ソフトウェアの開発、インフラ構築で幅広いサービスを展開しているあの会社。
デジタル・ インフォメーション・ テクノロジーについて
コンピューターソフトウェアの開発及びインフラ構築を主に取り組んできた、デジタル・ インフォメーション・ テクノロジー株式会社は、1982年7月に東洋コンピューターシステム株式会社として横浜市金沢区で創業しました。
1993年に東洋テクノ株式会社を同じく横浜市金沢区に設立します。
3年後の1996年に東洋インフォネット株式会社を設立後、翌年4月に日本オートマトン株式会社をグループに統合、8月に同社初の支社となる、関西支社を大阪に設立しました。
1998年に東洋ユースウエアサービス株式会社を設立、2002年には東洋コンピューター、東洋テクノ、日本オートマトンの3社を完全子会社化し、東洋アイティーホールディングス株式会社を設立、同年末には東洋ユースウエアも完全子会社化しています。
2005年にフィッシング詐欺耐候商品のAPMGをリリース、翌2006年に東洋アイティーホールディングスの子会社4社を吸収合併、商号を現在のデジタル・ インフォメーション・ テクノロジー株式会社に変更しました。
その後もグループ企業を子会社化して規模を拡大していきながら、2009年にExel業務イノベーションプラットフォームのゾブロスがリリースされ、好評を博しています。
2011年アメリカカンザス州に海外法人を設立、事業を海外へと拡大していきました。
2013年に保険薬局総合管理システムPhant’sのサービス事業を開始、愛媛カンパニーを松山市に、東日本センターを仙台市に開設するなど、さらに事業規模は拡大していきます。
2014年のウェブサイト改ざん瞬間検知・瞬間復旧ソリューションWebARGUSのリリースを経て、2015年に東証JASDAQ市場に待望の上場を果たしました。
翌2016年に東証二部に市場変更、2017年には東証一部市場の銘柄に指定されています。
2022年に東証の市場改編に伴い、プライム市場へと移行、同年6月には株式会社シンプリズムを完全子会社化しました。
その後2024年にシステム・プロダクト(株)、株式会社ジャングルを完全子会社化するなど、規模拡大は着実に進み現在に至ります。
https://www.ditgroup.jp TOP/デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
デジタル・ インフォメーション・ テクノロジーの事業内容
ITソリューション販売、ソフトウェア開発、Webページ作成、IT技術者常駐支援などの業務を行うデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社は、幅広い領域で活躍する企業です。
ビジネスソリューション事業では、様々な業種・業界の業務システム開発のサービスを行っています。
メガバンクをはじめとする金融業界向けの業務システム開発・保守をサポート、医療・ヘルスケア分野では、調剤薬局業界向けのシステム開発保守、各種ソリューションの販売サービスが好評です。
航空運輸業界には、顧客管理・機体整備等のシステム開発・基盤の構築をバックアップするサービスを行っています。
生活インフラとして欠かせない電力・ガス業界向けのシステム開発・保守でも大きな実績を上げている他、官公庁・地方自治体にも自社のプロダクトを提供するなど貢献度は絶大です。
この他にも、流通業・サービス業・情報通信業に向けても基幹システム開発、サイトの構築・保守など様々なサービスが提供されています。
エンベデッドソリューション事業は、組み込みシステムの開発・提供を主事業としています。
自動車関連では、車載ECU、車載インフォテイメント、カーテレマティクスのシステム開発の支援で功績を上げてきました。
近年需要が拡大しているスマートデバイスにおいては、デバイス上のiOS・Androidを幅広く開発・支援しています。
プロダクトソリューション事業では、Web改ざんの瞬間検知・瞬間復旧が可能なセキュリティソフト、ランサムウェア攻撃から重要なデータを保護するソフトの提供で、これまでに多くの実績を残してきました。
多くの企業が使用しているExelの業務における複雑な処理を自動化によって、安全・性格・迅速に行うことを可能にしており、業務効率化にも貢献しています。
https://www.ditgroup.jp/service サービス&ソリューション/デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
デジタル・ インフォメーション・ テクノロジーの初値と評価
企業向けシステム開発、組込みシステムの開発、システム運用サービス、自社開発ソフトウェア販売等を行っているデジタル・ インフォメーション・ テクノロジー株式会社は、2015年6月に東証JASDAQ市場に上場を果たしました。
株式公開時の公開価格は1300円で公開株数は552000株、公募株数は250000株となっています。
売出株数は302000株、売買単位は100株、上場後の初値は4500円と公開価格を約3.5倍上回る華々しいスタートを切りました。
株式上場により調達した資金は、新規事業所の開設、事務機器購入、ソフトウェア更新、新商品の開発の他、人材採用及び育成に必要な研修設備の改修・構築、それに伴う研修講師の採用費用などに充てられた事でしょう。
https://minkabu.jp/stock/3916 デジタル・インフォメーション・テクノロジー/MINKABU
デジタル・ インフォメーション・ テクノロジーの事件
金融・通信事業の企業を中心とした顧客への業務システム開発、組込みシステム開発及びウェブアルゴス、ゾブロスなどの自社製品の販売で実績を上げるデジタル・ インフォメーション・ テクノロジー株式会社は、事業規模を年々拡大してきました。
創業から現在に至るまで世間を賑わすような不祥事や事件の発生もなく、業績は極めて順調に推移しています。
著名な企業や法人でも常に黒字で業績を推移していくことは難しいものですが、同社は東証株式市場に上場以降、増収・増益を継続している優良企業です。
エンベデッドソリューション事業を主としたソフトウェア開発事業が堅調で、自社商品事業も大きく業績を伸ばしている点から見ても大きく収益が悪化する要素は見当たらず、今後も収益の安定が見込まれています。
https://www.ditgroup.jp/showcase 提案・実績紹介/デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
デジタル・ インフォメーション・ テクノロジーのその後
業務システム・組込みシステム開発で大きく業績を伸ばしているデジタル・ インフォメーション・ テクノロジー株式会社は、自社で開発したWebセキュリティ関連ソフト、業務効率改善ソフトでも業績をアップさせています。
Exelは多くの企業が活用している計算ソフトですが、ゾブロスはExelを効率よく使用するために同社が開発したサービスツールです。
データ分析・集計・システム間連携・コピペなどでのミスや余計な手間を省き、業務効率を改善することが可能になっています。
CASIO楽一は、小規模な企業の経営をサポートする販売管理システムです。
仕入れ・在庫管理・データ分析の他、伝票の作成も可能、パソコンの操作が苦手な人でも安心して使える点が大きな魅力となっています。
楽らくページは直感的な操作で見た画面を編集することができるCMSで、デザイナーやプログラマーに依頼せずにオリジナルコンテンツの発信が可能です。
この他、勤怠管理システムの大臣スマート打刻サービス・奉行クラウド、原価管理システムの本家シリーズ、運送業用総合管理システムのATRAS21、生産管理システムのMarinEXなど、自社の独自で開発されたサービスを数多く提供しています。
https://www.ditgroup.jp/ir IR情報/デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社