IPOとは? (新規公開株) 実際に購入するには

IPOは新規公開株とも呼ばれ、対象企業が資金調達のために特定の人に対して公開する株式のことです。

 

IPO 株式を公開する目的は?

IPOの目的としては、まず株を投資家に売り出し、証券取引所に上場して誰でも購入できるようにするために公開されます。
このIPO株を購入しようと思えば、株を購入する権利を抽選によって手に入れる必要があります。
投資家から見れば、この方法は上場する前に株を保有しておいて、上場する日になれば売却して利益を得るという行為が行われます。
株を購入する権利は、信用のある証券会社から公正な抽選によって選ばれます。

IPO株を手に入れるのにまずやること

IPO株を購入するためには、まず証券会社の口座を作る必要があります。
証券会社によっては抽選の方法が異なるので、当選しやすい会社があるようで、そこで口座をつくると購入しやすいと思われます。
証券会社の特徴は各社で異なるので、その違いをよく確認して口座を作ることをおすすめします。
複数の会社で口座をつくれば、当選する確率は上がると言われています。

IPO株のしくみ

IPO株の抽選を受けるためには、証券会社の口座を作らなければ受けられません。
株の取引はどの証券会社でもできますが、IPO株に関しては最初に該当企業の株式配分が決まっているのです。
IPO株を購入するには、IPO株の割り当てがある証券会社の口座を持っておかなくてはなりません。
IPOに当選しやすい証券会社は、多くの株が割り当てられた証券会社が当選しやすいと考えられます。

例えば、ある会社がIPO株を1万株売る場合、A・B・Cの各社がそれぞれ6,000・3,000・1,000の配分を受けたとします。
この時当選しやすいのはA社ですが、B社とC社にも当選の可能性があります。
当選確率を上げようと考えれば、A社だけでなくB社とC社にも抽選を申し込むべきと考えられます。
ちなみに、この時最も配分が多いA社は主幹事と呼ばれることになります。

実際に購入するには

抽選を受ける前に、IPO株の情報を調べておくことは必須のものと考えられます。
企業情報とスケジュールを確認し、会社の特徴を知っておくべきでしょう。
急成長するような企業であれば、初値が高くなると言われています。

実際に購入する際には、申込期間の間に抽選の申し込みをします。
申し込み時は入金が必要になることを忘れないように注意しましょう。
抽選日に当選することで、IPO株を手に入れることができます。
上場日に初値が高ければ、その時にIPO株を売ることでかなりの利益が得られるようになります。