顔出しNG実業家No1、実業家特集「亀山敬司氏」
顔出しNG実業家No1.亀山敬司氏とは
亀山敬司氏は、日本の実業家です。
DMM.comと言えば、世間ではアダルトビデオやオンラインゲームを想像する方が多くいると考えられます。
また一方では、最先端のITをいち早く取り入れている印象があるという方もいるかと思います。
実際、DMM.comはジャンルを問わず、様々な分野を行い、様々な良い物創りをしている、ユニコーン企業です。
そしてその戦略に一手を握っている人物は、DMM.comの創業者であり会長を務めている亀山敬司氏です。
謎の人
今まで、殆どメディアや表に顔を出さず謎のベールに包まれていましたが、2010年代から会社の信用のために、メディアの取材にも登場する機会が増えてきています。
70億の買収をTwitterで行ったり、合同会社化したりと話題が多いですが、本人の希望もあり顔の公開は行っていないようです。
亀山敬司氏について
1979年に石川県立大聖寺高等学校を卒業し、その後、税理士を目指すため東京の大原簿記専門学校に入学したが、興味が無くなり中途退学をします。
そして19歳の時に六本木の外国人露天商を師事し、六本木を拠点に様々な場所でアクセサリー販売を手掛けます。
しかし1983年に姉が経営する飲食店を手伝うため24歳で帰郷し、雀荘、バー等の営業を経て、1980年代後半にレンタルビデオ店を開業したところ、これが成功する事になります。
これがきっかけで、周辺のレンタルビデオ店を吸収し、5店舗ほど運営をするなどして、徐々に業務を拡大させていきます。
しかし当時、北陸地方のレンタルビデオ業界で圧倒的シェアを誇っていた株式会社ビオシティの勢いに押されて、独立性を保ったまま傘下となってしまいます。
そしてその時から、将来、レンタルビデオ店が無くなる時代が来ると考え、製作プロダクションを立ち上げを考えましたが、現在の利益が思ったよりも小さかったため、製作費の安いアダルトコンテンツに目を付けました。
アダルトコンテンツの版権取得
そして版権を取得し、1990年にアダルトコンテンツの版権ビジネスを行うため、株式会社CAを創業します。
このアダルトコンテンツでは卸売業を通さない販売ルートの確保や販売時点情報管理の開発、無料配布によるいち早い導入が成功し、事業を拡大させていきます。
そしてインターネットが普及し始めのころからネット配信事業も開始し、1999年11月には現在のDMM.comとなる株式会社デジタルメディアマートを設立します。
更に2009年にサービス展開したFX事業からオンラインゲーム、英会話、3Dプリント事業、モバイル事業、ロボット事業など様々な分野を手掛ける大企業へと変わっていきます。