ネット上のデータを活用・分析し高い支持を得ているマーケティングのプロ。

データセクションについて

インターネットが普及した現代社会では、ネット上のデータの活用がビジネスの成功にも繋がってきます。
データセクション株式会社は、ソーシャルメディアの分析などビッグデータを調査・分析しマーケティングリサーチにより企業のサポートを行っています。

創業は2000年7月で東京都渋谷区に本社を構えました。
2008年にウェブクローリングサービスをリリース、翌2009年にはネット上のリスク監視・危機対応サービスも開始しています。
このリスク監視・危機対応サービスは日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞を受賞しました。

 

 

データを活用したビジネスで成功している。

 

 

2010年にSaaS型CGMダッシュボードサービスInsight Intelligenceを、2011年にはアジア圏のソーシャルメディア分析を行うInsight Intelligence for Asiaをリリースしています。
2012年に広告代理店の博報堂と提携しマーケティングソリューションの共同開発体制を構築しました。
同年末には口コミ比較コンテンツのBrand Watcherもリリースしています。
翌年には選挙コンサルとして活用される選挙ウォッチャーのリリース、株式会社NTTデータのTwitterデータの商用利用許諾を取得するなど順調に業績を上げていきました。
TBSグループとの資本業務提携などを経て2014年末に東証マザーズ市場に上場を果たします。
上場以降も、2018年に株式会社ディーエスエスを連結子会社化、店舗分析ツールFollowUPのサービスを開始します。
2023年にデータ分析に関するコンサルティング、関連システムの受託開発事業をThe ROOM4D株式会社より譲受、現在に至ります。

 

 

https://www.datasection.co.jp/

TOP/データセクション株式会社

 

 

データセクションの事業内容

インターネット関連の様々なサービスを提供するデータセクション株式会社は、多くの企業ユーザーから高い支持を得ました。
ソーシャルメディア分析、リテールマーケティング、AI・システム受託開発の3つのサービスを提供しています。
ソーシャルメディア分析サービスでは、消費者の表から見えない隠れた本音の部分を探ります。
商品の口コミ調査、ライフスタイルの分析等を行い消費者マーケティングを実施します。
認知度の変化、ブランドイメージの変化を調査しプロモーション効果の測定、世論調査も実施し風評リスク回避に繋げます。

 

 

様々なデータを活用したマーケティングを行っている。

 

 
リテールマーケティングサービスでは、顧客の行動をベースとした店舗の改善・売上の向上支援を進めています。

店舗で起きたことをデータ化し、そのデータから課題を明確化、効果測定・改善のサイクルを構築し成果に繋げます。
AI・システム受託開発サービスは、AIの最新テクノロジーとビッグデータを活用し、ユーザー企業の課題を解決するサービスです。
顧客の要望に合わせて課題の整理からオーダーメイド開発・運用・改善までのワンストップ対応が可能となっています。
AI開発・システム運用の実績と経験を活用したサービスが提供されます。

 

 

ソーシャルメディア分析/データセクション株式会社

 

 

データセクションの初値と評価

ソーシャルメディアのビッグデータ分析、マーケティングリサーチサービスを主に行うデータセクション株式会社は2014年12月に東証マザーズ市場に上場しました。
上場時の公開価格は520円で公開株数は約254万株、公募株数は85万株です。

 

 

今後にも期待できる順調なスタートだった。

 

 
売買単位は100株で売出株数は約169万株、初値は公開価格を約73%上回る900円と順調なスタートを切っています。
上場により得た資金は事業拡大のための人員の採用及び人件費に充てられる予定となっています。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3905

データセクション/MINKABU

 

 

データセクションの事件

ソーシャルメディア分析で企業をサポートするデータセクション株式会社は、創業以来順調に実績を上げています。
これまでに世間を賑わすような事件や不祥事は確認されていませんが、データセクションの株に関連する相場操縦事件を起こした男性について経済新聞に掲載されたことがありました。
2022年12月に証券取引等監視委員会によるとデータセクション株を含む2銘柄の相場操縦を行った愛知県在住の男性に課徴金納付命令が勧告されています。

 

 

相場操作を行われてしまった。

 

 
相場操縦とは有価証券の売買取引が頻繁に行われているかのように誤解させる行為のことで、金融商品取引法に抵触する行為です。
この他、2020年3月期の連結決算が1700万円の赤字となったことが業界で話題となり、経済誌などに掲載されたこともありました。

 

 

https://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2022/2022/20221206-1.html

YE DIGITAL株式ほか1銘柄に係る相場操縦に対する課徴金納付命令の勧告について/証券取引等監視委員会

 

 

データセクションのその後

創業から約20年で長きに渡りネット上のデータ分析、マーケティングリサーチで企業をサポートしてきたデータセクション株式会社は、東証上場後も高い実績を誇っています。
ソーシャルメディア事業で培った言語処理技術、ビッグデータ収集分析の技術に加えて画像解析の技術も活用し課題を解決していくAI・システムサービスが提供されるようになりました。
データセクションが行っているAI・システムビジネスの中で画像解析を活用した取組は高く評価されています。

 

 

高い技術力を活用した今後の活躍にも期待したい。

 

 
太陽光パネルの異常検知を効率化したSOLARCHECKはドローンと画像解析を組み合わせ、人では大きな負担となる太陽光パネルの点検を最適化しています。

不適切画像フィルターは投稿画像のチェック・削除機能を自動化したシステムで、投稿された画像がわいせつで不適切な画像か自動判定することが可能です。
帳票画像データ変換は紙媒体資料・帳票をデータ変換する作業を効率化するサービスで、データ変換を自動化することで作業コストを軽減することができます。
この他、市場相場検知ツール、有識者トレンドツールなどをリリースし、さらにサービスの充実を図っています。

 

 

AI・システム受託開発/データセクション株式会社