世界最大の独立系モバイル広告ネットワーク「インモビ」

シンガポール・インモビとは

インモビとは、2007年にインドで創立された(本社シンガポール)世界最大の独立系モバイル広告ネットワークです。
創立より約3年間はアジアを中心にサービスの提供、顧客の拡大を図っていましたが、2010年には欧米へ進出し、ますますその業績を伸ばしています。

日本への進出も同年に果たしており、全世界165以上の国と地域における現在の同社の利用者数は4億8,500万人以上といわれており、月間約776億インプレッションの配信を行っています。

シンガポールにおけるインモビの展開を見てみると、HTML5モバイル広告を企画、開発、管理していく体制が整っており、自己管理型のプラットフォームが提供出来るようORMMA規格に従ったCrisp Engage のプロダクトを使用し、すべてのモバイルプラットフォームに共通する広告を作成・管理出来るようになっています。

こういったセルフサービス型のモバイル広告は大手企業のグーグルでさえ事業縮小を決断するほど衰退していくかに思えましたが、インモビにおいては例外であり、これからますますの発展が予測されています。

日本とのつながり

シンガポール・インモビと日本の繋がりに注目してみると、モバイル人口も多くモバイル広告の収益も十分に見込める日本において、大手企業ソフトバンクがシンガポール・インモビと2012年にモバイル広告事業ネットワークにおいて事業提携を果たしています。
これにより、スマートフォンやタブレットの普及がますます進むと考えられてるアジア圏において、それらに特化した国際的な協業を見越して事業発展を思案していると考えられます。

また、アジア諸国におけるマーケットの拡大が見込める現在、シンガポールをはじめとし、更なる事業の拡大が予想されています。

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スマホ向け広告の概要と可能性

東南アジアやインドにおける国内広告キャリア業界は未だ非常に未成熟であり、事業展開及び発展がインモビによって著しいとは言われていますが、まだまだ伸びしろが十分にあると考えられます。

スマートフォンが普及した現在、ウェブサイトがより気軽に閲覧出来るようになったため、モバイル広告事業もより国際的な展開が必須と言えますが、インモビはすでにそこに着目しており、需要に応じてリッチ広告を提供すると言った柔軟な事業展開をしています。

また国をまたがって広告を出したいという顧客のニーズも増えて来ているため、サービスの充実という点においても将来性のある分野だと言えるでしょう。

ECサイトの充実によりネットによる顧客の拡大が図れると分かっているため、それと同様の感覚でモバイル広告事業の展開によってはユーザーと接触出来る機会が増大すると予測されています。