「クラウドファンディング」-共感、共鳴、共創、本来のファンディングの形

「クラウドファンディング」-共感、共鳴、共創、本来のファンディングの形」

クラウドファンディングとは、自分の思いや様々とある問題点に対する結果を、専用のインターネットを通じて、呼びかけを行います。
そしてこの呼びかけに対して共感をを得られた方から資金を集め、最終的に広く資金を集める方法を言います。

 

クラウドファンディングの歴史

クラウドファンディングはインターネットを通じて資金を調達する物ですが、

考え方のコアとなっている歴史は古く、鎌倉時代からのものとなります。
当時はインターネットは無い時代であったため、寺や建造物などの改修工事の再興を試みる為に全国各地を巡り、

信者や有志者から小額の寄付を集め、これを修復・再建費として充てました。
そしてこうした修繕で復活した場合、寄付者の名前を残している事もあります。
現在のクラウドファンディングは、インターネット決済が浸透し、

全世界で数多くのクラウドファンディングサイトが生まれているのが現実です。
日本に置いては、2011年の東日本大震災を切っ掛けに復興事業の資金調達のために一気に広がりを見せました。

 

4つのタイプ

クラウドファンディングは、資金調達の際に発生する配当や特典のあり方について。大きく4つに分類する事が出来ます。
それは寄付型、投資型、融資型、購入型です。

寄付型は、集めた資金を全て充て、配当や特典を期待しない物です。

投資型は、投資者がそのプロジェクトの利益から配当を貰う事を目的とした投資方法です。

融資型は、出資者が利子と言う形で、一定のリターンを得る方式です。

購入型は、支援者がお返しとして、権利やサービスという形で特典を受け取る方式です。

 

様々な企業がサービスを開始

クラウドファンディングA-portは購入型のクラウドファンディングサイトのひとつです。

このクラウドファンディングの考え方は多岐にわたり、広い分野で活用がされています。

例えば、新商品開発、アーティストのCD作成やコンサート運営費、建造物の修復などです。

A-portではこれらプロジェクトの起案者と支援者を分け、投資型を採用しています。

 

クラウドファンディングのリスクについて

クラウドファンディングにはリスクがあります。
支援者側のリスクには、目的額に達しても起案者の当初の見積もりが甘いなどの理由からプロジェクトが完了せず、

支援者にリターンが返却できない事があります。
この場合は起案者側に非があるのですが、クラウドファンディングの資金調達概念が新しい物であるため、

こういったリスクから支援者を守る制度がまだ確立していないのです。

また起案者側のリスクは、支援金額が目標に達したら、責任を持ってプロジェクト完了を遂行する必要があります。
もしも遂行できない場合は、自信が責任を負う事になりますので、起案者は出来るだけ正確に企画を練る必要があるのです。