知っているお店も多いはず!お手頃価格の飲食チェーンを数多く展開しているあの会社。

SFPダイニングについて

美味しい食事を安く提供してくれる飲食チェーン店は日本全国に数多く存在していますが、SFPダイニングは多くの飲食店ブランドを持つ外食産業のグループ企業です。
1984年に東京都武蔵野市に鳥良をオープンし、誕生しました。

同年6月に鳥良を運営する有限会社鳥良を愛知県名古屋市に設立、1987年には居酒屋の食材供給を主とする大興食品産業(株)を設立します。
1994年に鳥良青山店をオープン、10店舗体制を確立しました。

翌年有限会社から株式会社に組織変更、翌1996年に大興食品産業(株)をサムカワフードプランニング(株)に商号変更すると同時に鳥良の事業を譲り受け、1998年に鳥良を吸収合併して一つの企業として運営をしていくことになります。

 

 

多くの飲食店を展開している。

 

 
2005年に新たな飲食店ブランドとして玉丁本店、CASADELGUAPOをオープン、鳥良は2008年に50店舗を達成しています。
その後、2009年に現在人気の居酒屋店として人気の磯丸水産の1号店が吉祥寺にオープンしました。

2011年にはきづなすし1号店、2013年に生そば玉川も次々にオープン事業を拡大していきます。
2014年には満を持して東証二部に上場を果たしました。
磯丸水産は二部上場の1年後には100店舗を達成、全国有数のチェーン店として名を馳せています。
磯丸水産150店舗を達成した2017年にホールディングス制へ体制を変更し、商号をSFPホールディングスに変更しました。
2019年には東証一部に市場を変更、2022年の東証取引所再編に伴ってプライム市場へ移行、現在に至っています。

 

 

https://www.sfpdining.jp/

TOP/SFPホールディングス

 

 

SFPダイニングの事業内容

国内でも有数の飲食チェーンを数多く展開するSFPダイニング株式会社は、人気の飲食店ブランドを持ち、実績を上げています。
現在のSFPはホールディングス化で事業を運営していますが、手羽先唐揚げの鳥良商店から飲食店としての歩みをスタートしています。
昭和59年創業の鳥良商店は、鶏料理を気軽に楽しめるお店をコンセプトに運営されており、豊富なメニューが自慢です。
現在は東京を中心とした首都圏主体で営業しています。

 

 

鶏料理からスタートした。

 

 

現在のSFPの主力を担っているのが磯丸水産で、全国に150店舗以上と国内でも有数の店舗数を誇ります。
磯丸水産と言えば新鮮なお刺身や蟹味噌の甲羅焼など、海鮮料理が手ごろな金額で味わえる点で、その気軽さから女性人気も高くなっています。
季節ごとのイベントもあり、多くの人が足を運ぶ人気店です。
この他には好みのネタを1貫99円で味わえるきづなすし、こだわりの肉そば、絶品かき揚げが楽しめる生そば玉川、本場名古屋の味噌煮込みうどんが堪能できる玉丁本店など、多くのブランドを展開して楽しませてくれています。

 

 

https://www.sfpdining.jp/brand/isomaru/

磯丸水産/SFPホールディングス

 

 

SFPダイニングの初値と評価

手羽先唐揚げの鳥良、海鮮居酒屋磯丸水産などの飲食店ブランドを展開するSFPダイニング株式会社(現SFPホールディングス株式会社)は、2014年末に東証二部に上場を果たしています。
上場時の公開価格は1940円で上場時の発行済株数は約2800万株で公開株数は745万5000株、公募は710万株でした。

 

 

魚をメインにした店舗展開も行っている。

 

 
公開後の初値は1620円と約20%マイナスの公募割れとなり、スタートとしては芳しいものではありません。
株式公開により調達した資金は新規店舗の開業、既存店の設備保全・改善、システムの設備投資等の資金に充てられる予定です。

  

  

https://minkabu.jp/stock/3198

SFPホールディングス/MINKABU

 

   

SFPダイニングの事件

全国に多数の店舗を展開する磯丸水産、首都圏を中心に手羽先等の鶏料理をリーズナブルに提供する鳥良を運営するSFPダイニングは、多くの飲食店ブランドを展開し飲食事業で実績を残している企業です。
全国展開する飲食事業の会社で従業員の多さはもちろん顧客の多さもあり、事件や不祥事などの発生の可能性は高いのですが、特に世間を騒がすような事件は起こしていません。
業績に関する話題としては150店舗を達成した2017年頃から店舗の拡大傾向が衰退し、業績もやや低下する傾向となりました。

 

 

コロナ禍では多くの店舗が打撃を受けた。

 

 
これは日本人の魚離れが大きな要因でその後のコロナ禍もあり、業績は伸び悩みました。
その後、SFPとしての事業戦略をネオ大衆酒場の開拓へとチェンジ、大衆居酒屋メニューを主体とした五の五を出店し新たなことにチャレンジをしています。

 

 

https://www.sfpdining.jp/brand/gonogo/

大衆居酒屋 五の五/SFPホールディングス

 

 

SFPダイニングのその後

創業当初は鳥良、事業拡大後は磯丸水産の全国出店により業績・事業を拡大してきたSFPダイニング株式会社は、多くの飲食店ブランドを展開・運営する中でSFPホールディングスとホールディング化することで業務を改善しています。
現在は自慢の料理をより高級感が増した店舗と昭和レトロな大衆酒場の両極の店舗をオープンし、顧客ニーズに幅広く対応する取り組みを行っています。
おもてなし とりよしは、手羽先鳥良が大切にしてきたおもてなしの精神をよりモダンで上質なサービスで提供するお店として誕生しました。

 

 

お手頃価格の良質なサービスを今後も期待したい。

 

 

一方の昭和レトロな大衆酒場は、五の五とホームベースの二つのブランドで展開しています。
大衆酒場ホームベースは明るく活気に溢れたお店作りをコンセプトに誕生しました。
お店名物のどてスジ串、塩もつ煮はとても味わい深く、一人でも立ち寄れる気軽さで人気店になりつつあります。
先行してオープンした五の五は、昭和のガード下にあった屋台や大衆酒場を彷彿とさせるお店で、酒のつまみに最適な定番メニューが楽しめるお店です。
オシャレなバルやビストロイソマルなど新たなコンセプトのお店にも挑戦しており、新しい店舗への期待も高まります。

 

 

https://www.sfpdining.jp/brand/

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