医療従事者の中にその名前を知らない人はいない?医療業界をけん引する会社。

メドピアについて

日本には約30万人の医師が従事していると言われていますが、

日本の医師の1/3の約10万人が登録・参加している「メドピア」は、

医師・医学生専用のWebサイトとして誕生しています。
設立は2003年で情報の共有により、

医療レベルと知識の向上を目的に高い志を持った若手医師数人によって立ち上げられました。

設立当初の名称は「ネット医局」で、翌年に株式会社化しています。
2006年に名証を「NextDoctors」へと改称、登録者数を徐々に拡大することになります。
その後、数々の提携などを経て2014年6月には東証マザーズに上場を果たしています。

 

 

医療従事者間のコミュニケーションは大切だ。

 

 
オンライン医療相談サービスの「Firstcall」の運営企業であるMediaplatの子会社化などを経て、

2018年には大手ドラッグストアチェーンのスギホールディングス資本業務提携を締結しました。

その後も他社との業務提携、子会社化を継続し、

2020年には医師専用の人材紹介業務も開始しています。
同年には東証マザーズから東証一部へと市場を変更し、

2022年にプライム市場への移行など、上場場所を変更しながら業務を拡大しています。
医療従事者間のコミュニケーションが向上することは医療提供の形を大きく変化させる契機となり、

オンライン診療の活性化など現代のニーズに合わせた医療サービスの提供に

大きく貢献する企業となっています。

https://medpeer.co.jp/

TOP/メドピア株式会社

メドピアの事業内容

医師、薬剤師、医学生などの医療関係者専用のWebサイトを運営する「メドピア」グループは、

医療サービスの向上を目的として生まれました。
医療現場の業務効率化のサポートを行う「医療機関支援プラットフォーム」、

医師・薬剤師に向けたコミュニティサービスの「集合知プラットフォーム」、

健康保険組合、企業の人事部門などをクライアントに持っている「予防医療プラットフォーム」の

3つを主として展開・運営しています。

 

 

多くの情報が集まるのはメリットが多い。

 

 

日本の医師の19以上が登録する医師専用のWebサイト、全国の医師の症例経験や

口コミなどが集合知として共有できるなどの大きなメリットと特徴があります。
厳重な会員認証により、良質で安全なコミュニティを形成しています。
メドピア、メドピアキャリア、メドピアキャリアエージェントは

医師向けのサービスを目的としたプラットフォームです。
医師の経験値を共有することはもちろん、医師の求人情報を迅速に受けることも可能です。

またクリニックサポートは開業医を目指す医師の開業・経営支援サービスの情報サイトで、

開業に必要な情報をいち早く共有することができます。
ヤクメドは全国の薬剤師さんの専用コミュニティサイトで、

医薬品の情報や過去事例などが共有されています。
他にも、クリニック・薬局向けサービスのKakari、KakariforClinic、

やくばとや医療事務、介護施設専用のサイトなど、医療全般の情報サイトを幅広く展開しています。

 

 

https://medpeer.co.jp/service/

事業内容/メドピア株式会社

 

 

メドピアの初値と評価

医療従事者向けのソーシャルサービスサイトを展開している「メドピア」は、

2014年に東証マザーズ市場に上場しました。
公募価格は4000円で公開株数は約27万株、売買単位は100株となっていました。

 

 

良好なスタートにより、より改善させることができた。

 

 
初値は9250円と公募価格のプラス5250円、131.3%の大幅プラスという良好な結果となりました。
株式上場による調達資金はサイトの活性化、会員獲得に要する費用及び人材育成に必要な人件費、

事業拡大に伴うオフィスの開設費用などに充当されています。

 

 

https://minkabu.jp/stock/6095/ipo

メドピア/MINKABU

 

 

メドピアの事件

医師、医学生向けの医療情報サイトとして知られる「メドピア」は、

設立から約10年の2014年に東証マザーズに上場、2020年には東証一部への上場を果たしています。
世間を大きく騒がすような事件や不祥事はこれまでに起きていませんが、

上場している株式市場では株価の急落が投資家の間で大きな話題になったこともあります。
2014年に満を持して東証マザーズに上場を果たしましたが、

上場後約3年間に渡って株価は低調な数値で推移していました。

 

 

低迷が続いたり、上昇や急落など度々話題となっている。

 

 
上場当初は925円だった株価は、2015年の一時期200円を割る価格にまで急落してしまいます。

その後はやや持ち直したものの、

2016~2017年は400円以下の金額が続く長い低迷期を迎えていました。
その後、様々な業務提携などによる好材料が増えてきた結果、

2020年の東証一部への市場変更などもあり、一時は8800円台にまで上昇することができています。
1年くらいの短期間で株価が9倍にまで上昇しましたが、この急騰に反動が起こり、

2022年委株価は再び急落します。
これには、この期の業績が振るわなかったことも大きな要因と考えられています。

 

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000010134.html#:~:text=%E3%83%A1%E3%83%89%E3%83%94%E3%82%A2%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

東京証券取引所市場第一部への上場市場変更に関するお知らせ/PR TIMES

 

 

メドピアのその後

医師・医学生専用の情報ツールとして立ち上げられた「メドピア」は、

医師の1/3が登録しているWebプラットフォームで、2014年の上場以降順調に業績を伸ばしてきました。
東証マザーズ市場に上場をした2014~2016年にかけては、

売上・利益共に期待ほどの成果が得られなかったこともあり低迷していました。
しかし、2017年以降はスギHD、リクルートメディカルキャリア(リクルートグループ子会社)、

EMシステムなどとの業務提携により、黒字化に成功して右肩上がりで業績はアップしています。

 

 

今後も医療業界に良い影響を与え続けてくれることを期待する。

 

 
実績を比較してみると2016年度は売上高約10億円、営業利益約6000万円という結果でしたが、

2021年度は売上高約74億円、営業利益約18億円と売上高は約7倍、

営業利益は約30倍と大幅に成長と向上を果たしています。

メドピアは医療関連の情報サービスと人材紹介サービスを主としており、

コロナ禍で医療従事者の需要が大きくなったことが業績のプラスに繋がりました。
医師、医療従事者のこれまでに培ってきた経験や知識を共有することのできる

Webプラットフォームとして、需要は拡大しています。
予防医療プラットフォーム、集合知プラットフォーム、

医療機関支援プラットフォームの3つを展開し、医療業界のレベルアップをけん引する企業です。

 

 

https://www.talent-book.jp/medpeer/stories/51883

「パーソナライズ」と「リアル×デジタルの融合」──メドピアが新たに挑む、製薬企業・医療機器メーカー向けマーケティング/talent book