日本を代表するたこ焼き屋のイメージが強いけど、実は色んな事業展開をしているあの会社。

ホットランドについて

タコ焼きと言えば大阪のイメージがありますが、関東のたこ焼きチェーンとして名を馳せたのが『築地銀だこ』で、その運営企業が株式会社ホットランドです。
全国で高い人気を誇る築地銀だこはもちろん、たい焼き『銀のあん』、アイスクリームの『COLDSTONE』など、飲食店のフランチャイズ展開で大きな実績を残しています。

1991年に群馬県桐生市で設立されました。
当初はたこ焼きではなくアイスまんじゅうを横浜中華街で販売し、注目を集めました。
全国でアイスまんじゅうを販売、収益を上げながら和食のフランチャイズについて市場調査を進めていきます。

 

 

たこ焼きが大人気だ。

 

 

1997年に、現在の主幹チェーンとなる築地銀だこ1号店を群馬県笠懸町にオープンしました。
翌1998年にサンモール中野に東京1号店をオープンし、翌年には50店舗にまで店舗数を拡大します。
2000年には国内200店舗を達成するとともに、築地銀だこ内でたい焼きの販売も開始しました。
2004年には香港に海外1号店をオープンさせ、事業を大きく拡大していきます。
その後、たい焼きチェーンの銀のあんをオープンさせるなど、たこ焼き以外の店舗も開店していくことになります。

東日本大震災後には被災地での炊き出しなど、復興支援にも尽力して賞賛を集めました。
2014年にはアメリカの『COLDSTONECREAMERY』の日本国内のフランチャイズ権を持つ会社を完全子会社化します。
2015年には事業のさらなる拡大を目的に、東証マザーズ市場に上場を果たしました。
国内・海外ともに店舗数を拡大していき、国内トップクラスの飲食フランチャイズ企業として業績を伸ばしています。

 

 

http://www.hotland.co.jp/

TOP/株式会社ホットランド

 

 

ホットランドの事業内容

創業から約30年の株式会社ホットランドは、飲食店のフランチャイズ事業で高い業績を残す優良企業の一つです。
ホットランドの主力チェーンは築地銀だこで、国内では400店舗を超える大型チェーンを形成しています。
外はパリッと、中はトロッとしたたこ焼きを提供することに創業時からこだわり続け、たこ焼きを世界に広める大きな役割を果たしました。
素材へのこだわりはもちろん独自に開発されたたこ焼き機を製造するなど、他のチェーンとは一線を画した戦略で日本一のたこ焼きチェーンとして評価されるまでになっています。

 

 

たこ焼き以外のお店も人気だ。

 

 

たい焼きチェーン銀のあんでも北海道産の小豆の使用、昔ながらの製法で炊き上げた餡を使用するなど強いこだわりで商品を提供しています。
アイスクリームチェーンCOLDSTONECREAMWRYでは、他にはないオリジナルデザートしてのアイスクリームが評価されています。
他にも串焼き満天、炭焼きすき焼き北斗など飲食店を幅広く展開、お酒を提供する居酒屋の運営も行っており、飲食店としてのさらなる事業拡大に期待が高まる傾向にあります。

 

 

http://www.hotland.co.jp/business/

ブランド/株式会社ホットランド

 

 

ホットランドの初値と評価

たこ焼き『築地銀だこ』を中心に飲食店を全国にフランチャイズ展開する株式会社ホットランドは、海外にも店舗を持つグローバルな企業として活躍しています。
2014年9月に東証マザーズ市場に上場をしています。
上場時の公開価格は2110円で公募株数は81万6500株、売買単位は100株でした。

  

 

資金を上手く活用してくれることだろう。

  

  
最終初値は2074円で残念ながら公募価格をわずかに下回る結果となりました。
しかしその後は持ち直し、公募価格を上回る数値で推移していく形となっています。
上場によって得た資金は店舗数拡大のための設備投資、店舗契約などに主に充てられることになりました。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3196

ホットランド/MINKABU

 

 

ホットランドの事件

築地銀だこの運営会社として知られる株式会社ホットランドは、独自の運営方法とこだわりの商品作りで業績を伸ばしてきました。
これまでに世間を賑わすような大きな不祥事や事件の報道はありません。

 

 

新型コロナは飲食業界に大きな影響を与えた

 

 
順調に業績を伸ばしてきましたが、飲食業界全体に大きな逆風となった新型コロナ感染が拡大した2021年以降は収益は好調期よりも低下し、2022年12月期には純利益が60%以上減になることもありました。
売上高が増加しても営業利益が減になる特殊な事態がありましたが、企業努力により収益は安定傾向にあります。

 

 

https://tokusengai.com/_ct/17524065

〈ガッツリ系新業態〉築地銀だこがコロナで進化!まれに見る成功店をレポート/特選街web

 

 

ホットランドのその後

国内最大級の飲食フランチャイズ企業として長く活躍している株式会社ホットランドは、築地銀だこ他、様々な飲食店をフランチャイズ展開しています。
グループの子会社の中には、銀だこのライバルとなる大阪の大釜屋もあります。
銀だことは一味違うタコにこだわったたこ焼きには違った味わいがあり、相乗効果で収益をアップさせることに繋がっています。
一般的なたこ焼き用のたことは違い、市場から毎朝生のタコを直送し、お店で茹でて提供する形です。

 

 

 

 

お店で茹でて大粒に切ったタコが入ったたこ焼きを楽しめるのは、大釜屋の大きな魅力となっています。
銀だこ、銀のあんは中国、台湾、タイ、マレーシアなどアジア圏を中心に、海外にも多くの店舗を開設して高い人気を誇っています。
居酒屋、焼き肉店など飲食全般へと幅広い事業の展開もあり、業績は今後も上がっていくことでしょう。

 

 

http://www.hotland.co.jp/fc/

FCオーナー募集/株式会社ホットランド