投資家としてのIPOで儲けるための基礎

投資するにはIPOの特徴を知ることが重要

IPOは上場する会社が、証券取引所で新株発行をするために利用されます。
上場時に出る初値が発表される前に、一時的な株価として公開価格で投資家から出資してくれる人を集めることから始めます。
この公開価格が出された時点で需要が大きいと、上場時の初値が大幅に上昇することが推測されます。
公開価格が決定されるのは、ブックビルディングという調査の内容によって決定するようです。
IPOの購入希望者を調査し、希望株価や希望株数の多さの度合いで公開価格が決まることとなっています。

 

投資家がIPOを始めるにあたって

IPOの投資は副業でもでき、それによって高額の利益を得ている人が多くいると言われています。
IPOを始めるには、もちろん証券会社の口座を用意する必要があります。
IPOに必要な資金はかなりの金額を有し、100万円程度は必要だと言われています。
有名銘柄への投資となるとたくさんの方が興味を示し人気の銘柄となるため、大きな利益を生むことも少なくはありません。

 

投資家がIPOで儲けるための方法

IPOは株の初心者が安心して利用できるもので、確実に利益を得るためにも利用できるものと考えられます。
まずはIPOのブックビルディングで、希望する株価と株数を申告し、公開価格が決まるまで待ちます。
公開価格分の資金を証券会社の口座に入金し、IPOの抽選に参加します。
抽選に当たったら、IPOを買うことを表明し、購入を確定させます。
その後、初値が公開されたら株価を確認して、すぐに売却することで利益が得られます。
短時間で大きく儲けたいと思えば、この初値売りと呼ばれる方法が最適でしょう。
ですが1点注意が必要です。
同じタイミングで売却を決断する方も多いため、売却時点での金額よりも実際の取引の株価が低くなってしまうことも予想されます。
大幅に下回ることはないため、焦って売却を進める必要はありませんが、売却を決断するギリギリの株価となってしまった際には注意をする必要があるでしょう。
あらかじめ保持し続ける目安と売却の目安を決めておくことをおすすめします。

また、どのIPOでも多くのものが公開価格よりも初値が高くなる傾向にあります。
抽選制になっているのは、IPOが確実と言って良いほど儲けられるものであることから人気が高まったことが背景にあるとも言えます。
近年の証券会社の取り組みには抽選にはずれてもポイントがたまり、次回の抽選では通りやすくなるなどの仕組みもあるようです。
証券会社ごとに配分される株数は限られているので口座が多くあると抽選に当たりやすい点に注目すると、証券会社の口座を多く開設すると抽選に当選しやすくなると考えられます。
同じIPOを複数の証券会社から申し込んではいけないという決まりはないので、各証券会社ではこのような方法でも安心して利用できるようになっています。