おうち時間増加による自炊者増加により、売れ行きを上げた調理家電も多く存在する

コロナ自粛でキッチン家電が人気

コロナウィルスの感染拡大で外出自粛の傾向が強くなっていますが、自宅で過ごす時間が長くなったことから、キッチン家電の需要が大きく伸びる傾向にあります。
これまで自炊をしたことがなかった人も、気分転換にと自分で料理をすることが増え、簡単便利な初心者向けのキッチン家電の売り上げがアップしています。

低温調理器や電気圧力鍋などがそのひとつで、食材を入れてセットするだけで美味しい料理ができるものも販売されています。
高級炊飯ジャーの一部商品では、ご飯を炊く以外にシチューなどが作れるものもあり、今後は色々な機能を持った家電が開発されそうです。

   

おうち時間増加により新しいキッチン家電を購入する人が多くいる

    

時間をかけて本格的な料理を作りたい人も多くなり、一時期ブームになった自宅でパンが作れるホームベーカリーも、コロナ禍の状況でヒットを記録しています。
以前ブームになった頃よりもバリエーションが豊富で、一般的な小麦粉を使ったパンの他、米粉のパンが作れる高性能なモデルも登場しています。
この他にも、お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの、焼き肉などが自宅でできるホットプレートも需要を伸ばしています。
特に一人暮らし用のコンパクトなサイズの人気が高く、ホットサンドメーカーも以前より売り上げが好調な傾向にあります。

 

外食が減り、家で食事をする人が増えた

   

低温調理器

食材本来の旨味を最大限に引き出すキッチン家電と言えば低温調理器ですが、手間がかからず放っておくだけで美味しい料理ができることから、料理が苦手な初心者からも人気です。
低温調理器とは、低温の状態を維持して徐々に食材に火を通し、よりおいしく調理することができる調理器具になり、最近は便利家電としてテレビやネットで紹介されることも増えています。
低い温度をキープして調理をするのは、思った以上に難しく高い技術と経験を持つ職人の技術が必要です。

   

料理をあまりしない人でも簡単に使えるアイテムが人気だ

  

ただ、この低温調理器を使えばプロが作った料理のような仕上げが可能になります。
低温調理器で作ることのできる料理で一番おすすめなのが、ローストビーフです。
ローストビーフはお肉が柔らかくないと美味しさが半減しますが、低温調理器を使えば肉の旨味を閉じ込めて、柔らかくて美味しいものができ上がります。
もちもちの美味しいパンを作ることもできるので、難しくてあきらめていた料理にチャレンジしたい方におすすめです。

  

https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2020/10/post-402.html

コロナ禍で自炊派急増!最新キッチン家電でお家ご飯をもっと楽しく/マイナビ

  

電気圧力鍋・無水鍋

高圧で調理時間が長い料理を短時間で完成することのできる電気圧力鍋は、人気調理家電のひとつですが、コロナで自粛傾向にある現在は以前よりも需要が増えています。
水を入れずに調理が可能な無水鍋も、料理好きの人から人気で同じく需要が増えている人気商品です。
どちらも高い密閉状態を維持して鍋の中の水分を逃がさないことが特徴で、基本的な構造は同じになります。

   

材料を入れスイッチを押すだけで出来上がる

  

違いは密閉方法で、無水鍋は火にかけたときに発生する水蒸気で鍋と蓋の間を密閉するのに対して、圧力鍋はゴムパッキンにより完全に密閉状態にします。
そのため圧力は無水鍋の方がやや低く、火力が強くなりすぎると圧力が抜けてしまう可能性があります。
無水鍋を選ぶときは、その材質も重要になり、熱伝導率の高いアルミ素材の物がおすすめです。
圧力鍋と無水鍋を両方購入するのはちょっと難しいという方は、圧力鍋を無水鍋として使うことも可能です。
ただ、無水鍋に比べて焦げ付きやすいので、火力の調整には注意が必要です。

 

https://www.bcnretail.com/market/detail/20201203_202573.html

時短調理の味方「無水鍋」、売上前年比が6倍に! 楽天市場ヒット番付公開/BCN+R

 

ホットプレート・サンドメーカー

自宅でホームパーティをしたり、一人焼き肉、お好み焼き作りなどが楽しめるホットプレートは、コロナで自粛が続く現在の人気商品のひとつです。
ホットプレート選びのポイントはいくつかありますが、どれを選ぶか迷ったときはスクウェア型を選ぶことをおすすめします。
鉄板焼き系の料理をする時にスクウェア型の方が焼ける面積が広いので、用途も広がります。
プレートの種類ができるだけ多いものを選ぶと、調理の利便性も高くなります。

 

ホットサンドメーカーも人気が高い

  

ホットサンドメーカーも人気が高くなっていますが、密を避ける傾向の現在ではソロキャンプがブームでもあり、アウトドアで美味しいホットサンドが作れることからもヒットしています。
家庭で使うタイプのホットサンドメーカーでは、サンドイッチだけではなくプレートを入れ替えるだけでワッフルなどが作れるモデルがおすすめです。
一度に多くのホットサンドができるビッグサイズのものは、家族の人数が多い方に向いています。

    

https://mainichi.jp/articles/20210421/ckp/00m/100/008000c

実は二度目のブーム。コロナ禍で大人気の「ホットサンド」の魅力/毎日新聞

  

1万円前後で買える

コロナ禍で、オンラインで仕事をするテレワークや仕事の時間が少なくなって自宅にこもる時間が増えたことから、自炊をする機会が多くなったという方も増えています。
その影響でキッチン家電の需要は大きくなり、ヒット商品が多い傾向にありますが、高額な家電ばかりを購入すると、色々な種類を選ぶことが難しくなります。
しかし1万円以内で購入可能な調理用家電が最近は多く存在し、世間からの注目度はアップしています。

 

まだ多くの会社でテレワークが続く見込みである

 

手軽に自宅で焼き立てのパンが楽しめるホームベーカリーもコロナ禍のおいてヒットしていますが、シロカが販売しているホームベーカリーは6000円程度と安価で、一人暮らしの方からも好評です。
自粛期間が長くなり太ってしまった人には、ヘルシーな蒸し料理が作れるスチームクッカーも良いでしょう。
火を使わず電気で調理するため安全性も高く、コンパクトサイズの物が特に人気です。
一人暮らし用のコンパクトサイズのホットプレートも、多くが1万円以内ながら高性能の物が多く揃っています。

   

https://www.nagoyatv.com/news/?id=004981

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