IoT回線サービス100万契約突破、急速に加速するIoTの注目ベンチャー「ソラコム」

SORACOM(ソラコム)とは

株式会社ソラコムが提供するSORACOMはIoTプラットフォームで、MVNOのひとつとしてデータ通信用SIMの提供を行っています。 モバイル通信とクラウドの一貫提供もしています。 SORACOMの特徴は、初期コストが安価でIoT/M2Mに繋がることの実現です。 IoT/M2Mの実現に使用する通信手段は、無線LAN(Wi-Fi)・有線LAN・Bluetoothなどがありますが、IoT/M2Mに最も適しているのはセキュリティ・接続性の面からモバイル通信となります。 SORACOMではLTE/3G回線を通信手段として選択し、IoT/M2Mに繋がることを実現しています。


SORACOMのプラットフォームは安価な基本料金とデータ通信料になっているため、通信料の従量課金での利用でコストを削減できるようになっています。
またSORACOMではWEBブラウザのAPI・ユーザーコンソールを利用し、顧客自身がデータ通信の休止・開始・再開や通信速度の変更・通信状態のオンオフラインの監視を、自由に行うことができるサービスです。

SORACOM(ソラコム) のサービス

SORACOMはモバイル通信サービスのSORACOM Airを主に、IoT/M2Mシステムの構築を可能とするアプリケーション連携サービス・ネットワークサービスの提供を行っています。 SORACOM Airは、IoTデバイス向けデータ通信の「AirSIM」の提供を行うサービスです。 ユーザーコンソールからデータ通信量の監視を行ったり、設定を変更したりなどのデータ通信を1元で管理できる機能を有しているSORACOMのベースとなります。 デバイスLAN接続サービスのSORACOMCanalは、AWS(アマゾンウェブサービス)顧客の仮想プライベートクラウド環境及び、SORACOMプラットフォームへの直接接続ができます。 SORACOMDirectはシステム専用線で顧客システムを接続することができます。 また、顧客システムを仮想専用線で接続するSORACOMDoorというサービスも実施しています。

全てのデジタルデバイスがインターネットにつながる

アプリケーション連携サービスとしては、SORACOMBeam・SORACOMFunnelなどがあります。 SORACOMBeamは、いつでもどこからでもクラウドを介して簡単にIoTデバイスが管理できます。 SORACOMFunnelは、デバイスからのデータを特定されたクラウドサービスへ直接転送ができるクラウドリソースアダプターになります。 特定のサービス先のリソース指定だけで、簡単にインプットできる嬉しいサービスです。

代表について

SORACOMの代表取締役社長兼共同創業者の玉川憲氏は、東京大学工学部大学院機械情報工学科修了後、カーネギーメロン大学でMBAを修了しています。 その後は日本IBM基礎研究所でウェアラブルコンピュータ研究開発に従事し、その後は講師やコンサルティングなどを歴任しました。 現在も革新的な技術を開発することに力を注いでいると思われます。