ソフト面でもハード面でも多くの実績と高い評価を得ている港区にあるあの会社。

フィックスターズについて

現代の社会では、コンピューターを有効に活用することが

ビジネスでの成功の大きなポイントとなっています。
東京都港区に本社を持つ『株式会社フィックスターズ』は、

Cellやマルチコアソリューションの製造・販売及び開発を行う日本の企業です。

2002年8月に横浜市で有限会社として創業され、

翌年に資本金を増やし株式会社へ変更と同時に本社を東京に移しています。
2004年からは、現在の主力事業となっているマルチコア技術開発部を立上げ、

Cellプログラム開発に取り組んでいきます。

  

  

アメリカのIT企業を買収し、さらに成長する事となる。

 

 

その後も、アメリカのIT企業の全事業を買収してアメリカに子会社を設立することで、

業績を着実に伸ばす方向へと進んでいきました。
2014年に満を持して東証マザーズに上場、その2年後には東証一部に市場を変更と、

右肩上がりに業績を上げています。
その後も、自動運転事業を幅広く展開する目的で、

またソフトウェア開発事業の推進を目的に子会社をグループ内に次々と設立しました。
2021年に現在の港区に本社部門を移転し、事業は順調に推移しています。

  

  

https://www.fixstars.com/ja

HOME/株式会社フィックスターズ

 

 

フィックスターズの事業内容

Cell、マルチコアソリューションの開発、販売を行う『株式会社フィックスターズ』は、

Cellの可能性を最大限に活用し、ハード・ソフト両面から商品を提供する企業です。
従来のシステムをCellを使用することで高速化、

またCellプログラムの技術をいち早く日本で普及した大きな実績を残しています。
マルチコアプロセッサーを活かした開発・製造、

コンサルティングサービスを主たる事業としています。

 

 

サービスの幅が広く、様々な実績を残している。

 

 

代表的な事業としてはソフトウェアの最適化サービス、高性能プロセッサー搭載機器の

ハードウェアの販売、量子アニーリングマシンの導入支援サービスなどがあります。
企業の根幹となる6つの製品を主力として、事業を拡大する方向に進んでいます。
M3プラットフォームは、マルチコア・マルチアーキテクチャ環境向け

ソフトウェア開発プラットフォームです。
GigaAccel180は、Cell搭載PCIExpressアクセラレータボードとなっています。
この他Linuxから事業移管したPowerLinux・YellowDogLinux・YellowDogLinuxforCUDAの3つの製品、

Cell搭載用のボードのEigerEG-2Sが主力製品です。

 

 

https://www.fixstars.com/ja/services/acceleration

サービス概要/株式会社フィックスターズ

 

 

フィックスターズの初値と評価

パソコン、モバイル機器に欠かせないマルチコアプロセッサー用のソフトを

最適な状態で稼働させるソリューションを提供するなど、日本のマルチコアソリューションの

先駆者的存在の『フィックスターズ』は、2014年に満を持して東証マザーズに上場を果たしました。
上場時の公募価格は1株あたり3450円から開始しましたが、東芝、日立など

日本を代表する大手企業との高い取引実績があり、当初から初値が高くなると予想されていました。

 

 

多くの投資家たちから注目と期待をされた。

 

 

株式の販売単位は100株からで高額になりましたが、

結果として初値は9040円と162%の大幅アップを勝ち取る結果になります。
上場を果たした2014年9月期の業績計画では、売上高は前期比62%増の約28億円、

営業利益も61%増の約4億1000万円としました。
1株辺りの利益は約202円で1株辺りの配当金は55円を見込んでいました。
その後の業績は好調で、上場からわずか2年で東証一部へと市場を変更するに至ります。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3687/ipo

フィックスターズ/MINKABU

 

 

フィックスターズの事件

IT関連の新興企業は、急激な業績の向上・成長によって金銭的なトラブルを起こす企業が

一部には存在するため、同様なトラブルを懸念する方も一部あります。
フィックスターズは創業から約20年が経過し、

業績は極めて順調ですが世間を賑わすような不祥事や事件などは現在まで発生していません。

 

 

不祥事もなく、誠実な会社のイメージがある。

 

 
逆に豊田通商の子会社と自動運転強化を目的とした合弁会社をフィックスターズが設立した時は、

その事業への期待の高さから株価が大幅反発で高値を記録する事象も起きています。
今後も新たな事業や新製品、サービスの開発のたびに注目されることになるでしょう。

 

 

https://prtimes.jp/topics/keywords/Fixstars

「Fixstars」に関するプレスリリース一覧/PR TIMES

 

 

フィックスターズのその後

2002年の創業以来順調に業績を伸ばし、東証への上場も果たしている

『株式会社フィックスターズ』は、現在東証プライム市場に区分されています。
2021年9月期に事業セグメント区分を従来の「ソフトウェアサービス」「ハードウェア基盤」から、

「Solution事業」「Saas事業」へと変更しました。
現在の業績としてはSolution事業が売上高の97%を占め、

Saas事業は3%と比率に大きな違いがある状況です。

 

 

今後の成長にも大きな期待を持ちたい。

 

 
社員の約90%がエンジニアで、ソフトウェア開発の高い技術力が同社の大きな強みとなっています。
特にアルゴリズム、ハードウェアに関する知見の深い優秀なエンジニアの多さが

高い評価を受ける要因となっています。
しかしその反面、事業規模に対してエンジニアが不足する状況にあり、

さらなるエンジニアの増員が求められています。

 

 

https://www.fixstars.com/ja/ir/faq

よくあるご質問/株式会社フィックスターズ