資産運用先として話題のQQQって何?人気の理由はなんでしょう?

QQQとは

資産運用と言えば株式投資をイメージする人が多いと思いますが、

日本の株式市場よりも海外の株式市場の方が利益率が高い商品が多くなっています。
アメリカのETFを利用して投資をする人も増えていますが、

QQQを資産運用に活用することが注目されています。

QQQは、アメリカ株式市場NASDAQの

上場企業株の時価総額トップ100に位置する企業の指数の名称です。
ただし、金融関連企業が含まれていない点が特徴です。

 

 

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QQQの正式名称は、インベスコQQQトラストシリーズ1と言います。
設定されたのは、1999年でアメリカジョージア州に拠点を置いている

インベスコ社が手掛けるETF商品です。
ナスダック100指数との連動を目指したETFで、

日本でも活用する投資家が存在します。
パフォーマンスの高さもあって本国アメリカはもちろん、

日本でも人気のETF銘柄の一つになっています。
人気の米国ETFランキングで、上位の5位にランクインしています。
QQQは、長期保有をする投資家が比較的多いETFとして知られています。
近年右肩上がりの上昇曲線を描いています。

 

 

https://fisco.jp/media/qqq-about/

【特集】QQQとは?株価や投資方法についても分かりやすく解説!/Invest Navi by FISCO

QQQの構成銘柄

数ある米国ETFの中で安い運用コストで投資が可能なQQQは、

三大ETFにも劣らない期待が持てるETFと言えます。
QQQには、いくつかの特徴があります。
俗にいうアメリカの巨大企業GAFAやマイクロソフトなどのハイテク企業に対して、

分散して投資をすることが可能です。
運用コストの安さも特徴で、

キャピタルゲインに期待するファンドとしても挙げられています。
QQQを構成する銘柄のうち、

ハイテク分野の銘柄は全体の約65%を占めています。

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上位を構成する銘柄は、2021年9月時点では次のようになります。
アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックとGAFAはすべて含まれています。
パソコンを一般に普及させたマイクロソフト社の株も、構成銘柄に入っています。
この他、電気自動車の開発で知られるテスラ、

IT関連のアドビ、ペイパル、エヌビディアが銘柄に含まれます。
QQQは100社で構成されていますが、

GAFAとマイクロソフトだけで40%に達しています。
今後も増収増益が期待できるハイテク銘柄が中心となっているQQQは、

商品として大きな価値があると感じます。

 

 

https://www.nikkoam.com/products/etf/we-love-etf/nikko_etf/faq01

米国上場のQQQに対して、東証上場のNASDAQ100連動ETFのメリット・デメリットは?/Nikko Asset Management

 

 

QQQのセクター比率

アメリカの経済の中心となっているGAFA、

マイクロソフトが構成銘柄の中心となっているQQQは、

確実性の高いETFとして日本の投資家も注目しています。
経費率も0.2%と低く低コストで投資が可能になっています。
GAFAを代表としたITに関連する企業が投資対象の中心ですが、

構成するセクター比率は以下のようになります。

IT情報技術が約48%、通信サービスが約19%、

一般消費財が約18%になり、トップ3で約85%を占めています。
中でもIT情報技術だけで半数の50%近くを占めているところが、

他のETFと一線を画しています。
アップルが約11%、マイクロソフトが約10%と、

2台パソコン企業で20%近くを占有しています。
通販最大手のアマゾンが約9%、

フェイスブックが約4%という高い比率になっていました。
近年成長著しい、IT関連の企業は株式市場でも高い指数を維持し、

ハイリターンの銘柄になります。
つまり将来性が不透明な他のセクターよりも、

IT関連の投資が選択肢として優れていると感じます。

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QQQのメリットデメリット

ハイテク企業の銘柄を中心としたQQQは、

米国ETFの中でも安定した配当が得られることで日本でも知られています。
TQQQというETFもあり、NASDAQと連動している点は同じですが、

TQQQは値動きが3倍でハイリスクハイリターンな商品で安定性に欠けるため、

日本の証券会社ではQQQを主に取り扱っています。
今後活用する人が多くなると予想されるQQQには、

いくつかのメリットが存在します。

 

 

メリットとデメリットを見てみよう

 

 
まずトータルリターンが大きいというメリットが、一番に挙げられます。

投資商品の一定期間内の総合収支を表すトータルリターンは、

投資を判断する基準として活用されます。
一般的に知られるSPYのトータルリターンが、

3年から10年の間で約17%に対し、QQQは22~25%と高い数値を弾き出しています。
アメリカの主要なハイ的企業に分散して投資することが可能な点も、大きなメリットです。
GAFAはもちろん、ベンチャー企業のテスラにも分散投資することができます。
IT関連が多く、将来性の高さもメリットと言えるでしょう。

QQQにもデメリットはもちろん存在しています。
成長株が多く、高配当が期待できる反面、

期待値を上回らない場合のリスクが大きいというデメリットがあります。
初心者でも購入可能なQQQですが、他のETFに比べると日本で4万円前後と高く

ハードルが高い点もデメリットとなります。
メリット・デメリット双方を理解し、投資運用する必要があります。

 

 

https://zuu.co.jp/media/stock/what-is-qqq

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