みんなの健活、健康だとキャッシュバックを提供する明治安田生命保険相互会社とは

保険会社としての歴史、創業者等

前身の安田生命の誕生は1880年で、当初は「共済五百名社」という変わった名称でした。


一方の明治生命は、翌年の18881年に有限会社として誕生しています。
1976年には保険業界初の試みとしてアメリカに進出、「パシフィックガーディアン生命保険株式会社」の経営に参加をしています。

その後は景気の変動などによる紆余曲折を経て、2004年に明治生命保険相互会社と安田生命保険相互会社が合併し、現在の「明治安田生命保険相互会社」が誕生しました。

2007年には、三菱東京UFJ銀行と中小企業向けの業務において提携をしています。

また合併を契機に海外進出を積極的に展開、2010年にはドイツ・インドネシア・中国の各企業との業務提携を次々と結んでいます。
高齢化が進む日本国内での新たな事業展開として、介護事業にも参加をしています。


2012年に介護付き老人ホームを運営する「株式会社サンビナス立川」の株式を過半数取得し、介護事業運営に本格的に進出を果たしました。

大手生命保険会社明治生命と安田生命の合併により誕生した「明治安田生命保険相互会社」の前身の創業者についてですが、まず明治生命の創業者は阿倍泰蔵氏という方です。

阿倍泰蔵氏は江戸時代末期の1849年に、現在の愛知県にあたる三河の国で藩の医師の子供として産まれました。

今の慶応大学の前身である慶応義塾で蘭学などを学び、明治政府誕生後生命保険事業の先駆者として明治生命を創立しました。

一方の安田生命の創業者は安田善次郎という方になり、富山県富山市で1838年に生まれました。

奉公人として当時の江戸で仕事を学び、両替商として25歳の時に独立して金融業のノウハウを作り上げていきました。

そして1880年に安田生命(創業時 共済五百社)を創立、その後は損保事業も続けて立ち上げた保険業界の祖と呼べる方であったと思われます。
また安田財閥の創始者としても知られている、偉大な人物であったと考えられます。

保険商品は高度化されている。
保険商品は高度化されている。

保険会社の統廃合は多くなる

近年は大手生保会社同士の合併もあり、昔とは少し馴染みの違う名称に変わった会社もあります。
「明治安田生命保険相互会社」も、大手保険会社の統合により現在の名称になった生命保険会社の一つです。
こちらは主に生命保険・年金保険などの商品を販売することを主事業として行っています。

現在は株式会社ではなく、保険業界では主流の相互会社として運営がされています。

本社は東京都千代田区丸の内にあり、創業は安田生命としては明治維新からしばらくしての1881年(明治14年)で、日本で最も古い生命保険会社として知られています。

会社の総資産額は39兆7925億円になり、基金総額は9300億円にもなります。
大きな特徴は従業員数が約43000人で、契約者数は約650万人という巨大保険会社であるところです。

支社・開発部が94で、営業所は日本全国に1000を超える数があります。
法人だけでも19にもなります。

4大生保の一画を担う大企業で、明治生命・安田生命時代からの結びつきにより、メガバンク2行(三菱UFJフィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループ)との結びつきを持つことで、幅広い販売網を誇ります。
損害保険会社を子会社として持っていて、保険事業の総合企業として国内では欠かせない存在になっています。

またプロスポーツの発展にも大きく関与していることから、Jリーグのタイトルパートナーとして参加をしていることが評判を高める一因となっていると考えられます。

商品の特徴は

「明治安田生命保険相互会社」の生命保険商品の主力が、「ベストスタイル」という商品になります。

一般的に主契約に特約を付ける形が生命保険では取られていますが、こちらの商品は主契約がなく必要な保障だけを組み合わせて契約できる点が大きなメリット、と言えると思われます。

高額な治療費が必要な短期入院などのときに、大きな効果を発揮すると考えられます。

入院治療保障特約が、このベストスタイルの一番のメリットと思われます。
一方のデメリットは、特約の更新期間が10年と他社に比べて短い点です。
また手術特約が定期タイプしかなく、更新のたびに保険料が上がってしまう点もマイナスです。

複数の特約を組み合わせることができる反面、一つだけでの加入ができないところもデメリットと考えられます。

今後の取り組みについて

「明治安田生命保険相互会社」では、少子高齢化の日本の未来に対応した先進的な取組を行っていると思われます。
一つはダイバーシティ&インクルージョンの推進です。
ダイバーシティフォーラムの開催や、ダイバーシティ推進週間の実施などを観ても、中高年齢者・障害者・女性が働きやすく活躍できる職場環境を整える風土情勢に、積極的に取り組んでいることが推察されます。

また女性管理者登用候補者を選定・登録して職務に応じた研修を行い、能力と意欲のある管理者の育成に取り組んでいることからも、先進的であると考えられます。

保険業界のトップリーダーとして推進するために、「明治安田生命保険相互会社」では新たな戦略を発表しています。

その内容から、今後の展望が見えると思われます。
少子高齢化が進む日本の中では、民間の生命保険会社の役割は今後はますます重要になってくると考えられます。
生活スタイルの多様性も今後は更に高くなり、保険商品も時代に合わせた柔軟性が求められ、幅広い商品開発に重点を置いていると方針からは想像されます。
また医療保険・介護保険においても、フレキシブルで柔軟な商品開発を心がけていると思われます。

高くなり、保険商品も時代に合わせた柔軟性が求められ、幅広い商品開発に重点を置いていると方針からは想像されます。
また医療保険・介護保険においても、フレキシブルで柔軟な商品開発を心がけていると思われます。