あまり知られていないメルカリの歴史、実業家特集「山田進太郎」

メルカリの歴史について

メルカリは、日本及びアメリカにサービス展開を提供しているフリマアプリで、この名称は、ラテン語で商いするという意味を持っています。
メルカリがここまでの成長に至った理由は、市場の見立て、人材戦略、資本政策がずば抜けている点が挙げられます。
市場の見立ては、誰でも知っている販売形態である事、スマートフォンのアプリで写真掲載を行う事でスムーズな購入システムを作った事です。
人材戦略は、得意分野を活かした適材適所の人材配置が上手く機能している事です。
資本政策は、大型の資金調達及び上手に資金を使用した経営戦略が結果を出し、ユーザやダウンロード数を伸ばしている事です。

メルカリの発足、全ての始まりはここから

メルカリの発案者である山田進太郎氏は、世界中で使われる物を何かやりたいという思いから製作しました。
メルカリの発足に辺り、山田進太郎氏が歩んできた経歴は、大学卒業後にウノウという会社で、世界で使われるインターネット・サービスを創るというミッションを実行していました。
その際にフォトシェアリングサービス、ソーシャルゲームを成功に導いたのですが、山田進太郎氏は自分に満足のいく結果が得られず、世界進出には時間が掛かる感覚を持っていたと言います。
そして同時期に米国大手のZyngaからの買収があった際に、Zyngaのパブリッシング力の方が世界に近いと判断し、会社の独立性と会社ミッションを天秤に掛けて1年半の時を過ごし、そして自ら、会社を立ち上げる決心をします。
メルカリは、商品を出品する人と、買い手という個人を繋ぐC2Cサービスです。
元々、山田進太郎氏はネットサービスの立ち上げをしてきた経験があったため、ここに行きつくのは自然の流れであったと推測されます。
世界的にも、捨てるなら誰かに再利用して貰う、必要としているなら誰かに譲るという自然の流れの中で、このようなシェアエコノミーが必然的に増えていくと考えに及んだため、フリマアプリというアイデアに辿りついたのです。

 

あまり知られていないその歴史

2013年2月に株式会社コウゾウ設立し、同7月にフリマアプリであるメルカリの配信サービスを開始、Android版を先行に、iphone版を続けてリリースします。
そして同11月に商号を株式会社メルカリに変更します。
メルカリは瞬く間に2013年12月には100万、2014年5月には200万ダウンロードと、ユーザ数を増やしていき、2015年10月においては2000万ダウンロードになる程に成長しています。
そして2015年9月には100%子会社である株式会社ソウゾウを設立し、2016年3月には新アプリ、メルカリアッテの提供開始をします。