スマホ広告からふるなびでイメージ変更、ゲーム広告メインで上場「株式会社アイモバイル」

アイモバイルの会社概要

株式会社アイモバイルは、東京都渋谷区桜丘町に本社があるインターネット事業の会社です。 設立は2007年8月で、翌月にはモバイルアドネットワーク「i-mobile」をリリースしました。 2009年には、本社を道玄坂から桜ヶ丘へと拡張のため移転をしています。 2011年1月には、PCアドネットワーク「i-mobile for PC」をリリースし、2013年3月にアフィリエイト事業部を新たに発足し、成果報酬型サービスの「i-mobile for AF」を新規リリースしました。

同年5月には本社部門を同ビルの7階から2階へと拡張のため移転し、8月には代理店事業部とコンテンツ事業部を新たに発足しました。
2014年5月に更なる拡張と展開を目指し関西支社を新設、7月に最近特に人気のふるさと納税専門サイト「ふるなび」をオープンしました。
この年には、年間売上を100億円まで引き上げることに成功しています。
2015年3月に今度は九州支社も新設し、エリアを更に拡大しています。
2016年10月には、ついに東京証券取引所マザーズ市場に上場をするまでに至りました。

アイモバイルの企業理念と行動指針

インターネット事業で、日本を中心とした世界で貢献できる企業体を目指しています。 モバイルの広告で改革を起こすことを目標にして、2007年にアイモバイルは創業され、 経営者(取締役社長)の田中氏によれば、2007年設立当初から携帯電話(ヒューチャーフォン)、スマホなどのモバイル用WEBサイト、スマホアプリ用広告配信のインターネット広告事業を長く推進しています。 会社の基幹事業のアドネットワーク事業はモバイル広告分野へ業界で最も早く参入し、国内最大規模を誇っています。 ここでのノウハウと技術を活かし、アフィリエイト・DSP・動画広告の各事業へと水平展開し拡張を続けています。 また広告事業のノウハウをフルに活かした、ふるさと納税事業サイトの「ふるなび」は、今後の業績向上が期待できる事業になると思われます。 最近はふるなびのCMが大きく出稿されブランドイメージが大きく変化しています。 新たな技術を創造し、より多くの人達が満足できるサービスの提供を使命とし、Smile・Grouwth・Team(笑顔・成長・スマイル)の3つを行動指針として掲げています。

スマホ広告の業界について

アイモバイルと同様なアドネットワーク広告には、nend(ネンド)・マイクロアドなどがあります。 nend(ネンド)はAndroid・iPhoneなどのスマホ専用のアドネットワーク広告で、スマホサイト・スマホアプリに配信することができます。 初期費用が不要で時間と曜日を広告毎に指定可能で、現在のところアイモバイルの最大の競合相手で、一方のマイクロアドは行動ターゲティング型広告配信サービスで、質の高い4種のターゲティングが可能、今後は強力なライバルとなるかもしれません。

しかしながら、スマホでの利用者は今でも増加しており、広告媒体の出稿はまだまだ拡大する傾向です。今後はAIによるマーケティングツールの最適化で更に発展していくでしょう。