精度の高いデータを取扱う、マーケティングテクノロジーカンパニー。
ロックオンについて
株式会社ロックオンはマーケティング支援サービス、EC特化・マーケティング特化型などのプラットフォームの提供を主に行っている企業です。
2001年6月に有限会社として大阪で創業し、EC事業を主に業績を拡大していきました。
2003年にECサイト構築キットの開発・販売を開始し、同年に資本金を増資し株式会社へと組織を変更しています。
Webサイトを有効に活用する「Web Marketing Tool Kit」を試作し、その機能を活かした広告効果測定システム「アドエビス」のサービスも開始しました。
2005年には東京支社を開設し、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」をオープンソースとしてリリースします。
初心者でも簡単にECサイトが構築できることで話題になりました。
その後、アドエビスがツールベンダー国内シェア1位を獲得して業績を伸ばしていきます。
より多くのユーザーに最適なテクノロジーを提供することを目的として「マーケティングメトリックス研究所」を新設し、情報発信力の拡大を図りました。
アドエビスに続いてEC-CUBEがEC構築ソースとして国内シェア1位を獲得、知名度・実績共に向上を果たしています。
2010年にはシリコンバレーに子会社を設立して海外へと事業を拡大しました。
EC-CUBEはその後海外市場向けに多言語対応版をリリースさせ、より多くの国・地域へとサービスを拡大しています。
そして2014年に東証マザーズ市場に満を持して上場を果たしました。
アドエビスは2015年にブランドコンセプトをチェンジして、測定データを活用したマーケティングプラットフォーム実現へと舵を切ります。
2017年に東京支社を東京本社に改称して大阪と東京の2本社体制へと移行します。
同年にはアドエビスの導入実績が8000件を突破しました。
EC-CUBE事業のさらなる拡大を目指し、完全子会社の株式会社イーシーキューブも設立させ、EC-CUBE事業を同社に承継することになります。
創業から20年の2019年に、商号を株式会社ロックオンから現在の株式会社イルグルムに変更しています。
その後も、Webマーケティングに特化したプラットフォームやクラウド管理ツールを次々とリリースさせ現在に至ります。
TOP/株式会社ロックオン
ロックオンの事業内容
株式会社ロックオン(現株式会社イルグルム)は、企業のマーケティングのサポートするマーケティングテクノロジーカンパニーとして活動しています。
主力事業のマーケティングプラットフォーム事業では、多様化している消費者行動を分析・測定して活用するサービスを提供しています。
広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」は、約10000の導入実績を誇るサービスです。
精度の高いデータを活用した広告効果測定プラットフォームで、企業マーケティングを的確にサポートするツールです。
アドフープは、マーケティング特化型プラットフォームで、企業が抱えている課題に最適なソリューションパートナーとマッチングさせるプラットフォームです。
アドエビスでのノウハウと実績を活用し、ワンストップでサポートしています。
eZCXは簡単に使えるEC特化型CX向上プラットフォームで、より特化したプリセット機能を提供し、簡易設定で顧客体験施策の実施・測定が可能になっています。
顧客体験を向上することで売り上げの拡大をサポートするサービスです。
他には、アドレポ、TOPICA WORKS、ファーエンドテクノロジーなど、様々なツール・サービスが提供されています。
商流プラットフォーム事業では、長く国内シェア1位を持続しているEC-CUBEとEC-CUBEを活用したECサイトの構築をサポートするECソリューションサービスの「ボクブロック」が提供されています。
EC-CUBEは、低価格でECサイトが構築可能なECオープンプラットフォームです。
国内最大規模のオープンソースコミュニティとして確かな実績があります。
ボクブロックは、ECサイトの構築から保守・マーケティング・コンサルティング等の総合ECソリューションを提供しています。
株式会社イルグルム
ロックオンの初値と評価
株式会社ロックオンは、設立から約15年の2014年に東証マザーズ市場に上場を果たしました。
設立は2001年で資本金は上場時約1億円、従業員数は約70名でした。
上場時の公開価格は1300円で売買単位は100株、公開株数は約39万5千株です。
初値は5000円で約4倍の高値を記録する上々のスタートを切ることができました。
上場によって得た資金は、人員増加に伴うオフィス移転費用やネットワーク関連設備の増強費用に充てられています。
イルグルム/MINKABU
ロックオンの事件
2001年に大阪で創業した株式会社ロックオンは、マーケティング関連のサポート、ECサイトの構築サポートを主とした事業を展開しています。
これまでに会社・従業員による事件や不祥事の発生は報告されていません。
投資家や関係者にとっての大きな出来事としては、2019年に会社の商号変更が当時話題になりました。
ロックオンという社名は創業者の岩田氏、ミサイルがターゲットを追従する状態に入ったときの用語「ロックオン」が信頼性や主体性、独自性を連想させる言葉としてのイメージがあり、社名に使用されました。
しかし創業20周年を迎えることを契機に、企業理念の「Impact On The World」を強く意識するべきと考え、「イルグルム」へと変更しています。
商号変更後は連結子会社を増やし、新たなサービスのプラットフォームも提供しています。
ロックオンのその後
株式会社ロックオンは、創業20周年を迎えた2019年に株式会社イルグルムに社名を変更し、現在に至ります。
社名変更後に新たに提供されたサービスとしては、アドフープ、マーケターズファン、アドナレッジ、ARCC、ファーエンドテクノロジーなどがあります。
ファーエンドテクノロジーは、インターネットをより有効に活用するための技術・知識のサポートをするサービスです。
オープンソース・クラウド技術を駆使した管理ソフトウェアのRedmineを提供・サポートします。
今後も新たなサービスのリリースが期待されています。