物流不動産に特化している、世界展開しているあの会社。

シーアールイーについて

不動産売買、賃貸管理を手掛ける不動産業の企業は日本国内に数多く存在していますが、国内では珍しい物流不動産に特化しているのが株式会社シーアールイーです。
創業者は1935年に設立された不動産取扱い企業の創業家一族の出身で、2009年に公共ロジスティックス株式会社として設立されました。

翌2010年に株式会社コマーシャル・アールイーから不動産管理事業の譲渡を受け、公共シィー・アール・イー株式会社に社名が変更されます。
2011年にはマスターリース事業を神奈川県中心に展開していた株式会社天幸総建を吸収合併、厚木、町田、静岡に営業所を設立します。

2014年6月に現在の株式会社シーアールイーに社名が変更、翌2015年には創業からわずか6年で東証第二部に上場を果たしました。

 

 

日本だけでなく海外でも事業展開している。

 

 
事業を海外に拡大する目的で2015年にシンガポール駐在員事務所を開設、翌2016年にはシンガポール現地法人を設立しています。
同年5月に東証一部銘柄に指定され、11月には現ストラテジック・パートナーズの全株式を取得し子会社化しました。
その後もタイに現地法人設立、株式会社ロジコムの子会社化などで事業を拡大、2021年にインドネシアにも現地法人を設立しました。
2022年に東証の市場変更によりプライム市場へ移行、現在に至ります。

 

 

https://www.cre-jpn.com

TOP/株式会社シーアールイー

 

 

シーアールイーの事業内容

株式会社シーアールイーは、かつてJASDAQに上場していたコマーシャル・アールイーの事業譲渡を受け、その子会社の天幸総建を吸収合併し現在の物流施設特化型の不動産事業の基盤を築きました。
この時に倉庫賃貸情報サイトのロジスクエアの運営を引き継ぎ、自社開発の物流施設にロジスクエアの名称を使用しています。
シーアールイーが展開する物流インプラットフォームは物流全般を支えるサービスの基盤となる仕組みで、倉庫の提供はもちろん人材の調達や倉庫の自動化システムなどの利便性を高め、効率化を図れるサービスとなっています。
物流インフラプラットフォームが浸透すると物流業界が大きく発展することに大きく貢献します。

 

 

吸収合併により現在の基盤を築いた。

 

 

マスターリース事業では倉庫商業施設などの事業用物件を一括で借り上げ運営サービスを提供、万全のサポート体制と実績を活用し資産価値の向上に努めます。
プロパティマネジメント事業は物流施設に特化したマネジメントを展開、特性に合ったサービスで資産価値を拡大する事業です。
資産活用事業は最適な土地活用計画を提案し、保有資産から収益を生み出せるようサポートするサービスで、要望に沿って目的を明確化し安定した収益を目指します。
開発事業ではマーケティングから得た情報や物流施設開発のノウハウと実績をもとに機能性・汎用性の高い施設の開発を行う事業です。
この他に東南アジアを中心に海外に事業を展開、同地域の経済発展にも貢献しています。

https://www.cre-jpn.com/business/#sec-businessAbout

事業概要/株式会社シーアールイー

シーアールイーの初値と評価

物流施設・倉庫に特化し不動産管理・開発を幅広く手掛ける株式会社シーアールイーは、2015年4月に東証二部に株式上場した後、2016年に東証一部に指定替えを行っています。
株式公開時の効果価格は3620円で公募株数は約85万2000株、売出は約60万5OOO株売買単位は100株となっていました。
上場時の初値は3355円と公募価格を約7%下回るやや不安の残るスタートとなってしまいます。

 

 

不安の残るスタートとなった。

 

 
一部上場と違い、人気がやや低調な二部上場だったことに加えて、市場からの吸収金額が大きいなどが嫌気されたことが主な要因です。
株式上場により調達した約48億円の資金は物流施設の建設費用などの事業運営費に充てられた事でしょう。

https://minkabu.jp/stock/3458

シーアールイー/MINKABU

シーアールイーの事件

日本国内では数少ない物流不動産に特化した事業運営を行っている株式会社シーアールイーは、物流不動産の開発からマネージメントまでの幅広いサービスを提供し事業を拡大してきました。
創業から現在に至るまで世間を騒がすような事件や不祥事は発覚していませんが、順調に推移していた収益が赤字になった時期があり、業界及び経済誌などで取り上げられる事象が発生しています。

 

 

 

 
2022年の8~10月期は約3200万円の黒字決算となっていましたが、翌2023年の同期に4億2300万円の損益が計上され赤字での決算となりました。

売上高が減少、営業損益・経常損益共に赤字となりましたが、物流投資事業が前期において高水準だったことの反動によるものでした。
アセットマネージメント事業でもファンド組成、物件売却によって手数料が減少し減収減益となっています。
その後の2024年度7月期では、従来予想の60億5000万円を上回る約68億円となり、前年度での減益から増益に転じています。

 

 

https://finance.logmi.jp/articles/380287#:~:text=2024%E5%B9%B47%E6%9C%88%E6%9C%9F%20%E6%B1%BA%E7%AE%97%E6%A6%82%E8%A6%81,-2024%E5%B9%B47&text=%E5%BD%93%E7%A4%BE%E3%81%8C%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A8%E3%81%99%E3%82%8B,%E5%A2%97%E7%9B%8A%E3%81%A7%E7%9D%80%E5%9C%B0%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

【QAあり】シーアールイー、各事業が堅調に業績を伸ばし、事業利益は期初予想75億円を大幅に上回り82.5億円(前期比増益)で着地/logmi Finance

 

 

シーアールイーのその後

グローバルに人とモノをつなぐ物流プラットフォーム企業として幅広く事業展開している株式会社シーアールイーは年々業績を拡大してきました。
不動産管理・開発・テナントの誘致・アセットマネジメントをワンストップサービスするサービスプロバイダーとして物流業界に貢献しています。
これまでに多くの会社の株式を取得し子会社化することで事業を大きくしました。

 

 

日本はもちろん、世界中で成長している。

 

 
リートアドバイザーズ、ストラテジック・パートナーズ、CREアライアンス、はぴロジ、APT、ストラソルアーキテクトなど9社の子会社を傘下に置いています。
国内の営業所は4ヶ所、海外法人はタイとシンガポールに設立しています。

 

 

https://www.cre-jpn.com/vision/#sec-vision-intro

事業ビジョン/株式会社シーアールイー