いち早く環境問題改善へ取り組み、世界からも期待されているあの会社
エンバイオ・ホールディングスについて
地球温暖化による環境の変化は日常生活にも大きな影響を与えており、
環境問題を改善することは世界中の大きな課題となっています。
大手企業でも地球環境に優しい製品作りを検討していますが、
環境問題を主とするビジネスの重要性も現代社会では叫ばれています。
土壌汚染対策、脱炭素エネルギーなどの地球環境を考えた事業を早くから展開する企業として
社会に貢献しているのが、エンバイオ・ホールディングスという会社です。
創業当初から取り組んでいるのが土壌汚染対策事業であり、
汚染されて処置に困った土地・土壌を有効に活用する事業を展開しています。
石油や石炭などの炭素エネルギーは経済活動に欠かせない主要なエネルギー資源ですが、
環境を破壊する大きなデメリットもあり、
使用比率を下げることは国際的な大きな課題となっています。
エンパイオ・ホールディングスでは、太陽光発電を活用した自然エネルギー事業も
主幹事業として展開しています。
更にバイオマスによる発電や水資源の開発事業など、
近年叫ばれているSDGsに早くから取り組む企業として注目されています。
今後、その高い経験値や確立されたノウハウは
多くの地域の環境改善に大きく貢献することが期待されています。
株式会社エンバイオ・ホールディングス/HOME
エンバイオ・ホールディングスの事業内容
エンバイオ・ホールディングスは、環境問題を改善する事業を幅広く展開しています。
創業当初から進めているのが土壌汚染対策事業です。
汚染した土壌の活用は難しく大きな問題となっていましたが、
汚染した土地の再開発・売却の際には土壌汚染対策が必要になります。
その対策工事、行政上の手続き、買手との交渉など、
土壌汚染対策全般のプロセスすべてを行っています。
土壌汚染対策の新しい事業として、ブラウインフィールド活用事業も展開しています。
汚染された土壌は汚染対策にも高額な費用が発生し、
そのまま売買することもできずに放置されることも少なくありません。
ブラウンフィールド活用事業では、土壌汚染のリスクを含めた金額で土地を購入後、
自社の持つ土壌汚染対策の技術を活用して改善、その後売買・賃貸を行う事業です。
自然エネルギーを活用する事業にも取り組んでいます。
太陽光発電は自然エネルギー事業として有名ですが、太陽光発電所の他に
バイオマス発電所も展開し、両方合わせて全国30ヶ所に発電所を設置しています。
自然エネルギーを有効活用することはもちろんですが、事象を展開することにより
CO2の排出を削減する効果とともに、地方の雇用創出、
展開するブラウンフィールド事業の戦略にも大きく貢献しています。
事業は国内にとどまらず、海外にも大きく展開しています。
砂漠が国の大半を占めるアラブ地方では、太陽光発電を活用した地下水の揚水事業を展開し、
水不足が深刻な国や地域の水資源確保にも貢献しています。
この他に大量に廃棄されて処分に困っているバイオマス資源を有効活用する事業も
海外で行っています。
持続可能性を啓発する事業として、エシカル消費推進事業も展開し、
新たな生産プロセスを確保するための取組を進めています。
株式会社エンバイオ・ホールディングス/事業内容
エンバイオ・ホールディングスの初値と評価
エンバイオ・ホールディングスは、2014年に東証マザーズに上場しています。
上場時の初値は1311円で、初値の倍率は2.26倍になります。
当時の公開株数は約13万株で、売買単位は100株となっていました。
環境問題に特化した事業展開に対する評価は高く、
株式市場でも大きなマイナス評価はなく、比較的安定した値動きとなっています。
新規上場したエンバイオ・ホールディングスは買い気配のまま初値がつかず/会社四季報
エンバイオ・ホールディングスの事件
環境問題に取り組み自然環境を守る大切な事業を数々展開するエンバイオ・ホールディングスは、
日本国内はもちろん海外からも注目される優良企業の一つです。
しかし、過去には産業廃棄物処理に関する不祥事も起きています。
2018年にホールディングス子会社の関東ミキシングコンクリートが、
産業廃棄物の処分を無許可で別の人に委託していたことが発覚し、
廃棄物処理及び廃棄物運搬の許可を取り消される行政処分を受けています。
その後処分取り消しは解除されましたが、
当時関東ミキシングコンクリートの所在地の千葉では、大きな話題になりました。
エンバイオHD(6092)がS安、廃棄物処理で千葉県知事から行政処分/株式市場新聞
エンバイオ・ホールディングスのその後
エンバイオ・ホールディングスは、地球環境汚染の問題解決を事業の中核として運営しています。
様々な事業を世界中で運営しており、
多くのグループ会社を含むエンバイオ・グループとして活動をしています。
土壌汚染対策では、日本以外に中国の南京市に現地法人を構えています。
土壌汚染問題は世界中で起きていて、多くの国からその技術と経験を期待されています。
自然エネルギー事業では5つのグループ会社を傘下に持ち、幅広い対応を可能としています。
今後地球環境は悪化の一途をたどることが予想され、
エンバイオ・ホールディングスの経験・知識は多くの国・地域で活用されることが期待されています。
エンバイオHDがストップ高、新浄化工法の商業利用が可能に/会社四季報