料金比較やチケット予約、旅行に役立つ様々なサービスを展開しているあの会社。

アドベンチャーについて

旅行をするときにインターネットで予約するのは当たり前になっていますが、株式会社アドベンチャーは航空チケットのオンライン予約を主とする旅行サービスの会社です。
2004年10月に設立され、2006年に子会社としてサイバートラベルを設立し、翌年に第2種旅行業登録を行っています。

2008年にオンラインの旅行予約サイトskyticketを開設し、オンラインでの予約業務を主力としていきました。

 

 

窓口や電話ではなく、インターネットで旅行予約をする人は多い。

 

  

その後、2013年にサイバートラベルがアドベンチャーを吸収合併し、サイバートラベルの商号を株式会社アドベンチャーへ変更するという、やや複雑な手続きを経ています。
2014年に満を持して東証マザーズ市場に上場を果たし、2016年に日本旅行業協会に加盟しました。
翌年には国際航空運送協会公認の代理店資格を取得、第1種旅行業登録も行いました。
その後、ラド観光株式会社を完全子会社化するなどで事業を拡大し、現在に至っています。
本社は東京都渋谷区恵比寿に、大阪事務所は大阪市北区にそれぞれ構えています。
総合旅行予約サイトのSkyticketの運営を主に投資事業も行っています。

 

 

https://jp.adventurekk.com/

TOP/株式会社アドベンチャー

 

 

アドベンチャーの事業内容

株式会社アドベンチャーは創業約20年のトラベルサービスの企業です。
インターネットで様々な旅行関連の予約をすることができる、skyticketという総合予約プラットフォームを運営しています。
skyticketは、当初航空券の予約・販売のサービスとしてスタートしました。
現在は旅行全般の予約プラットフォームとしてサービスを拡大、ホテル、レンタカー、高速バスの予約はもちろん、フェリーの予約、Wifiのレンタルの他、旅行用のパッケージ商品も取り扱っています。

skyticketのサービスで特にユーザーから評価が高いのが格安航空券の予約で、国内・海外便どちらにも対応しています。

 

 

様々な予約がネットででき便利だ。

 

 
主に予約が可能なパッケージとして、国内・海外航空券、ホテル、レンタカー、フェリー、国内での宿泊、海外Wifiレンタルとなっています。
旅行に必要なものの予約がskyticketですべて可能な点が一番のメリットです。
また他の旅行予約サイトではあまりない、有料会員制度も導入されています。
月額は550円と割安ですが、ホテルやツアーなどを特別価格で利用することも可能です。
しかも利用できるサービスは100万件以上で、家族や友人と一緒に利用することができるのも大きなメリットと言えます。
skyticketには航空会社や宿泊施設などの口コミも多数掲載されており、予約する際の参考にすることもできます。

 

 

会社概要/株式会社アドベンチャー

 

 

アドベンチャーの初値と評価

旅行関連の総合予約サイトのskytisketを運営する株式会社アドベンチャーは、2014年に東証マザーズに上場しています。
上場時の公開価格は2500円で公開株数は379500株で、実際の公募株数は330000株でした。
売買単位は100株で初値は公開価格の2倍を優に超える5680円と、上々のスタートを切ることができました。

 

 

好調なスタートを切った。

 

 
上場により得た資金はオンライン事業サービスの知名度向上、新規顧客獲得のための宣伝広告費用、業務効率アップ、商品拡充に関係するシステムの導入資金などに充当予定です。
この他、商品サービス拡充による航空会社運輸関連企業の保証金などにも充当する予定にあります。

 

 

https://minkabu.jp/stock/6030

アドベンチャー/MINKABU

 

 

アドベンチャーの事件

創業約20年のオンライン旅行予約サービスサイト運営の株式会社アドベンチャーは、予約サイトskyticketが口コミでも好評で業績を伸ばしています。
これまでに事件・不祥事として話題になったのが、アドベンチャーの子会社役員による着服事件です。
事の発端は2020年1月に子会社のギャラリーレア社のある社員が、同社の経費精算用の銀行口座の支払い履歴をチェックした際に、経理担当のA氏にあるはずのない振り込み履歴が発見されたことから始まります。
不審に思った同社は、同年同月の16日にA氏にこの振り込みに関して尋ねたところ、経理資料を改ざんして会社の経費を着服したことを認めます。

 

 

多額の着服が明らかになった。

 

 

その後、第三者委員会による詳細な調査が行われると、A氏が担当しているインターネット決済システムを利用して着服を行っていたことが発覚します。
着服の期間は長期に及び、その合計金額は約2億5000万円にも上る金額となっていました。
社員のコンプライアンス意識の欠如、不正をチェックする体制のマンネリなどが原因として指摘されています。
また同社が直接関与したものではありませんが、2022年3月頃にアドベンチャー社役員を名乗るなりすましメール(迷惑メール)が多数送信される事象が発生しています。

 

 

https://legalsearch.jp/portal/daisanshaiinkai/galleryrare/
株式会社アドベンチャーの子会社社員による着服問題に関する第三者委員会報告書の概要/リーガルテック株式会社

 

 

アドベンチャーのその後

旅行に関する様々なサービスを簡単にオンラインで予約できるサービスの事業を展開する株式会社アドベンチャーは、2014年の東証マザーズ上場以降も業績を拡大しています。
インターネットの総合予約サービスのSkyticketは、代表取締役の中村氏が大学生時東南アジア方面をバックパッカーとして旅していた時、格安航空機の大幅拡大により観光ビジネスが拡大傾向になり発展していることを目の当たりにしてきました。
そのことが格安航空(LCC)のオンライン予約サービスSkyticket提供に繋がりました。

SDGsへの取組も積極的に行っています。

 

 

SDGsへも積極的に取り組んでいる。

 

 
働きがいのある職場作りとして、キャリアアップに役立つGoogleAnalyticsのオンラインセミナーを開催しました。
技術的なスキルを社員が身に着け、幅広い分野に対応可能な人材の育成にも取り組んでいます。
時差出勤を可能にすることでワークライフバランスを実現、人材の確保・生産性の向上に繋がることを目指しています。
またペーパーレス化、国際交流の促進などにも積極的で事業全体の質の向上にも繋がっています。

 

 

SDGsへの取り組み/株式会社アドベンチャー