液晶や半導体など、エレクトロニクス分野で幅広い事業展開をしているあの会社。

シンデン・ ハイテックスについて

シンデン・ハイテックスは、液晶や半導体、電子部品などの製品を販売している会社です。
エレクトロニクス分野における独立系の専門商社で、国内はもちろん、海外にも複数の拠点を構えて事業を展開しています。

業界におけるナンバーワンを目指すことや、社員が夢を持って働ける企業を目指すことを企業理念に掲げています。
シンデン・ハイテックスは1995年にカスタムメモリーモジュールの販売を開始し、翌年には半導体の販売事業も始めました。
その後も液晶製品を始めとするエレクトロニクス分野の製品の販売を手がけています。

 

 

国内だけでなく海外にも拠点がある

 
シンデン・ハイテックスはグローバルなサプライチェーンを構築し、様々なメーカーから厳選した製品を提供しています。
特に世界各国にあるエレクトロニクスメーカーと提携しており、製品を安定供給できる体制を整えています。
取り扱いメーカー数は国内でもトップシェアを誇るほか、豊富な取引実績数を有しています。
一方で各市場に合わせたシステム製品やソリューションも展開するなど、幅広い事業を手がけているのが特徴です。

 

 

https://www.shinden.co.jp

TOP/シンデン・ハイテックス株式会社

 

 

シンデン・ ハイテックスの事業内容

シンデン・ハイテックスの事業は、大きく半導体・ディスプレイ・バッテリー・IoTモジュール・システム製品&ソリューションの5つに分けられます。
半導体は同社の主力事業で、会社設立当時から事業を展開しています。
世界をリードする大手半導体メーカーやファウンドリーと提携しており、様々なメモリーやCPUなどを供給できる体制を構築しています。
また半導体関連のサービス企業とも信頼関係を築き、時代の先端をいく部品供給に取り組んでいます。
ディスプレイ事業はアジアを中心にしたメーカーと連携しています。
高品質なディスプレイ供給に取り組んでおり、完成品からカスタマイズ仕様まで顧客の要望に合わせて提供しています。

多くの製品に使用されている


バッテリー・電力機器供給もシンデン・ハイテックスの主力事業の一つです。
同社はリチウムイオンを含む各種バッテリーを取り扱っており、周辺機器を合わせたトータルソリューションを提供しています。
IoTモジュール部門は、5G/LTEやWiFiなどの各種モジュール・センサーを取り扱っています。
主に欧米圏にあるメーカーと提携しており、ソフトウェアを含めたソリューションを提案しています。
そしてシステム製品&ソリューション事業では、サーバー機器や量子コンピューティングなどを提供しています。
これらを含むトータルソリューションを提供し、顧客の幅広いニーズに対応しているのが特徴です。

https://www.shinden.co.jp/products

商品情報/シンデン・ハイテックス株式会社

シンデン・ ハイテックスの初値と評価

シンデン・ハイテックスは、創業から20年目にあたる2015年にJASDAQ(現在の東証スタンダード)に上場しました。
同社のIPOは話題を呼んだものの、当時は複数の企業が同時に上場することや直近の減益見込みが懸念材料になっていました。
一方でIPOの案件としては比較的小型であり、買いの入り方によっては人気が出そうとの味方もありました。
そしてシンデン・ハイテックスは公開価格2,740円に対して、上場当日の初値は12%高の3,075円を記録しました。

 

 

心配されていたが良いスタートとなった

 

 
IPOの初値に見られる暴騰・暴落はなかったものの、懸念されていた他企業との競合などの懸念は払拭され、最終的に堅調な結果となりました。
上場前に不安視されていた減収見込みも株価には影響せず、上場当日に公募割れが起こることもありませんでした。

 

 

https://minkabu.jp/stock/3131

シンデン・ハイテックス/MINKABU

 

 

シンデン・ ハイテックスの代表について

シンデン・ハイテックスは、2017年に創業者の城下保氏から鈴木淳氏へと社長交代が行われました。
この役員交代に合わせ、城下保氏は同社の代表取締役会長となっています。
2017年に新社長となった鈴木淳氏は菱洋電機(現在の菱洋エレクトロ)出身で、1996年にシンデン・ハイテックスへ入社しました。

 

 

切磋琢磨頑張っている

 

 
そして2005年に本社営業本部長へと昇進し、2006年6月からは同社の取締役を務めました。
その後も常務取締役や副社長なども経験し、2017年4月に城下保氏の後を引き継いで社長になり、同社代表として事業に取り組んでいます。

https://www.shinden.co.jp/company/greeting.html

ごあいさつ/シンデン・ハイテックス株式会社

シンデン・ ハイテックスの暴落・暴騰(株式等)

2015年に上場したシンデン・ハイテックスは、過去に株価が急騰・急落したこともあります。
特に大きく下落したのは、2018年5月11日のことです。
当時は朝方からストップ安の売気配が続き、取引が成立しない状態になっていました。
前日に公表された業績予想が大幅な減収減益が嫌気されたのです。
大幅な減収減益となった理由は、委託開発案件の終了や大口需要の反動でした。
当時の株式市場ではこれらが嫌気され、株価の下落へと繋がりました。

 

 

過去には株価が暴落したことも暴騰したこともある

 

 
一方でシンデン・ハイテックスは株価が急騰したこともあります。
2022年8月23日に同社は自己株式の取得を発表し、需要改善や株の利益上昇などが期待されて翌日は株価が急騰したのです。
自己株式取得発表後の8月24日には一時2,294円まで急騰し、1月18日に記録した年初来高値の2,258円を更新しました。
その後も株価はほぼ右肩上がりで上昇を続け、自己株式取得が完了した2023年2月頃には2,900円近い値を付けていました。

 

 

https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/613452

シンデンハイテが急騰、自己株取得で需給改善期待する動き/会社四季報