大人からも子どもからも支持を集めるあの不思議な魅力のキャラクターを手掛ける会社。

ディー・エル・イーについて

映像コンテンツサービスの企業として業界で知られるディー・エル・イーは、2001年に創業しました。
2003年に株式会社となりますが、全国的に知名度を上げたのは、秘密結社鷹の爪のTV放送からです。

その後、ソーシャルメディアを活用したネット動画プロモーション体制強化を経て

東証マザーズへの上場を果たします。

 

 

TV放送の影響が大きかった。

 

 
音楽プロデュース事業、スマホアプリ企画開発など、

事業を拡大それぞれの事業の子会社も増加していきます。

同社のビジョンは、日本におけるIP・コンテンツ・ブランドビジネスで、

世界を相手に事業展開するグループです。 
事業領域は、映像制作、ゲームアプリ、セールスプロモーション、投資事業、

ライフスタイルデザインの大きく5つに分類されます。
自由な展開力と時代に合ったコンテンツを生み出すクリエイティブ力、

話題を仕掛けるプロデュース力、この3つの力による相乗効果で

幅広いエンターテイメントサービスを提供する企業として活躍しています。

 

 

https://www.dle.jp/jp/

HOME/株式会社ディー・エル・イー

 

 

ディー・エル・イーの事業内容

多彩なエンタメコンテンツのトータルプロデュースを行っているディー・エル・イーは、

事業内容も多彩です。
主力部門は映像制作で、主にアニメーションの企画、制作、プロデュースを行っていますが、

TVシリーズはもちろん、劇場版や配信専門の番組も手掛けています。
自社内にトップレベルの制作スタジオを有し、高い評価を受けています。
スマホ用のゲームアプリの開発でも実績を上げていますが、

LINEスタンプなどのデジタルコンテンツのプロデュースも提供しています。

  

  

幅広く事業展開している

 

 
映像制作のノウハウを活かしたセールスプロモーションサービスの提供も行っていますが、

これは企業がユーザーに向けたメッセージを送る際に、

お馴染みの鷹の爪団、耐え子の日常等を活用しプロモーション映像を製作するサービスです。
またクライアント独自のキャラクターのプロデュースも行うことができます。

 

 

https://www.dle.jp/jp/service/

事業内容/株式会社ディー・エル・イー

 

 

ディー・エル・イーの初値と評価

様々なエンタメコンテンツを活用したサービスを提供するディー・エル・イーは、

創造性を豊かに業績を伸ばしてきました。
順調に事業を拡大し、2014年に東証マザーズに上場します。

  

  

上場した際には人気を集めた。

 

  
その後、2016年には待望の東証一部への上場を果たしています。
東証マザーズに新規上場をした際の公開価格は1200円でしたが、

初値は約2倍の2412円と順調なスタートを切っています。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3686/ipo

ディー・エル・イー/MINKABU

 

 

ディー・エル・イーの事件

鷹の爪団のアニメーションが注目されて以降、順調に業績を伸ばし、

東証一部に上場を果たすことができたディー・エル・イーですが、

一部上場から2年後に世間を揺るがす不祥事を起こしています。
2018年9月に不適切な会計処理が行われている疑惑が発覚、

第三者委員会による調査が実施されることになりました。
2ヶ月に渡る調査結果が第三者委員会により報告されましたが、

結果として4年間にわたる架空売り上げ計上の事実が発覚することになります。
俗にいう粉飾決算が行われていたのですが、

この不正な会計は経営陣が主導して繰り返し行われていたようで、かなりの悪質性がありました。

 

 

経営陣が主導した悪質な粉飾決済が発覚した。

 

  
同社はクリエイティブ業界の会社で、

この業界では取引の進め方が細かな部分まで文書で取り決めをするのではなく、

比較的口頭で行われることもあり、多少ずさんな面があったことは否めません。

しかし、こういった業界の風習を悪用して架空売り上げを計上し続けていたと言われています。
粉飾決算が起こった背景には業界のあいまいさもありますが、

急激に業績を伸ばしたため内部のガバナンス、コンプライアンスが軽視され、

CFOが主体となって不正な会計が行われてしまったと言います。
粉飾決算までして業績が向上しているように見せたのは、

やはり東証一部へ市場変更を早く果たしたかったことが最大の要因です。
一部上場企業になると会社の知名度のアップはもちろん、

ブランド価値が高まり投資家からの注目度が上がり資金調達がしやすくなるメリットがあります。
ただ粉飾決算が発覚したことで違う意味で注目を集め、

企業としての信頼は大きく揺らぐ結果となってしまいました。

 

 

https://maonline.jp/articles/dle_20190104

DLE(ディー・エル・イー)の不正に東証が3360万円を徴求/M&A Online

 

 

ディー・エル・イーのその後

東証マザーズ上場から東証一部上場まで順調に見えたディー・エル・イーでしたが、

長きに渡る不適正な会計処理が発覚し、会社の信頼度は大幅に低下することになりました。
不正発覚から1年後に、業務提携によって朝日放送グループホールディングスが親会社となり、

再生を図っていくことになります。
近年は新たなデジタルコンテンツのサービスを展開しています。

  

 

様々なサービスで成功を収めている。

 

  
同社のオリジナルキャラクターである鷹の爪団がメタバース空間に登場する、

『鷹の爪団メタバース空間征服計画』を始動しています。

このプロジェクトのためにWEB3事業室を新設しました。
プロジェクトは日本国内にとどまらず、世界に向けた大きなプロジェクトとなっています。
スマートフォン向けアプリの新しいサービスも好調です。
人気アニメキングダムとタイアップした『キングダムDASH!!』は配信開始から1年半を迎え、

1.5周年イベントを開催して注目を集めました。
近年の取り組みとしては同社のキャラクターを活用し、

企業・自治体からのメッセージを分かりやすく伝えるサービスを始めています。
プランの策定、映像制作、メディア展開等、すべてをワンストップサービスで提供し、

多くの実績を上げています。

 

 

https://www.dle.jp/jp/news/gameapp/3239.html

感謝御礼!『キングダムDASH!!』が10/20で1.5周年!アニバーサリーキャンペーンを開催中!/株式会社ディー・エル・イー