何か面白い事を!エネルギッシュに成長を続ける面白法人。

カヤックについて

インターネット関連のサービスを提供する企業は年々増加する傾向にありますが、昔の企業の概念に囚われないユニークな企業として業界を賑わせているのが株式会社カヤックです。
面白法人という通称を持つカヤックの社名の由来は、設立に携わった貝畑氏・柳澤氏・久場氏の名字のアルファベットから命名されました。

1998年に学生時代の友人3人が集まって何か面白いことをやれる会社を作ろうということで、合資会社として立ち上げられました。
エスキモーが狩猟用に使用しているカヤック、日本語的に読むと火薬とも読めるので自由に水の上を走ることと爆発力を秘めていることを苗字と掛けて命名したと後に語っています。

 

 

社名には複数の掛け合わせた意味がある。

 

 

1999年7月7日に777カヤックフェスティバルをスタート、その後毎年の恒例行事となりました。
2000年にも同じく7月7日にTシャツオーディションサイトT‐SELECTを立上げます。
翌年にグループ会社CUPPYを設立しますが、ここまで新たなサービスや事業を開始する時はすべて7月7日になっていました。
2002年に本社を鎌倉に移転、運営していたT-SELECTの売却を契機に合資会社から株式会社カヤックに組織変更を行います。
2007年に新たに音声専門のコミュニティサイトKoebuを開設、これは日本初の音声専門のサイトとした話題になりました。
同年末にはカヤック初の飲食事業のDONBURI CAFE DINING bowlsをオープンしています。
2008年は携帯事業への参入、由比ヶ浜に海の家をオープンするなど異なる業種で事業を拡大していきました。

 

 

様々な事業を展開している。

 

 

2009年には、やはり7月7日に子供服専門のgood eveningブランドを設立しています。
2010年からはソーシャルゲーム事業にも本格的に参入、英雄シリーズ、僕らのシリーズの配信がスタートしました。
翌2011年は飲食事業の新店をオープンした他、キン肉マンのソーシャルゲームもリリースしています。
毎年新しいサービスを提供していますが、2012年はソーシャルゲーム3種、ネーミングアイディア販売サイト、グループチャットアプリの配布の開始などサービスの数はますます増えました。
2014年も新たなソーシャルゲームの配信を行っていますが、同年末に満を持して東証マザーズ市場に上場を果たしました。

2010年代後半の2015~2019年も新ゲームの配信、アプリ、オンラインサロンの開設など毎年5つ以上の新しいコンテンツ・サービスを提供一つの形に囚われない会社のコンセプトは貫かれています。
2021年には制作・配信するカジュアルゲーム全11タイトルの累計ダウンロード数が5億ダウンロードを突破したことが大きな話題になっています。
2022年はメタバース専門部を設立、仮想空間内のサービスの仕組み作りに取り掛かっています。
現在はゲーム配信サービスの他、認知症コミュニケーションロボットの開発やAIアプリの開発など、業種・業界の垣根を超えた新たなサービスに向けて進んでいます。

 

 

https://www.kayac.com/

TOP/株式会社カヤック

 

 

カヤックの事業内容

学生時代の友人が集まって設立した株式会社カヤックは、カテゴリーや業種の壁を超え、独自の感性でサービスを提供する個性的な集団です。
当初からの主力事業であったゲーム・エンタメ関連事業では自社ゲームの開発、ゲーム・アニメ関連受託開発、クリエーター派遣などを行っています。
またeスポーツ関連事業としては、eスポーツ大会の企画・運営、ゲーム専門のオンライン家庭教師サービス、小学生向けeスポーツ教室の運営、ゲームコミュニティの提供などが行われます。

 

 

eスポーツなどゲームの世界にも積極的だ。

 

 
プロデュース事業では多種多彩なサービスが提供されていますが、イベント開発、SNSプロモーション企画、ブランディング領域などになります。
地域に特化した街づくり事業にも積極的で、コミュニティ通貨の提供、移住促進、地域自治体の情報発信メディアの提供などで多くの自治体に貢献しています。
この他にウェディング関連事業、鎌倉地方の不動産事業、葬儀事業、木材加工業、SNS誹謗中傷対策事業など多岐にわたるサービスの提供が業績拡大に繋がる形です。

 

 

https://www.kayac.com/service/client

面白プロデュース事業/株式会社カヤック

 

 

カヤックの初値と評価

固定概念に囚われない発想力や企画力を活かしたゲームアプリ、WEBサイト制作などを幅広く手掛ける株式会社カヤックは2014年12月に東証マザーズ市場に上場しています。
上場時の公開価格は560円で公開株数は1585800株、公募株数は989000株でした。

 

 

予想を大きく上回る好調なスタートを切った。

 

 
売買単位は100株、売出株数は596800株で、初値は公開価格の2倍を大きく上回る1803円と順調なスタートを切っています。
株式公開により得た資金は、新規ゲーム開発費用及びスマホゲームに特化したゲームユーザー向けコミュニティLOBIの新機能開発の他、広告宣伝費、人材採用等に充てられる予定です。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3904

カヤック/MINKABU

 

 

カヤックの事件

神奈川県鎌倉市に本社を置く株式会社カヤックは、通称面白法人カヤックと呼ばれるなど通常の既成概念に囚われない自由な発想で事業を運営しています。
創業以来、大きな事件や不祥事の発生はありませんが、同社のある社員が柳沢社長に対して批判的な意見を社内ネットワークに書き込んだことが経営側から批判されるではなく、賞賛されたことが記事として取り上げられています。

 

 

マイナスな意見も賞賛される。

 

 
カヤックでは2010年から社長・幹部のみならず、若手社員も参加して相互評価をする360度フィードバックという活動を継続しています。
自ら設定した目標や失敗から学んだことなどを、本人及び上司が指名した4人が評価をする仕組みで、そのやりとりはすべて実名で行われ全社員の閲覧が可能です。
この取り組みによりなんでも言える風通しの良い風土が形成され、社員・会社の成長に繋がっています。

 

 

https://www.kayac.com/company/institution

制度・行事/株式会社カヤック

 

 

カヤックのその後

固定概念に囚われず、独自の方針・コンセプトで事業を展開する株式会社カヤックのサービスは多くの企業・ユーザーに貢献しています。
業種・業態に関係なく幅広くサービスを展開していることで、SDGsの取組も他社とは一線を画しています。

 

 

地域社会、自然に上手く溶け込んでいる。

 

 
従来の資本主義社会とは違う地域ならではの自然・コミュニティが大きな資本であるという地域資本主義の考えを提唱し、地域密着型のコミュニティ、自然との共生により地域と共存した企業を目指していくでしょう。
鎌倉近郊に住居を持つ社員に職住近接手当を支給、社員が地域社会に溶け込むための有効なサポートや、鎌倉オフィスの使用電力を100%再生可能エネルギー化も賞賛に値する素晴らしい取組もしています。

 

 

https://www.kayac.com/news/2021/11/sdgs

カヤック鎌倉オフィスの使用電力を100%再生可能エネルギー化しました/株式会社カヤック