官公庁系クラウドシステムも取り扱い、安心・安全の信頼が高いサイバーリンクス
サイバーリンクスについて
現代の社会では、インターネットが社会生活に欠かせないものになっています。
IT関連の企業が持つ技術やサービスの拡大が今後の社会インフラにも重要で、
高い実績を残す企業も増えています。
サイバーリンクスは自社の持つIT技術で主に食品流通業、官公庁等の情報通信の発展を担っています。
官公庁の情報システムは、核自治体ごとに個別で開発されるのが一般的で、
システムの統一化はコストが高く困難とみられていましたが、
サーバーリンクスが提供するクラウドサービスによってシステムの共有化が図られています。
業界ごとに特化したクラウドサービスを提供することで、
より低コストで、安全、安心なサービスの提供を可能にしています。
他のIT企業が展開するクラウドサービスとサイバーリンクスのサービスとの違いは、
業界に特化した点にあります。
ひとつの業界に特化したことで、ユーザーがクラウドを共同で利用できるシェアクラウドを実現し、
そのことで低コストを可能としています。
価格を抑えながら、高品質で高機能なサービスが受けられることが大きなメリットになっています。
食品流通業界や官公庁での評価も高く、
今後は様々な業界に特化したクラウドサービスが期待されています。
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サイバーリンクスの事業内容
サイバーリンクスはクラウドサービスの新しいサービス、シェアクラウドによって
低コストと高品質を両立させたサービスを提供し、大きな話題を呼んでいます。
着実な成長を遂げ、業績は右肩上がりの傾向にあります。
2021年12月期の決算で売上高は約132億円で営業利益は約9億5千万円、
経常利益も約9億6千万円と順調に業績を上げています。
クラウド事業では官公庁クラウド事業が46.5%を占め、流通クラウド事業が30.4%、
モバイルネットワーク事業が22.4%、トラスト事業が0.7%の内訳になっています。
食品小売業及び官公庁では特定のNo.1が狙える分野をターゲットにして、
これまでの経験とノウハウを活用し、業界内でトップクラスの信頼を得ています。
現在は0.7%と自社内でも低い比率のトラスト事業は、
今後の業績アップに欠かせない事業として注目されています。
公的個人認証サービスプラットフォームン艇や、
電子委任状取扱業務認定などを基礎としてマイナンバーカードを有効活用した、
誰でも簡単にトラストが使用可能な新しいトラストサービスを展開しています。
テレビサービスステーションを開業してから約60年を経て、
公的サービスを中心にクラウドサービスを提供する優良企業へと成長した
サイバーリンクスの今後にも、大きな期待が持たれています。
事業概要/株式会社サイバーリンクス
サイバーリンクスの初値と評価
シェアクラウドという新しい形のクラウドサービスを提供し、
業績を伸ばしているサイバーリンクスは2014年に上場を果たしています。
上場市場はジャスダックのスタンダードで、公開価格は2400円でした。
最終的な初値は6550円で、公開価格の172%と高い金額で取引されました。
初値の時価総額は約95億円になり、順調なスタートを切っています。
サイバーリンクの株式の評価としては過去2年間の変動幅が低いこともあり、
割安という評価がされています。
相対的な比較では、高く評価される傾向があり、
同一業種銘柄の平均値と連動性が高い傾向にもあるため割安という判断がなされています。
サイバーリンクス (3683)/やさしいIPO株のはじめ方
サイバーリンクスの事件
官公庁へのクラウドサービス提供で高い実績を信頼を得ているサイバーリンクスは、
順調に業績を重ね、安全・安心な企業のイメージがあります。
過去に大きな不祥事や事件はありません。
株価も安定の高値傾向で、稀にダウンすることもありますが大きな問題はありません。
サイバーリンクス自体には不祥事はないのですが、
社名がよく似ているメディア・リンクスの不祥事を
サイバーリンクスのトラブルと勘違いして記憶している人も一部にいるようです。
架空循環取引と呼ばれる見せかけの取引で会社ぐるみで行われ、
メディア・リンクス事件として大きく取り上げられた過去があります。
メディア・リンクスの架空循環取引が摘発されたことにより、
他に多くの企業が関わっていたことが発覚し、大きな問題となりました。
サイバーリンクスはこの事件とは全く無関係であり、
現在も大きな事件や不祥事は確認されていません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF2129S0R20C22A9000000/
和歌山大学、サイバーリンクスと分散型IDで共同研究/日本経済新聞
サイバーリンクスのその後
クラウドサービスで高い実績と信頼を得ているサイバーリンクスは、
テレビが普及し始める前の1950年代に、テレビサービスを提供する会社として創業されました。
当時の技術が現Panasonicの松下通信工業から評価され、
官公庁に向けた無線設備の導入の業務を手掛けたことが、現在のサイバーリンクスに繋がっています。
1980年代に入ってから地元和歌山の流通小売業向けに情報処理事業を開始、
ネットワークサービスを本格的にスタートしました。
インターネット黎明期からネットワークサービスを行っていたベンチャースピリットと
長年積み重ねてきたノウハウを活用したサービスは、
ITが普及した現代でも必要不可欠な技術であり、今後も活躍が期待されています。
サイバーリンクスってどんな会社?/株式会社サイバーリンクス