ビットコインとリップルの比較
ビットコインに近い仮想通貨
最近は仮想通貨を利用する人も増えてきましたが、その違いを理解していない人が多いのも現状です。
コインの名前もさまざまですが、実際に取引をおこなうときはその違いを理解して自分に合ったものを選択する必要があります。仮想通貨として有名なのがビットコインです。この名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
その他にも多くの仮想通貨があります。
その中のひとつがリップルになります。
両者とも外形的にはよく似ていますがその内は違いますので、よく理解しておく必要があります。
ビットコインの特徴について
まずビットコインを見てみます。
創業者ですが、こちらはある論文からはじました。
論文の作成者は、「ナカモト サトシ」という匿名の人物です。匿名ですので、人物像や国籍も不明です。
次に仕組みですが、このコンイはP2Pによって取引がなされています。
また金や銀といった鉱物と同様、採掘可能な総量に限界がでてきます。
当然採掘作業が進展するにつれ、コインの残量も減少してきます。減少によって、発掘のレベルも高くなってきます。
そしてコインの上限量です。上限量については、その上限が2,100万枚に制限されています。
利用についは、百万分の一の単位まで活用できます。
そして入手先です。入手先については購入、採掘、譲渡の3通りになります。
これがビットコインの内容です。
リップルの特徴について
リップルの創業者ですが、こちらはベテラン開発者の Jed McCaleb率いる、シリコンバレー・スタートアップのOpenCoin によって始められました。
Jed McCalebは東京の交換取引所Mt.Goxを作った人でもあります。
そして仕組みです。こちらはオンライン通貨ではありません。
1リップルの料金を支払うことで、世界のさまざまなお金と交換できます。
そして1,000億リップルが流通すれば、新しい通貨は作られません。
このようにコインの上限量は1,000億枚と決められています。
ビットコインと比較すると、およそ5倍の差があります。
ビットの場合は、0枚からだんだんと2,100万枚に近づいていきます。
しかしリップルは、既に1,000億枚が存在しているのです。
この場合ネットワーク上でトラブルが起こると、リップルも減少していく仕組みになっています。
また入手先はビットコインとだいたい同じですが、「World Community Grid」という研究開発に貢献することでコインがもらえます。
このようにビットコインとリップルの内容は異なり、自分に合ったコインを選択してみてください。