ITにまつわる様々な事業を展開し成長している、コンテンツマーケティングが得意なあの会社。
イードについて
ネットが日常生活に欠かせないものになっている現代社会ではIT関連企業も増加する傾向にあります。
株式会社イードは、ニュースサイトの運営、コンテンツマーケティングプラットフォーム事業、コンテンツマーケティングソリューション事業を主とするIT関連企業です。
1990年に日産自動車が100%出資したマーケティングリサーチベースのデザインマネジメントコンサルティングの子会社として設立しました。
1997年にインターネットリサーチ事業を開始、1999年にユーザビリティコンサルティング事業の開始に合わせて(株)ファイナリサーチと合併します。
2001年MBOにより日産自動車から独立、翌2002年にメディアリーヴスより自動車ニュースサイトオートアスキー及びe燃費の営業権を取得して運営を開始しました。
2003年にオートアスキーの名称をレスポンスに変更、2006年には携帯電話キャリア公式サイトプレトイズの営業権をデジターボより取得し運営を開始します。
同年内にeコマースASP事業のmarbleASPの営業権も取得しました。
2007年には旧株式会社イードの株主と株式交換を実施して完全子会社化、ゲームコンテンツ情報発信サイトインサイドの営業権も取得して事業を拡大します。
2009年には新たなゲーム情報サイトGameSparkの営業権も取得、2010年6月に子会社のイードを合併し商号を現在の株式会社イードに変更しました。
2012年には現在の主事業の一つであるアニメ情報サイト2つをアニメアニメジャパンから営業権を取得、同年末に映画情報メディアシネマカフェの営業権も取得しています。
2014年にパズル事業の営業権をインフォレストパブリッシングより取得プロトコーポレーションからアフィリエイト広告サイトチャレンジングジャパン、韓国エンターテイメント情報サイト韓流エンターテイメントの営業権を同時に取得します。
事業規模を拡大した2015年に満を持して東証マザーズ市場に上場、同年絵本・児童書のメディアサイトの絵本ナビ運営の株式会社絵本ナビを子会社化しています。
その後もEC事業運営会社の子会社化、ニュース情報サイトの営業権を取得するなど事業の拡大路線を継続していきました。
2018年には映画レビューサイトの営業権取得、ふるさと納税の情報サイトの開設などで幅広くサービスを展開しています。
2019年以降も子会社、営業権取得、資本業務提携を多くの業種、企業との間で締結、教育業界向けの情報サイトやアニメ情報誌など多種多彩な事業運営で業績を伸ばしています。
TOP/株式会社イード
イードの事業内容
ITに関連する事業を幅広く展開・運営する株式会社イードは、メディア事業、リサーチ事業、メディアコマース事業の3つの事業を主としています。
マーケティングリサーチをベースにするマネージメントコンサルティング会社だった旧イードとWEBメディア開発運営会社の旧IRI-CTが合併して誕生した現在のイードでは、インターネットを有効活用した企業マーケティング支援事業で実績を残してきました。
メディア事業ではWEB上のニュースサイトを中心に、21のジャンルで81のサイトと8つの雑誌メディアを運営しています。
映画・ゲーム・アニメなどのエンターテイメント関連からセキュリティ・ビジネス・自動車・教育まで、幅広い展開で業績を上げてきました。
リサーチ事業では幅広いリサーチメニューを活用してマーケティングの課題解決をサポートします。
その方法は定量・定性・海外調査など多岐に渡り高度な解析を可能にしています。
メディアコマース事業ではEC事業者に向けたショップ運営システムを提供しサイト運営をサポートします。
使いやすさと安定性が大きな強みのmarbleASPは高機能なシステムで、多くの国内ECサイトに導入されているという実績があります。
事業概要/株式会社イード
イードの初値と評価
WEBメディアの運営、コンテンツ及びソリューションの提供を主とした事業を展開する株式会社イードは、2015年3月に東証マザーズ市場に上場を果たしました。
株式公開時の公開価格は1400円で公開株数は約109万株、公募株数は35万株で売買単位は100株でした。
上場後の初値は2050円で公開価格を46%以上上回る順調なスタートを切っています。
東証上場により得た資金は新規サービスの広告費・販売促進費及び人材採用し、人件費などの運転資金に充てられた事でしょう。
イード/MINKABU
イードの事件
インターネットメディア運営及びソリューションサービスの提供を主事業とする株式会社イードは、旧イードと旧IRI-CTが合併し現商号で企業として運営しています。
旧企業時代から現在に至るまで大きな事件や不祥事の報告はありません。
現代社会ではネットから個人情報や企業の重要な情報が流出することが多くなっていますが、株式会社イードは各年度ごとの代表的な個人情報漏洩事故を取りまとめた資料を2019年から発刊しています。
日本情報漏洩年鑑と名付けられたこの資料は、企業のセキュリティ担当者・法務担当者及びセキュリティ業関係者向けに発刊されており、企業や業界にどのようなリスクが存在するのかを把握することが可能です。
日本情報漏えい年鑑2024/NSRI
イードのその後
インターネット広告が大きく普及している現在のメディア環境の中で急速な変動にフレキシブルに対応し企業・業界を支援する株式会社イードは、様々な企業から営業権や運営権を取得しながら事業規模を拡大しています。
様々なサービスの運営をしていく中で、スムーズな運営をしていくためのグループ会社を持っています。
マイケルは車好きの方のために生まれたコミュニティCARTUNEを運営する子会社で、ネットを通じて車好きが繋がる場所を提供します。
ネットショップ総研はネットショップを運営する企業をコンサルティング、采井代行でサポートする事業を展開しています。
サバウェイはECショップの一元管理システムTEMPOSTARを提供する会社で新しい価値を生み出して、顧客のビジネスを成功に導くサポートが好評です。
この他にも多くのグループ会社と協力し、質の高いサービス提供に努めています。
SAVAWAY株式会社、イードの100%子会社として本日より新経営体制で始動/株式会社イード