電子小説や電子マンガ、ゲームを無料で楽しめるあの会社のこと、知っていますか?

アルファポリスについて

小説や漫画などの書籍をインターネット上の電子ファイルで読むことが近年は一般的になりましたが、株式会社アルファポリスは小説・漫画・ゲームなどを無料で楽しむことができるポータルサイトを運営しています。
アルファポリスは2000年に広告代理店大手である博報堂出身の梶本氏により設立されました。

読者支援型無料読み物サイト「ドリームブッククラブ」を同年にスタートします。
2001年7月に優良eコンテンツサイト「アルファポリス」のサービスを開始しました。
翌年にはアルファポリスで外部サイトの登録機能をリリース、WEBサイトアルファポリスに掲載された「Separation」が日本テレビ系列でテレビドラマ化され、早くも話題になりました。

 

 

ドラマ化され話題となった。

 

 

2007年には社名を冠したアルファポリス文庫を創刊しています。
翌年以降も読者投票結果、作家の出版申請を素とする出版制度の開始や漫画レーベルアルファポリスコミックスを創刊するなど、新しいサービスを次々と提供しています。
新たな漫画レーベルの創刊、掲載作品の映画化などがありながら数々の賞も受賞しています。
2014年に東証マザーズ市場に上場、上場企業の仲間入りを果たしています。
2016年にサイト「アルファポリス」で課金サービスを開始、翌年からはスマホ向けアプリ「アルファポリス小説・漫画を読もう」のサービスを開始しました。
新しいレーベルの創刊、大手映画会社との業務提携などを経て、市場区分の見直しから東証グロース市場に移行しています。

 

 

https://www.alphapolis.co.jp/company

TOP/株式会社アルファポリス

 

 

アルファポリスの事業内容

インターネット上で小説・漫画などのコンテンツを掲載するサイト運営を主にしている株式会社アルファポリスは、電子書籍・書籍出版も行っています。
Webサイトアルファポリスは、ネット小説・漫画などを登録・閲覧できるプラットフォームです。
掲載希望の作家、閲覧希望のユーザー双方にとって魅力的なサービス・コンテンツとして高く評価されています。
出版申請精度・Webコンテンツ大賞・投稿インセンティブなどのサービスを活用し、作家にとっても魅力のあるものとなっています。

 

 

多くの作家がチャンスを手にするキッカケにもなっている。

 

 

Webサイト上で人気となったコンテンツを書籍化するサービスも行っています。
書籍化されるジャンルはライトノベル・漫画・文庫・その他書籍の4種類です。
ライトノベルは20代から40代をターゲットとした単行本サイズの書籍で、5つのレーベルに分類されます。
ライトノベルで好評だった作品を漫画化して、二次出版するサービスも行っています。
文庫は書籍化された本の廉価版として刊行されるもので、安価に本が読みたい方向けのコンテンツです。
今後も魅力的な作品の掲載が期待されています。

  

 

https://www.alphapolis.co.jp/company/business

事業紹介/株式会社アルファポリス

 

 

アルファポリスの初値と評価

インターネット上に小説・漫画などのコンテンツを掲載、書籍化するサービスを行っている株式会社アルファポリスは、2014年に東証マザーズ市場に上場を果たしました。
上場時の公開価格は2200円で売買単位は100株です。
公開株数は約130万株で公募株数は67万5000株でした。

 

 

順調なスタートから成長を続けている。

 

 
初値は公開価格の約2倍となる4250円という高値でスタートしています。
上場により得た資金は、新規サービスの開発や既存事業の拡大、保守資金等に充てられます。

 

 

https://minkabu.jp/stock/9467

アルファポリス/MINKABU

 

 

アルファポリスの事件

Webサイト「アルファポリス」を運営する株式会社アルファポリスは創業から約20年で、電子書籍サービスで多くのユーザーを獲得しています。
これまでに世間を騒がすような大きな事件や不祥事の発生はありません。
出版業界で異端児と呼ばれることがあるなど、これまでの出版業界に新しい風を送り込み話題になったことが、ある意味世間を賑わした出来事だったかもしれません。

 

 

読み手にも作家にも嬉しい革命だ。

 

 
創業者の梶本氏は当初は一人で様々な業務をこなしていましたが、ネットを活用して世に出ていない優秀な作家を発掘する新しい方法で、人手不足・資金不足を一気に解消し、アルファポリスをネット書籍分野の大企業へと導きました。

 

 

https://shachomeikan.jp/article/1026

「GATE」でおなじみ出版業界の異端児株式会社アルファポリスとは?/社長名鑑

 

 

アルファポリスのその後

近年は書籍に留まらず、自社でゲームを開発する事業も開始しています。
またアルファポリスに掲載された「ゲート」がテレビアニメ化され、大きな話題にもなりました。
ゲーム事業の方は2018年に関連会社アルファゲームスに譲渡しましたが、同社サイトの新刊書籍発行累計は3000を突破、掲載作品のアニメ化が続々と決定するなど業績を伸ばしています。
小説・漫画作品話題になることが多いですが、2019年にはスマホ向けアプリ 絵本投稿サイト「絵本広場」をリリースしています。

 

 

新しいサービスにも積極的だ。

 

 
この他にも映画製作大手の東宝と業務提携し、共同プロジェクト「ゆめレスキュー」をリリースするなど、新しいコンテンツ・サービスの開発・提供にも積極的に取り組んでいます。
2021年には国内に留まらず、海外向けマンガアプリ「AlphaManga」をリリースして注目を集めています。
小説・漫画などをスマホ・PCで気軽に読めるサービスは今後需要が大きくなる可能性があり、新たな作品・サービスの提供も期待が持たれています。

 

 

https://www.gamer.ne.jp/game/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B9

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