株の売買をしている人もそうでない人も、時価総額について知っておこう

時価総額ランキングとは

時価という言葉を聞くと、

回らない高級すし店の高級食材の握りの金額をイメージする人もいるでしょう。
時価というのは、その時点でのものやサービスなどの評価を表すときにも使われますが、

時価総額という言葉もよく聞くことがあります。

時価総額は株式市場で使われている用語のひとつであり、企業・銘柄の価値を表す評価額のことです。
株の取引終了時の金額を時価と言いますが、

その時価に銘柄の株式発行数を掛けた数値が時価総額になり、

数値が高いほど企業として高く評価されているという指標になります。

時価総額の高い順に表しているものを、時価総額ランキングと呼んでいます。
国内はもちろん、世界の市場でも時価総額のランキングがありますが、

名の知れた大企業の多くがランクインしています。

一般常識として覚えておきたい


ニューヨーク市場の時価総額のランキングでは、アメリカの大企業の銘柄が占めています。
『GAFA』は日本でも有名なアメリカのIT企業の通称ですが、

アメリカの時価総額ランキングでもGAFAは常に上位に位置しています。
ビジネスに欠かすことのできないマイクロソフト社も、ランキング上位の常連です。
30年前の時価総額ランキングには、マイクロソフトもGAFAもランクインされておらず、

アマゾン・ファイスブックに至っては設立すらされていない状況にありました。
IT関連企業がこの20年で急速に拡大していることが、時価総額ランキングを見ると分かってきます。

 

 

https://www.nikkei.com/markets/ranking/page/?bd=caphigh

時価総額上位ランキング/日本経済新聞

 

 

時価総額について

日本の株式市場の時価総額ランキングの上位は、アメリカほど大きく変化していません。
時価総額は、株式市場での終値(時価)に発行されている株式の数を掛けて表しています。
時価総額の大きさが会社の信用、影響力を見る指標となるのですが、

その理由は株式の売買で動く金額が大きいことと関係があります。
時価総額が大きい銘柄は、その銘柄に対して多くの投資家がお金を動かしていることになります。
発行株数が多くないと時価総額も大きくならず、株主も増える可能性が低い傾向が続きます。
株主が多い時価総額の大きい銘柄は、発行している企業に期待している投資家が多くなり、

影響力も大きくなってきます。

多くの投資家が株主となり、企業の成長に期待をしている状況になると株価の変動も少なくなり、

安定した取引が可能になります。
時価総額の大きさが重要になるポイントは他にもあります。
時価総額は企業の価値を表す指標としても用いられていますが、時価総額が高くなればなるほど

その企業を買収することが困難になり、買収されるリスクが低くなります。

 

 

買収は経営陣、社員、株主に大きな影響を与える

 

 
もちろん多くの投資家が買収目的で株式を購入すると、

時価総額が高くても買収されることはありますが、

買収を実行するためには購入前よりも高い金額で購入する必要があります。
このような状況になると、株の相場が上がり当初の目標よりも

高い金額が必要となる可能性があり、買収が難しくなるのです。
時価総額と株価が企業の価値を測る指標になると言われています。

株価だけでも企業の評価は十分に可能なように見えますが、

時価総額と株価の変動を併せて見ることが重要です。
株式は発行している企業の都合で、分割・併合を自由に行うことができます。
株式を分割すると一株の金額が下がり、投資家が購入する際に投資しやすくなるため、

企業側が意図的に行うこともあります。
分割をすると一株あたりの金額は下がり、表面上の株価は下落したように見えます。
逆に株式の併合を行うと一株の金額が大きく上昇し、

株価が上がったように数値上は見えることになります。
このように株価の変動だけを見ると本来の価値が分からなくなることもあるため、

時価総額を指標として活用することが求められるのです。

 

 

https://doda.jp/companyinfo/contents/finance/003.html

時価総額って何?時価総額が上がっている会社は社員にいい会社?/doda

時価総額が大きい日本企業5選

日本国内で株式投資を行う場合、

日本の株式市場に上場している企業の銘柄を購入することが基本になります。
時価総額の高い上位にランキングしている企業は、

日本に在住している人は誰もが知っている有名企業ばかりです。
日本の市場で時価総額トップにランキングされているのは、

日本が誇るトップ自動車メーカーのTOYOTA自動車です。
株価も常に高額を維持し、総額では2位に2倍以上の差をつけるほど群を抜いています。
ここまでになると、今後もTOYOTAのトップを脅かす企業が出てくることはないかもしれません。

 

 

ランキング上位は有名企業ばかりだ

 

 

ランキング2位は長くNTTの指定席となっていましたが、

自動制御機器の大手キーエンスが近年は2位へと上昇しています。
時価総額増加率でも2位と、企業としての成長とともに時価総額を高めてきました。
3位は音響機器、ゲームメーカー大手のソニーグループがランクインしています。
ソニーは、ゲームハードPS5の人気の高さからランキングが上昇しています。
4位には、長く2位を維持していたNTTグループがランクインしています。
ランキングが下がったとは言え、変動率は低く安定した銘柄として評価されています。
5位はリクルートホールディングで、メインの就職情報以外にもブライダルやトラベルなど、

様々な情報のツールとしてユーザーから評価されていることが、

時価総額をアップさせる要因となっています。
トップ5には漏れてしまいましたが、ソフトバンクグループも市場での評価は高く、

トップ5に戻る可能性が示唆されています。

https://diamond-rm.net/glossary/75122/

時価総額とは?企業の価値は株価ではない?時価総額から何がわかるのか徹底解説!/DIAMOND Chain Store