設立から約30年。労務周りのシステムをリリースしている優良企業。

エムケイシステムについて

企業を円滑に運営するためには労務管理を一手に担う総務部門の充実は欠かせませんが、株式会社エムケイシステムは労務管理システムの社労夢を中心としたサービスで業績を上げています。
大阪府天王寺区で1989年に設立、設立時の資本金は500万円でした。

当初は商工業者団体向けの会計システム、労働保険事務組合システムなどを提供していました。
翌年に福岡オフィスを開設、1994年には関東営業所も開設しています。
2001年に関東営業所を東京に移転し、東京オフィスに名称を変更しました。

2006年には現在の主力シリーズとなった社労夢の第1弾の社会保険労務士事務所向けの社労夢ハウスのサービスがスタートしています。
翌2007年にSaaS方式対応のネットde社労夢の販売も開始しました。

 

 

便利なシステムを複数提供している。

 

 
2011年には企業の信頼に欠かせないプライバシーマーク認証も取得しています。
2014年に一般企業向けの社労夢CompanyEditionのサービスを開始、翌2015年に満を持して東証JASDAQ市場に上場を果たしました。
マイナンバー管理システムのマイナde社労夢のサービスが開始されたのもこの年です。

Cube事業を開始するにあたってビジネスネットコーポレーション及びビジネスネットアシストを子会社化し、準備を進めています。
2018年には子会社のビジネスネットコーポレーションで人財Cubeクラウドのサービスを開始しました。
翌年社会保険労務士法人SCSと業務支援契約締結と同時にクラウド人事労務システムDirectHRのサービス開始、新社労夢のフルリニューアルも行っています。
2020年には愛媛県松山市に松山開発センターを開設、社労夢公式RPA ShaRoboのサービスを開始するなど業績を順調に上げています。

 

 

https://www.mks.jp/company/

TOP/株式会社エムケイシステム

 

 

エムケイシステムの事業内容

社会保険労務士事務所・労働保険事務組合・一般企業向けの労務システム開発及びクラウドサービスで実績を上げる株式会社エムケイシステムは、設立から約30年の優良企業です。
社労士業務支援クラウドシステムの社労夢、一般企業向けソリューションの社労夢CompanyEdition、申請処理クラウド管理システムのDirectHRなど、多くの企業社労士事務所が導入している高性能なサービスを提供しています。
社労夢は社労士業務支援サービスのスタンダードで、社会保険関連の煩雑な申請手続きを効率よく行えることが評価されています。

高いセキュリティ能力で信頼度の高いクラウドサービスです。

 

 

システムのセキュリティ能力は重要視される。

 

 
社労夢CompanyEditionは、社労士事務所に提供していたサービスの実績とノウハウを活かした一般企業向けの人事総務部門の保険申請手続きのサービスです。
電子での申請の手間を省き、効率が大幅にアップすることから大手企業を中心に導入されています。
DirectHRは面倒な人事・労務関係手続を簡単に処理することが可能なサービスです。
雇用契約書・雇用保険被保険者証や社内文書、給与明細書の配信、年末調整に至るまでをオールインワンでSHOEIすることができるサービスとなっています。

 

 

https://www.mks.jp/company/service/

サービス紹介/株式会社エムケイシステム

 

 

エムケイシステムの初値と評価

人事労務分野の総合サービスの提供を行っている株式会社エムケイシステムは、2015年3月東証二部に上場、翌年に一部に市場変更されています。
上場時の公開価格は3500円で公開株数は約16万株、公募株数は8万株で売出株数は81000株でした。
売買単位は100株で株式公開後の初値は15120円、公開価格の約3.3倍と大幅に上回る素晴らしいスタートを切っています。

 

 

誇らしいスタートとなった。

 

 
上場により得た資金は、ソフトウェア開発、サーバー等の設備投資、人材育成及び人材採用などの人件費、長期借入金の返済原資などの資金に充てら得ました。
また残額はデータセンターの運転資金などに充てられる予定です。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3910

エムケイシステム/MINKABU

 

 

エムケイシステムの事件

社会保険労務士事務所、労働保険事務組合や一般企業向けの人事労務システム開発、クラウドサービスを提供する株式会社エムケイシステムは30年以上に渡って業界に貢献してきました。
同社が提供する社労夢シリーズは全国で2754の社労士事務所が導入しています。
世間を賑わすことになった事件としては、エムケイシステムのサーバーがランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、サーバーから個人情報漏洩の恐れがあることが発覚したと報告しています。

 

 

攻撃を受けたが、顧客への被害はうまれなかった。

 

 
社労夢のサービスを利用している事業所は約57万にも上り、その影響は広範囲に及んでいます。
同社は外部専門機関による調査を経て調査結果の報告を行いましたが、この件に関して情報の流出は確認されませんでした。
ランサムウェアによる侵害のため、攻撃者側によってデータが窃取される可能性はゼロではありませんが、外部転送などの流出の痕跡は確認されていません。
迅速な対応により、顧客への被害を生まなかったことが報道されました。

 

 

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00449/

社労士向けシステム「社労夢」ランサム被害、提供のエムケイシステムに個情委が指導/日経XTECH

 

  

エムケイシステムのその後

社会保険労働保険の申請手続き支援、給与計算就業管理などの労務管理システムのクラウドサービスを提供している株式会社エムケイシステムは、クラウドサービスの社労夢に対するサイバー攻撃を受け、その処理・対応に追われた時期がありました。
2023年6月に約1ヶ月間社労夢のクラウドサービスが停止し、顧客の業務に大きな影響を与える事態となりましたが、外部からのウィルス侵入を某業するためにパスワードの認証方式を複数にするなどの再発防止策を打ちました。
更にウィルスの侵入を防ぐシステムは以前から導入していましたが、侵入した脅威を迅速に発見・対策できるシステムを導入しています。

 

 

先日、新たなサービスのリリースされた。

 

 
また万が一サイバー攻撃を受けてしまった場合でも、顧客側の業務に支障がないよう、クラウドなしのオフラインでサービスが使用できる仕組みも対策として取り入れました。
様々なトラブルを経て現在は順調に稼働しサービスを継続していますが、2024年度にさらに簡単で効率がアップし、セキュリティも向上した完全WEB対応型の社労夢FOREVERのリリースも始まりました。

 

 

https://www.mks.jp/company/