貴重品をなくす人にぜひ使ってほしい、今話題沸騰のアイテム。

スマートタグとは

インターネットが普及されてから20年近くになって、ネット環境・状況は大きく変化しています。
ここ数年はスマホを持つことが当たり前になり、たくさんの人がスマホでネットへアクセスするようになりました。
スマホの大きなメリットにアプリの利用がありますが、アプリで簡単に決済ができたり、画像の加工やデザインなどができたり幅広い利用方法があります。
そんな中で便利なスマホアイテムとして注目されているのが、スマートタグというものです。

外出をしたときに、財布が見つからなかったりすることもあるかもしれません。
自宅の中で家の鍵・車のキーがどこに行ったか分からなくなり、困った経験がある方もいるのではないでしょうか。
スマートタグは、貴重品を忘れてしまったときにスマホから通信するとアラームが鳴ったり、位置情報が記されて置き場所が分かるようにするアイテムです。
貴重品に取り付けて事前に設定をしておくだけで、貴重品の場所が明確になる最新のアイテムです。
今後利用される方が増えてくること間違いなしの、便利グッズと考えられます。
現在は、色々なメーカーからスマートタグが発売されています。

スマートタグの種類(他メーカーなどを含めた特徴)

スマートタグは現在数多くのメーカーから発売されていますが、それぞれのメーカーによって機能や特徴に違いがあります。
それぞれのメリットなどを、いくつか紹介していきたいと思います。
お子様向けのスマートタグとして、最近ヒットしているのが「Qrioただいまキット」というアイテムです。
これをお子様が持っているキーホルダーやバッグなどにつけておくと、自宅や移動先からスマホにアラームを送ることができます。
送信先を複数設定できることも、大きな特徴と言えるでしょう。

コンパクトで取り付け場所を選びやすいことから、人気が高くなっているのが「タイル(Tile)」というアイテムです。
コイン電池を使用しているので電池交換も簡単で、Bluetooth・GPSの双方に対応していて、自宅内で失くしたとき屋外で場所を特定したいとき、どちらでも見つけることが可能です。
専用のアプリでマップ表示ができること、ダブルクリックすればスマホがマナーモードになっていてもアラームが鳴るので、スマホの場所が分からなくなったときに見つけやすい機能が付いています。

忘れ物をしたときや忘れそうになったときの防止に特化したアイテムが、「マモリオ(MAMORIO)」です。
Bluetoothを設定しておくと、スマホから一定の距離を離れるとアラームが鳴るので、置き忘れを防止することに役立ちます。
スマホカメラのシャッター機能も搭載する便利グッズが、「キュリオ(Qrio)」です。
カラーバリエーションも豊富で、職場内や自宅で失くしやすいものにつけておくと便利です。
紛失した時間や場所が専用アプリで特定できる点が優れもの、と思われます。

ネットとあらゆるものが繋がるようになり、私たちの暮らしはさらに豊かになった。

活用の効果や解決できる課題

最新のスマホ用便利アイテムとして最近注目されているスマートタグは、上手に活用することで色々な課題を解消することも可能です。
スマートタグの使い方で最も一般的なのが、貴重品に取り付けておいてアラーム音やバイブレーションで居場所を突き止める方法になります。
スマホを失くしやすい人にとっては、スマートタグから発信してスマホの居場所を特定できる機能が、とても便利だと思います。
有効活用できる機能のうち、メインとなるものは以下のものがあります。

「アイテムファインダー機能」 
こちらはBluetoothで接続して、スマホからでもスマートタグからでも音を出して、忘れ物や紛失したものを見つけることができます。

「ラストロケーション機能」 
これはスマートタグが付いたものを失くしたときに、最後に検知された場所が分かる機能になり、最終検知場所が分かることで紛失物が特定しやすくなります。

「忘れ物防止機能」 
この機能はスマートタグを取り付けたものから、規定の距離以上に離れるとアラームが発信される機能で、置き忘れたり盗難から貴重品を守ることが可能です。
家族や恋人同士で、位置情報を共有できる機能が付けられているものも多数あります。

今後の発展や展開

スマートタグが今後普及していくと、どのような効果があるのかは気になるところです。
なんと言っても、落し物や忘れ物が大幅に減少する、という効果があります。
飲食店や商業施設・イベント会場でスマホを落としたり、貴重品を落としたりする人もいると思います。
大型の施設や会場では、忘れ物や落し物専門の担当者や担当部署が設置されていることが多いですが、一般的にスマートタグが普及すると、この部署や担当者を大幅に削減することができ、サービスの充実が図れるメリットが生まれます。
近年研究されているスマートタグには、あらゆるものをIoT化できる、という驚異的なものもあります。
IoTデバイスでは、データ処理をするためCPU・チップなどが不可欠ですが、最新の研究ではペーパーに近い素材に回路パターンが印刷されただけのもので、ネットと接続して通信が可能になっています。
今後は研究が進むことで、商品化されることが大いに期待されています。