データの活用、情報交換で医療業界に貢献しているあの会社。

メディカル・データ・ビジョンについて

ICT化、DX化は現代の企業の運営を安定化するために欠かせない取り組みの一つです。
メディカル・データ・ビジョン株式会社は、医療・健康関連分野におけるICT化・DX化を推進するソリューション提供で業績を伸ばしている企業です。

会社の設立は2003年で、医療経営支援ツールのマーキングヴィジョンの開発・販売からでした。
2006年にグローバルヘルスコンサルティング社と共同でDPCベンチマークシステムEVEのリリースを開始しています。
翌年にはDPCコスト分析ベンチマークシステム コストマトリックスを、4月にDPC詳細分析ベンチマークシステムEVE‐ASPを11月に続けてリリースします。

2008年にEBMプロバイダー事業を開始、翌年シミック株式会社との資本提携御、病院向け経営支援システムメディカルコード、訪問看護アセスメント支援システム 看護のアイちゃんを続けてリリースしました。
2010年になると富士フィルム株式会社との資本提携を締結し業務提携を開始します。
メディカルコードに患者日別原価計算・薬剤処方改善シナリオを追加で搭載しました。

 

 

医療・健康の分野で心強い存在だ。

  

  
聖路加国際病院との原価計算分野での協業開始、診察データ分析ツールMDVアナライザーリリースなどを経て2014年12月に東証マザーズ市場に上場を果たします。
上場以降もOTC、H&BC関連の分析サービスの開始、医師専門転職サイトメディリアのリリース、経営可視化ソリューション ホスピタルアイなど、新たなサービス・システムのリリースを行っています。

2016年にはインシュアランス業界向けのデータ分析サービスを本格的に開始、同年11月に東証一部指定を受けることになります。
その後はサービスの充実を図るため、サービス・製品別の子会社をいくつも設立しています。
2020年になると健康保険組合データベースの取り扱いを開始、社団法人JMHAの賛助会員になるなど業界全体のサポートも行っています。
株式会社AIRBIOSの子会社化、ディー・エヌ・エーとの業務提携などを経て東証プライム市場へと移行、その後も新しいシステム・サービスを積極的に提供しています。

 

 

https://www.mdv.co.jp/

TOP/メディカル・データ・ビジョン株式会社

 

 

メディカル・データ・ビジョンの事業内容

医療業界の情報活用により、医療の質向上を推進するサービスを提供しているメディカル・データ・ビジョン株式会社は、数々のシステム・サービスの開発・販売を行ってきました。
病院向けのシステムの提供、提供したシステを通じて集められたデータを活用し、医療ビッグデータを構築し、データネットワークサービスの提供に繋げています。
更に収集されたデータを分析し、分析した結果を製薬会社に提供、このように医療業界全体の発展・活性化をサポートする形で事業を展開しています。

 

 

多くのデータ分析の実績がある。

 

 

データネットワークサービス、データ利活用サービスこの二つがメディカル・データ・ビジョンの柱となる事業で、データ利活用サービスを提供するためにデータワークサービスで医療情報を収集しているという形態です。
医療データのデータサービス化は様々なメリットを生み出しています。
データを多く収集することで根拠に基づき医療を行うことができるのは一番のメリットです。
データを活用し患者個別の臨床情報・価値観に適した医療の提供が可能になり、そのことが医療の品質向上にも繋がります。

医療分野ではICT化の遅れが以前から指摘されており、データの利活用、医療健康情報が十分に把握できていないことは大きな課題となっていました。
この分野の遅れは、メディカル・データ・ビジョンが参入することで大きく改善され、業界全体の発展にも繋がっています。
また情報を活用すると同時に医療情報システムの安全管理にも十分に配慮、ISO/IEC27002:2013の取得、厚労省の医療情報システムの安全管理に関するガイドラインの順守などにも取り組んでいます。

 

 

https://www.mdv.co.jp/solution/

製品&サービス/メディカル・データ・ビジョン株式会社

 

 

メディカル・データ・ビジョンの初値と評価

医療・健康関連業界における医療情報統合システムの開発・製作・保守業務、医療データの運用・提供等を幅広く行っているメディカル・データ・ビジョンは、事業開始から約10年の2014年に東証マザーズ市場に上場しています。
上場時の公開価格は、5180円で公開株数は276600株、公募株数は170000株となっています。

 

 

得られた資金で更なる進化へ。

 

 
売買単位は100株で、公開時の初値は12220円と、公開価格を135%上回る上々のスタートを切りました。
株式公開により得た資金は、医療機関及び健康保険組合への新サービスに関連するシステムの設備投資、広告宣伝等に充てられる予定です。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3902

メディカル・データ・ビジョン/MINKABU

 

 

メディカル・データ・ビジョンの事件

国内最大級の医療ビッグデータを保有し、医療サービスの充実・改善に貢献しているメディカル・データ・ビジョン株式会社は、豊富な知識・技術を活用し事業を拡大しています。
数々のシステム・サービスを開発・提供していますが、これまでに大きな事件や不祥事を起こすことなく事業を続けています。
世界中をパニックに陥れた新型コロナウィルスの感染拡大は多くの業界に暗い影を落とし、業績悪化で事業を縮小したり、倒産する企業も大幅に増加しました。

 

 

多くの会社がコロナ倒産した。

 

 

医療関係の業界もコロナ対応の遅れや、対応による疲弊などで廃業する病院や過労により退職する医療関係者も多くなっていました。
そんな医療業界では、メディカル・データ・ビジョンが提供する医療ビッグデータは必要不可欠なものとなり、健康保険組合のデータ収集のサービスを行っていることから、同社が持つ診療データベースの実患者数が4000万人を超える快挙を成し遂げました。
不祥事や事件性のある出来事もなく、高い実績を感じさせる出来事で大きな話題になりました。

 

 

https://yab.yomiuri.co.jp/adv/local/release/detail/78762.html

コロナ5類移行後、患者数は緩やかに回復 呼吸器系疾患は誤嚥性肺炎が増加、行動制限・猛暑が影響か/讀賣新聞オンライン

 

 

メディカル・データ・ビジョンのその後

医療・健康関連のデータ活用に早くから取り組んできたメディカル・データ・ビジョン株式会社は、収集してきたデータを有効に活用し業界の発展に貢献をしてきました。
様々なシステムや医療データ活用サービスを提供してきましたが、コロナ化を経てさらにサービスの充実に努めています。

 

 

これからも私たちの健康に寄り添ってくれる事を期待したい。

 

 
民間企業として早くからDPCデータの分析に着手、経験と実績を重ねノウハウも蓄積しています。
医療ビッグデータの利活用の先駆者としての新たなサービスのリリースはもちろん、製薬会社との連携による分析サービスの質も大きく向上しています。

 

 

https://www.mdv.co.jp/about/business.html

事業概要・成長戦略/メディカル・データ・ビジョン株式会社