障害者ビジネスで唯一の上場企業「LITALICO」とは

LITALICOとは?

LITALICOは、障害者の支援をビジネスとして実現する日本唯一の上場会社となります。
事業所は全国各地にあり、就職を目指す障害者や就職困難者に向けた就労支援、雇用支援を行う就労移行支援事業所です。
就労支援事業所以外にも、発達障害のある子供に向けた療育や学習支援サービス、ITとものづくり教室を融合したLITALICOワンダーを運営しています。
このLITALICOの名前の由来は、利他と利己を掛け合わせたところからきています。

LITALICOの事業内容

主な事業はLITALICOワークス、LITALICOジュニア、LITALICOワンダー、Conobie、LITALICO発達ナビです。

LITALICOワークスは、主に就労支援サービスを行っており、障害を持っている方が働くためのサポートを行うサービスです。

LITALICOジュニアは、幼児から高校生までを対象に生活スキル、ソーシャルスキル、基礎学習を提供します。

LITALICOワンダーは、子供達にITを使用した最先端のものづくりを体感してもらいながら学習できるプログラムを提供します。
Conobieは、子育て中のパパママが子育てに関するあらゆる情報を得ることができるメディアで、自分らしい子育てスタイルを考える切っ掛けを与えてくれます。

LITALICO発達ナビは、ADHDやアスペルガー症候群といった広汎性発達障害に分類される障害やその他、発達障害が気になる子供の親向けに情報共有を行っているポータルサイトです

LITALICOのビジョン 障害のない社会をつくる

新規上場のニュース

LITALICOが2016年3月14日に、マザーズに新規上場することが決まりました。
LITALICOは、障害のない社会をつくるというビジョンを掲げ、障害者の就労促進を目的に2005年より創業しています。

現在の事業は、精神障害者の就労支援を行うWINGLE事業、発達障害を抱える子供達に教育を提供するLeaf事業、幼児から高校生までを対象に最先端のものづくりを体感させるQremo事業、障害を持つ親の家族が情報共有できるためのポータルサイトを行っています。

主力はWINGLE事業で全体の6割を占め、既に拠点数は全国で51、登録者数は1800人にも及んでいます。
第二の主力はLeaf事業で、全国に56拠点で発達障害を持つ子供向けプログラムを提供します。

内閣府の調査によると、日本における障害者数は787.9万人で、国民の約6%が該当するといいます。

LITALICOの経営者

LITALICOの経営者は長谷川敦弥氏です。


1985年岐阜県出身で岐阜県立多治見高校を卒業し、2008年に名古屋大学理学部を卒業後にLITALICOに入社します。

そして二年目の2009年8月に社長職を引き継ぎます。
LITALICOのように障害者就労支援を行う上場企業は、現在はありません。
正確にはあるのですが、非上場ですのでこの業界ではLITALICOが最高峰と思われます。

http://litalico.co.jp/

株式会社リタリコ