まだデジタル化が進んでいなかった不動産業界で、デジタル化を推進したあの会社

AMBITIONについて

デザイナーズマンション管理やリースなど、不動産事業の総合サービスを展開している株式会社AMBITIONは、首都圏を中心に管理を行っています。
2007年9月に東京都渋谷区で設立しますが、すぐに本社を目黒区に移転しています。

同年末に宅建取引業者免許を取得し、賃貸仲介事業をスタートしました。
2010年には、ジョイントルームピアノ5店舗をM&Aで子会社化して業務を拡大しています。
翌年に、その5店舗の運営を会社分割で子会社とした株式会社アンビション・ルームピアへ統合しました。

 

 

免許を取得し、賃貸仲介事業をスタートした。

 

 

順調に業績を伸ばしていく中、設立から7年の2014年に東証マザーズ市場へと上場を果たしています。
事業の拡大は都内に留まらず、株式会社VALORの5店舗をM&Aで子会社化し、不動産開発業を行うことを目的とした株式会社ADAMを2016年に設立しました。
2017年に投資用デザイナーズマンションの総合サービスを行う株式会社ヴェリタス・インベストメントもM&Aで子会社化して、事業規模はさらに大きくなる傾向にあります。
賃貸物件仲介事業を学生向け、法人向けそれぞれ独立させたアンビション・レント及びアンビション・パートを同時に設立しました。
その後、2021年に商号を株式会社アンビションDXホールディングスに変更して現在に至ります。

  

 

TOP/株式会社アンビションDXホールディングス

  

  

AMBITIONの事業内容

東京・神奈川を中心に不動産事業を展開する株式会社AMBITIONは、開発・企画・仲介・仕入れ・販売・保険のサービスをワンストップで行うことができます。
賃貸管理事業(プロパティマネージメント)は、AMBITIONの中核となる事業です。
他社とは違う独自性の高いシステムを開発し、アナログな不動産業界のデジタル化を推進する存在になっています。

  

   

アナログな仕組みの多い不動産業界でデジタル化を進めた。

  

  
デザイナーズマンションを中心とした物件の開発・販売をインベスト事業では行っています。
一口1万円から可能なクラウドファンディングサービスを展開して業績を伸ばしています。
賃貸物件の仲介事業では、独身向けの自己管理物件を中心にしています。
事業を海外にも拡大し、ベトナム国内で不動産売買及び賃貸仲介業務の他、Webシステムの受託開発も手掛けた実績があります。
他にも短期保険事業、インキュベーション事業など、幅広く不動産業のサービスを提供する企業です。

 

 

https://pm.am-bition.jp/

オススメ賃貸物件/株式会社アンビションDXホールディングス

 

 

AMBITIONの初値と評価

賃貸物件の管理・仲介事業など不動産サービスを幅広く展開する株式会社AMBITIONは、設立から7年の2014年に東証マザーズ市場に上場しています。

 

 

良いスタートを切った。

 

 
上場時の公開価格は、960円で売買単位は100株、公開株数は61万6000株でした。
初値は1555円で公開価格の1.5倍超と上々のスタートを切っています。
上場により得た資金は事業拡大のための設備投資、人員増加のための人件費などに充てられました。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3300

株式会社アンビションDXホールディングス/MINKABU

 

 

AMBITIONの事件

株式会社AMBITIONは、不動産仲介・賃貸管理業務を行う企業のM&Aや子会社化を繰り返しながら事業を拡大し、ベトナムでもサービスを提供するまでになりました。
業績は順調に推移していますが、2017年に賃貸マンションの賃貸借契約の媒介業務を行った際に、法律違反となる事象がありました。

 

 

同じ過ちを繰り返さないよう期待したい。

 

 
契約書の書面の中に本来必要な契約解除に関する事項で、詳細な内容を記載されていなかったことが問題になりました。
賃貸契約書に無断退去の損害金などの記載を、同じく重要事項説明書に記載しなかった違反も発生しています。
他にも、いくつかの不適切な記載漏れがあり、10日間の宅建取引業務停止の行政処分を受けました。

 

 

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/05/08/07_01.html

宅地建物取引業者に対する行政処分について/東京都

 

 

AMBITIONのその後

設立から15年以上に渡って不動産関連事業を幅広く展開してきた株式会社AMBITIONは、2021年9月に商号を株式会社アンビションDXホールディングスに改め、改革の道を辿ることになりました。
企業名にDXを入れたのには大きな意味があります。
デジタル化が進まない不動産業界にあってデジタルトランスフォーメーション(DX)に積極的に取り組んできたことから、将来を見据えて社名に追加した背景があります。
リアルとデジタルを一つにするデジタルプラットフォーマーの実現に取り組んでいます。
ワンストップで合理的・効率的な不動産ビジネスにより、快適なサービスの提供を進めている企業です。
DXによる抜本的な改革は、顧客へのサービスの質の向上にも繋がっています。

 

 

オンラインで業務を進められるのは便利だ。

 

 

エコシステムとの連携でコンソーシステム構築、またお部屋探しから契約までの一連の業務をすべてオンラインで完結できるサービスの提供も可能になりました。
個別に管理されていたデータを、データ統合基盤活用により顧客に合わせた最適なサービス提案に繋げています。
中核事業の安定化にもDXは欠かせないもので、様々な取り組みを実施します。
業務システム内で電子契約システムを構築し、効率アップを図ると共にエコシステムのブロックチェーン技術を活かし、入居者サービスの円滑化も図っています。
これまで行ってきた数々の業績で培ってきた経験とノウハウによってさらにデジタル化は進み、サービスの品質向上も期待されます。

 

 

https://am-bition.jp/dx/

DXへの取り組み/株式会社アンビションDXホールディングス