介護・医療関係のヘルスケア領域で素晴らしい実績を残し続けている会社

エランについて

エランは長野県松本市に本社を置く介護・医療関連の企業です。
設立は1995年2月ですが、当時は神奈川県相模原市に本社を置いていました。

その後、事業を拡大するために現在の松本市に本社を移転しています。
エランはヘルスケア領域における「困った」を笑顔にすることを目指して事業に取り組んでいます。
ライフステージが変化する中で、ヘルスケアにまつわる悩み事や不安に直面した際、問題を解決することを使命としています。
そして少しでも多くの人が笑顔になることを目指し、幸せになれるビジネスや方法を常に模索しています。

 

 

ヘルスケアに関わる事業を展開している。

 

 
現在、エランは北海道から九州まで多数の地域にオフィスを構えています。
ほぼ全国で事業を展開している他、子会社に琉球エランとエランサービスがあります。
特にコロナ禍以降は事業規模が拡大しており、売上も年々上昇傾向が続いています。
少子高齢化が進む日本ではヘルスケア領域そのものにも伸びしろがあるため、今後も要注目の企業と言えます。

エランの事業内容

エランの主な事業はヘルスケア分野が中心ですが、大きく分けてCSセットと関連事業の2つに分類できます。
CSセットを中心に、他の事業を多面的に展開するビジネスモデルです。
CSセットは、病院に入院する患者さんや施設の入所者、家族らが手ぶらで入退院・入退所したり、面会したりできるように日常生活品をレンタルできるサービスです。
エランを代表する主要事業であり、日額定額制という手軽さから全国にある2,000以上の医療機関・介護施設で導入されています。
CSセットに関連したものとして、入院費・介護費の保証サービスや、トラブル保証サービスも提供しています。

 

 

患者さん自身やご家族へのサービスがある。

 

 
lifteというブランドを立ち上げ、オリジナルの患者衣を展開しています。
他にも入退院・入退所に特化した悩み相談サービスや、CSセットに含まれる介護用品の通販事業も手がけています。
エランは設立当初に寝具の販売を行っていましたが、2006年に介護関連事業へ経営資源を集中させています。
そのため現在は寝具関連の事業は行っておらず、ヘルスケア関連に特化しています。

エランの初値と評価

エランは2014年11月に東証マザーズ市場へと上場を果たしています。
その翌年には東証一部へと鞍替えし、現在はプライム市場に上場しています。
上場時の主幹事は野村證券で、公開価格は1,750円に設定されました。
一方、上場時の初値は2,980円で、公開価格を70%ほど上回る騰落率を記録しました
これにより、エランは約20億円の資金調達に成功しています。

 

 

上場に莫大な資金調達に成功した。

 

 
公開価格をベースにしたPERは21.19倍でしたが、初値のPERは36.08倍にまで上昇しました。
PBRは6,48倍から11.03倍と、約4.5倍ほど伸びています。
エランのIPO当時、話題性はあまり大きくはなく盛り上がりに欠ける案件とされていました。
しかし、事業の成長性が評価された他、ロックアップがかかっていることから初値は大きく伸びました。
こうした実情から、結果的に高く評価されたIPO案件と言えます。

 

 

https://minkabu.jp/stock/6099

エラン/MINKABU

  

 

代表について

エランの代表取締役を務めるのは、会長兼CEOである櫻井 英治氏と社長兼COOである峯崎 友宏氏です。
この2名による体制のもとで組織を運営しています。
CEOの櫻井氏は、ホンダクリオ相模原(現在のホンダカーズ神奈川西)や、日本コロンビアDCS販売などでの勤務経験がある人物です。
現在のエランの創業者でもあり、1995年に同社を設立しました。
創業時の寝具販売事業からCSセットサービスへと事業転換を決断したのも櫻井氏です。

 

 

成功へ導いている人物だ。

 

 
同氏はエランを設立後も精力的に活動し、エルタスクの代表取締役などを兼任した他、琉球エランの代表取締役社長を務めています。
COOの峯崎氏は、税理士事務所での勤務経験を有する人物です。
エランには2003年に入社し、営業部長や同社の取締役、エルタスク・エランサービスの取締役などを務めた経歴があります。
そして2022年4月からは社長執行役員兼COOを務め、CSセットサービス事業の拡充を目指しています。

 

 

 

 

会社口コミや従業員情報

エランは1995年の創業以来、500名を超える従業員を抱える企業に成長しました。
従業員の平均年収は557万円(2022年)で日本全体の平均よりも高く、介護サービスや医療機器関連の中では平均的な水準となっています。
規模の大きな企業であるため、福利厚生は充実しています。
従業員の平均年齢は30代前半で、比較的若い方が多いことが伺えます。
そんなエランですがフレックス制度を導入しており、従業員が働きやすい環境を整えています。

 

 

働きやすい環境で素晴らしい人材が多く育っていくことを期待したい。

 

 
実際に同社で働く従業員には、フレックスのおかげで働きやすいと評判を呼んでいます。
家庭の都合や仕事の進捗状況に合わせ、フレキシブルに働けるのが強みです。
平均残業時間は1ヶ月あたり17時間となっており、あまり残業がないことが分かります。
1日平均1時間未満なので、他の企業と比べても短めです。
実際に働いている従業員の口コミでも、残業が少ない・夜遅くまで残る人は多くないという評判が見られます。
フレックス制度の評判と合わせ、従業員の評価は比較的高い企業と言えるでしょう。

 

 

https://en-hyouban.com/company/10032316549/

株式会社エランの評判・口コミ/ライトハウス