大人気のスマホゲームコンテンツを数多く保有し、海外法人も設立しているあの会社。

gumiについて

携帯電話の普及によってモバイルコンテンツの需要は大きくなり、携帯からスマホに移行したことでアプリを活用する人が多くなっています。
株式会社gumiは、モバイルゲームの開発・運用を主とするデジタルコンテンツの総合制作企業です。

2007年に東京渋谷でアットムービー・パイレーツ株式会社として設立されました。
翌年に現在の株式会社gumiに商号を変更、同年の8月にモバイル端末向けのソーシャルネットワーキングサービスgumiを公開します。

翌2009年にはモバイルオンラインゲームの提供を開始し、業績を上げていきます。
2011年に福岡支社を設置したタイミングでgumiのサービスを終了、外部のプラットフォームに向けたコンテンツ提供へとシフト変更しました。

 

 

日本のみならず、海外にも幅広く進出している。

 

 
海外向けの開発・配信強化を目的として、シンガポールとアメリカに海外法人を設立しました。
同年に投資事業への参入のため、株式会社gumi venturesを設立し、投資ファンドも組成、事業種を増やすことに成功します。
2014年にはアジア圏での開発体制強化目的で台湾に海外法人と投資ファンドを設立、年末に満を持して東証一部に株式を上場しました。

翌2015年には韓国にも拠点を設立、Tokyo XR Startups株式会社設立によりXR事業にも参入します。
XR事業の拡大のため、XRの海外市場投資用のVR FUND,L.P.への出資を行いGPとして参画しました。
その後も投資ファンドの追加、投資事業用の会社の設立などで事業を拡大していきます。
2018年にはブロックチェーン事業にも参入、2022年に東証の市場区分見直しがあり、東証一部からプライム市場へと移行しました。
年末にSBIホールディングス及びスクウェア・エニックスホールディングスとの資本業務提携を締結現在に至ります。

https://gu3.co.jp/

TOP/株式会社gumi

gumiの事業内容

スマホなどのモバイル機器向けのゲームの開発・提供とブロックチェーン事業を行っている株式会社gumiは、多くの提供するゲームでの実績が豊富です。
自社オリジナルのゲームは細部にまでこだわったハイクオリティなものが多く、登録ユーザーも多い傾向にあります。
スクウェア・エニックスとの資本業務提携を行ったことから、ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターが登場するゲームが大きな話題となっています。

FFBE幻影戦争WAR OF THE VISIONSは、ファイナルファンタジーシリーズのタクティカルRPGで、全世界で4000万ダウンロードを記録したFINAL FANTASY BRAVE EXVIUSシリーズの新しいゲームです。
前作FFBEに登場したお馴染みのキャラクターが活躍するゲームで、前作に続いての大ヒットが期待されています。

 

 

人気のゲームコンテンツを複数展開している。

 

 
ファンタジー系のRPGやアクションゲームの配信が多い傾向にありますが、人気アイドルグループ乃木坂46の公式プロデュースゲームの乃木坂フラクタルは、自由にカスタマイズしてオリジナルの乃木坂46を想像させることができるゲームで、ファンはもちろん多くのゲームユーザーが注目しています。

ファイナルファンタジー系のゲームは海外にも配信されており、海外ユーザーからの評価が気になるところと言えるでしょう。
2018年から参入したブロックチェーン事業では、ブロックチェーン、XRなどの最新テクノロジーを活用した様々なコンテンツ・サービスの創出を行っています。
モバイルゲームの開発で培った技術とノウハウをブロックチェーンに活用することで、これまでにないエンターテイメントサービスを演出しています。

 

 

https://gu3.co.jp/game/

ゲーム事業/株式会社gumi

 

 

gumiの初値と評価

ゲーム制作大手のスクウェア・エニックスとの業務提携により、当初から業績の高かったモバイルゲーム事業が順調に推移している株式会社gumiは、2014年12月に東証一部に上場をしています。
上場時の公開価格は3300円で公開株数は約1364万株、公募株数は150万株でした。

 

 

上場は期待を上回る成果はでなかった。

 

 
売買単位は100株で公開時の初値は3300円で公開価格と同じで期待通りの結果を得ることはできませんでした。
株式公開によって得た資金は海外拠点の開設・運営に必要な費用、開発人員の人件費、運転資金に充てられます。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3903

gumi/MINKABU

 

 

gumiの事件

スマホ向けのモバイルゲームの開発・運用実績が豊富な株式会社gumiは、SBIホールディングスとスクウェア・エニックスとの資本業務提携により、投資事業への参入及びファイナルファンタジーシリーズのゲームの運用サービスを開始することとなりました。
創業当初から着実に業績を伸ばしてきましたが、スクウェア・エニックスとの提携後に景品表示法に違反する不祥事が発覚しています。
スクウェア・エニックスと共同で供給するオンラインゲームWAR OF THE VISIONSに関する表示で景品表示法に反する行為が認められ、消費者庁から措置命令が下されました。

 

 

反省を生かし今後は注意してもらいたい。

 

 

措置命令の対象となったのはWAR OF THE VISIONSの中で提供された5つのガチャにおいて、ガチャで提供されるアイテムの抽選方法が実際と異なる表示がされていたことです。
表示された抽選方法では、提供される可能性のあるものが実際には提供されないというものでユーザーから厳しい指摘がありました。
措置命令の発令を受けて、同社はチェック機能の見直し管理の強化を図り、再発防止に努めるとホームページ内に掲載しています。

https://gu3.co.jp/news/archives/8928/

消費者庁による措置命令に関するお詫び/株式会社gumi

 

 

gumiのその後

日本国内はもとより海外のユーザーからも支持されるモバイルオンラインゲームの開発・提供を主力とする株式会社gumiは、大手ゲーム開発企業のスクウェア・エニックスとの間で業務提携を締結後に、景品表示法違反が消費者庁から指摘されゲーム業界で話題になりました。
スクウェア・エニックスとの提携ではゲームコンテンツの需要拡大を目的としていましたが、同時にSBIホールディングスとも業務提携を行っています。

 

 

今後も様々な確度から収益を生み出すだろう。

 

 
こちらは新たに参入したブロックチェーン事業の拡大・活性化が大きな目的で、新たなコンテンツの開発と共に成長分野・市場を見極め、有力企業への投資・事業連携を図る取り組みも行っています。
モバイルゲームの提供は安定した収益を確保するため、ブロックチェーン事業は今後の成長戦略のため、二つの柱で事業の拡大を目指しています。

https://gu3.co.jp/metaverse/

ブロックチェーン等事業/株式会社gumi