという二つの会社を設立し、
DMP事業スマートフォン向けアドネットワーク事業をスタートしています。
創業から4年にも満たない2014年6月には東証マザーズにも上場を果たしますが、
第一期かR黒字が続いた独立企業では、史上最速の上場だと言われています。
その後もモバイルマーケティングプラットフォーム「RED」をリリースし、
大きな注目を集めるなど順調に業績を拡大しています。
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フリークアウトの事業内容
2010年に設立したフリークアウトは2017年にフリークアウトホールディングスとなり、
持株会社体制へと移行して現在に至っています。
自社で開発したDSPを活用した広告システムでフルファネル
(顧客の流入・離脱を漏斗でイメージしたマーケティング方法)により、
顧客の課題及び改善策の提案を行っています。
インターネット広告でのリアルタイム取引の事業化を
日本でいち早く具現化し、成功へと導いています。
これまでの広告戦略とは異なる、消費者単体とコミュニケーションを取ることができる
新しいマーケティング戦略を顧客に提供する事業を行っています。
事業に沿ったグループ企業があり、
広告事業だけに留まらず、グローバルに幅広く事業を展開しています。
株式会社フリークアウトでは、創業当初からの主力事業であるDSP、
DMPの開発・販売及びDSPシステム、広告配信コンサルテーションの提供を行っています。
グループ会社は10社を超えており、デジタルサイネージ広告の開発、販売、
データマネージメントプラットフォームの提供・支援、メディア収益型プラットフォーム事業、
マーケティングオートメーションプラットフォーム活用のトレーディングデスク事業など、
多岐に渡っています。
DSP専業の事業展開で急成長! 株式会社フリークアウト・ホールディングスとは?/社長名鑑
フリークアウトの初値と評価
日本で初めてDSPをリリースした先駆的企業の「フリークアウト」は、
創業から4年弱の2014年6月に東証マザーズ市場に上場しました。
上場時の公開価格は2000円で、公開株数は約80万株、公募株数は53万株でした。
売買単位は100株で初値は7000円、公募価格の3.5倍という高値でスタートすることに成功しました。
株式発行による資金の使途としては、広告配信量の増加、
データ量の増加によるサーバー増設などの設備投資への充当を目的としています。
主事業であるDSPの開発、研究、増強には開発人員の能力が求められ、
人件費への充当も含まれています。
フリークアウト・ホールディングス/MINKABU
フリークアウトの事件
アメリカで運用が開始されたRTBのバイサイドのDSPを日本で初めて開発し、
運用を実現した「フリークアウト」は、創業から10年を超えた現在も業績は好調に推移しています。
社会的に話題になったような大きな事件や不祥事などは、これまでに起きていません。
業績が順調で一期目から黒字が続いていますが、フリークアウトのアメリカの広告子会社「FreakoutInternational、Inc」は、業績が低迷して2015年4月に事業を休止しています。
その他の事業では大きな不振がない分、この子会社の営業を停止したことは当時話題になりました。
フリークアウトHD、動画・Connected TV領域を中心に順調に成長 1Qに続いて再度業績予想を上方修正/logmi Finance
フリークアウトのその後
フリークアウトは、インターネット広告の新しいビジネスモデルの開発・販売で大きな実績を残し、
事業規模を拡大してきました。
2014年の東証マザーズ市場への上場後も、
スマートフォン向けの広告効果を最大限に発揮するモバイルマーケティングプラットフォーム
「Red」のリリースにより、さらなる高みを目指しています。
2017年に持株会社制へと移行し、
「フリークアウトホールディングス」としてグローバル化を進めています。
国際的な競争力を強化することを目的に、海外と国内の広告事業を統合しました。
英語圏での事業拡大を目的に、アメリカのメディア向け収益化支援プラットフォームを
開発・運営している「Playwire,LLC」を連結子会社化しました。
フリークアウトホールディングスの連結子会社のひとつである
株式会社インティメート・マージャーが2019年に東証マザーズに上場するなど、
事業規模は大きくなっています。
2021年時点での資本金は約35億5000万円、
従業員数は連結子会社を含めて約450名、売上高は約295億円にまで上っています。
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