女性人気の高いとあるスーパーフードを取扱っている健康食品会社

フルッタフルッタについて

健康に長生きするために必要な運動や食材が推進されたりすることが近年は多くなっていますが、そんな中で栄養豊富なアマゾンフルーツを独自の農法で育て供給する事業で業績を伸ばしているのが株式会社フルッタフルッタです。
高栄養化のスーパーフードとして、話題のアサイーを主に多くの健康食品を販売しています。

フルッタフルッタは、2002年にCAMTAとの間で独占代理店契約を締結しクプアスインターナショナルジャパン株式会社を設立しました。

当初は約10種のフルーツ原料を日本へ輸出し、ジュースバーをオープン、WEBでの通販も開始しています。

 

 

栄養価の高いフルーツは人気だ。

 

 
2005年に大手外食チェーン店、スポーツ施設、食品メーカーなどにフルーツ原料の販売を開始し事業を徐々に拡大していきます。
2006年にアサイーを原料とした自社商品の販売も開始しました。
2009年には日本の外務省・環境省・農水省が主催するアグロフォレストリーシンポジウムに登壇し、アグロフォレストリー事業の認知度の向上にも努めています。

2011年に大手菓子メーカー明治からアグロフォレストリーカカオ豆使用のチョコレートが販売を開始しました。
2014年に創業から12年で東証マザーズ市場に上場を果たします。
その後も、アサイーのアルツハイマー病予防効果の研究を大学や医学研究所と共同研究を行っています。
2017年には台湾で製造・販売を開始さらに業績を拡大しました。
千葉大学との共同研究による研究発表会を経て2020年には国際科学雑誌にも掲載されています。

 

 

https://www.frutafruta.com/

TOP/フルッタフルッタ

 

  

フルッタフルッタの事業内容

健康に良いことはもちろん、環境にも優しいアマゾンで栽培したフルーツを原料とした商品を提供する株式会社フルッタフルッタは、様々な健康食品事業を展開しています。
自社商品を全国のスーパーなどで販売している他、アマゾンフルーツ原料を外食産業や食品メーカーに販売する事業も行っています。
リテール営業部門は自社ブランドの商品を販売する部門で、アグロフォレストリー栽培し育てたアサイーや、その他のアマゾンフルーツを主原料とした健康な商品を製造し全国の量販店にて販売する事業です。

 

 

人気モデルのブログや口コミからブームが始まる事もある。

 

 

商品づくりのモットーはナチュラル・新鮮・美味しい・本物で、美と健康に貢献できるよう心がけています。
アグロフォレストリーマーケティング部門は、代理店契約したCAMTAから輸入したアマゾンフルーツ原料や濃縮エキス・フリーズドライ食材などの二次原料を食品メーカーや外食チェーン、飲食店に販売する事業となっています。
この事業ではアグロフォレストリーで栽培したカカオ豆の販売を行うと同時に業務用のドリンクベースの販売も行い、産地にも利益を還元できる取り組みを実施しています。

さらには通販での事業も拡大しています。
通販事業部門ではオンラインショップなどで大人気のアサイードリンクが主力商品ですが、アサイーボールを簡単に作ることができるピューレ、フリーズドライのアサイーパウダーなども販売しています。
この事業では、アサイーの商品以外にもアマゾンフルーツの冷凍ピューレの販売も行っており、健康食品に興味を持つ方におすすめです。

 

 

事業内容/フルッタフルッタ

 

 

フルッタフルッタの初値と評価

スパーフードとして注目されるアサイーを主としたアマゾンフルーツ関連商品の輸入・製造・販売を手掛ける株式会社フルッタフルッタは、2014年に東証マザーズ市場に上場しています。
上場時の公開価格は4290円で公開株数の合計は253000株、公募株数は100000株でした。
公開時の売買単位は100株で初値は6500円となり、公開価格を約50%上回る価格となりました。

 

 

一次的な話題ではなく、継続した人気フードにしたい。

 

 
アサイーの健康増進効果が、マスメディアで大きな話題になっていたことも株価上昇に繋がります。
上場により調達した資金は、アサイーを含むアマゾンフルーツ全般を代理店契約を結んだCAMTA社から輸入する際にかかる資金や設備投資などの運転資金に充当する予定です。

 

 

https://minkabu.jp/stock/2586

フルッタフルッタ/MINKABU

 

 

フルッタフルッタの事件

栄養価が高く抗酸化作用の効果もあることから、一大ブームを巻き起こしたアサイーなどのアマゾンフルーツ商品の輸入・製造・販売を行う株式会社フルッタフルッタは、2013年のブームの流れにより業績をアップし、2014年に東証マザーズ市場に上場を果たしました。
ブームの時期には全国の量販店やショッピングモール、コンビニ、スーパーに多くのアサイー関連商品が並び業績も右肩上がりの状況でした。

しかし、上場当初60億円に迫る勢いだったアサイーの市場規模は翌15年には36億円にまで縮小、その頃からフルッタフルッタ社の売上高もピークの33億4400万円から加工の一途を辿り16年3月期以降は営業利益・純利益とも赤字となってしまい、19年には約7億円の債務超過になり上場廃止の機器を迎えたことが経済誌で話題になりました。

 

 

危機は脱したが、まだ根本的な解決はできていない。

 

 
20年3月期までにこの債務超過が解消されない場合は上場が廃止されることとなり、自社にとって大きな危機に直面しました。
その後、新株発行、ファンドの介入などで債務超過を解消、上場廃止の危機は一旦クリアすることに成功しましたが、経営状況を改善しなくては根本的な対策にはならない状況が続いています。

 

 

https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/359300

フルッタフルッタが続騰、上場廃止猶予期間入り銘柄の指定解除/会社四季報オンライン

 

 

フルッタフルッタのその後

スーパーフードとして一世を風靡したアサイーフルーツなどのアマゾンフルーツ商品の輸入・販売を主に手掛ける株式会社フルッタフルッタは、一時期ブームの到来により大きく業績を伸ばしましたが、ブームの終焉と共に業績は年々悪化し赤字が続く状況となりました。
業績を改善するために取り組んでいるのが、アサイーの造血機能効果を活用した商品の研究・開発です。
近年、世界中を恐怖に陥れたコロナウィルスの感染拡大で免疫力を高めることの重要性が再認識される時代となり、アサイーの造血機能を活かした健康食品が求められています。
アサイーは以前からヘモグロビンの数値が上昇、貧血の改善などの効果があると言われていました。

 

 

健康的に長生きしたい。

 

 

しかし、貧血を改善する鉄分はアサイーはそれほど多くなく、レバーに比べると貧血に大きな効果があるようには見られていませんでした。
フルッタフルッタではアサイーに造血機能があると考え、千葉大学と共同で研究しアサイーに造血ホルモンのEPOの分泌促進効果があることを発見、その研究成果を科学雑誌などで紹介しています。
貧血を改善できる商品の開発・販売が軌道に乗れば、現状の赤字体質の改善に繋がるのではと期待が高まっています。

 

 

造血ホルモン増加による貧血改善-アサイーの市場拡大を目指して情報発信/食品と開発