サービスの利用者数は億単位!スマホ用アプリ開発を手掛けるあの会社。
アイリッジについて
スマートフォンアプリ用のマーケティングプラッフォームによるマーケティングサポートで業績を向上させている株式会社アイリッジは、2008年にモバイル関連ビジネス事業を主とする企業として東京で創業しました。
翌年携帯電話の待ち受け画面上にポップアップで情報が配信されるポップインフォサービスを開始しています。
2010年にはポップインフォのサービスがスマートフォンにも対応、同時にGPS配信機能も搭載されました。
都内で本社の移転を何度か繰り返していった2014年に、ポップインフォ搭載スマートフォンアプリのユーザー数が1000万を超えるまでになっています。
2015年7月には創業から10年を待たずして、東証マザーズ市場に株式上場を果たしました。
2016年には、2016RedHerringAsiaTop100、日本テクノロジーFast50で18位に選出されるなど、業界内でも注目を浴びる存在へと成長しています。
同年内にはポップインフォのユーザー数は早くも5000万を超える快挙を成し遂げました。
2018年に電子地域通貨事業の拡大を目的として株式会社フィノバーレを設立し、電子通貨事業の承継を行っています。
この頃にはポップインフォのユーザー数は1億3000万を超えるまでになりました。
翌年7月には、ポップインフォを刷新し、ファン育成プラットフォームのファンシップのサービス提供が開始されます。
2021年にリソース最適化支援プラットフォームのコーアサイン、2022年にスマホを活用した工具管理サービスの工具ミッケ、店舗販促用LINEミニアプリパッケージのキットクルのサービスが開始されました。
2024年に自社プロダクトの月間アクティブユーザー数が1億を超えるなど、業績は順調に推移し現在も好調を継続中です。
https://iridge.jp TOP/株式会社アイリッジ
アイリッジの事業内容
OMOソリューション提供等のインターネットサービスの企画・開発・運営を主としている株式会社アイリッジは、企業と顧客のコミュニケーション向上を支援し実績を上げてきました。
スマホアプリ事業では、アップボックス、キットクルの提供の他、ミニアプリ開発のサービスも行っています。
アップボックスは、他社のツールや外部システムとの連携によって、拡張性抜群なサービスが提供されるアプリビジネスプラットフォームです。
モジュールを必要に応じて組み合わせて使うことが可能で、迅速なアプリの立上げ、工数を抑えたカスタマイズ、高速PDCA可能なマーケティング支援機能などの優れたサービスが提供されています。
キットクルは、クーポンやスタンプカードなどの多く使われる機能がセットされた、かんたん販促ツールです。
店舗集客に悩む経営者の方がLINEを活用して手軽に集客が実現できるサービスで、システムの導入なども不要、顧客管理の容易さも大きなメリットになっています。
アプリ開発のノウハウを活かしたLINEミニアプリの開発サービスでは、これまでに300を超えるアプリの開発を行い8900万人以上のユーザーを獲得するなど、実績は十分です。
アプリの新規開発で培ってきた、ノウハウと実績を有効活用したコンサルティング事業でも業績は拡大しています。
アプリ成長支援事業では、戦略の立案からデータ分析まで継続的に成長をサポート、ビジネスプロデュース支援事業では、コミュニケーションデザインの立案からデジタルとリアルを融合した施策の企画をサポートし、ユーザーからも好評です。
https://iridge.jp/service 事業内容/株式会社アイリッジ
アイリッジの初値と評価
携帯電話・スマートフォンのOMOソリューションサービス事業を主としている株式会社アイリッジは、2015年7月に東証マザーズ市場に株式上場を果たしています。
株式公開時の公開価格は1200円で、公開株数は379500株、公募株数は250000株となっています。
売買単位は100株で、上場後の初値は6350円と公開価格を5倍以上上回る極めて順調なスタートを切りました。
株式上場により得た資金は、サービスの拡充・強化を目的とした開発費用、サーバー等の安定稼働を目的としたインフラ費用、人材育成及び採用費用等に充てられた事でしょう。
https://minkabu.jp/stock/3917 アイリッジ/MINKABU
アイリッジの事件
スマーフォン向けのアプリ開発サービスを主事業とする株式会社アイリッジは、創業以来順調に業績を積み重ねてきています。
これまでに刑事事件に至るような大きな不祥事の発生はありませんが、同社が業未委託していた外部企業の端末のウィルス感染による不正アクセスが発生しニュースになった事例がありました。
業務委託先端末がマルウェアに感染、同社のシステムに不正なアクセスを行われたことが確認され、一部の情報が不正に取得されたことが判明しています。
この管理サービスにおいてはアプリ利用者に関する個人情報の管理は行われておらず、個人情報の漏洩には至りませんでした。
今回の不正アクセスの発生を受けて、外部の専門業者とも連携し認証方式、外部アクセスの制限強化等の再発予防策を迅速に講じています。
https://iridge.jp/news/202502/37909 不正アクセスの発生について/株式会社アイリッジ
アイリッジのその後
スマートフォンアプリ関連のサービスの提供で大きく業績を向上させてきた株式会社アイリッジは、東証市場に上場後も順調に事業が運営されてきました。
OMOソリューションサービス事業及びアプリ成長支援事業等で培ってきたノウハウと高い技術力を活かした新たな取り組みにも注目が集まっています。
Fintechは、これまでの経験と実績を活かしたデジタル地域通貨・アプリ決済等の最適化支援サービスです。
Fintech領域の取組拡大による、充実したマーケティングサポートが実施されています。
DXソリューション事業では簡単に工具管理ができる工具ミッケのサービスが好評です。
あらゆる現場において、工具の持ち込み・持ち出しをスキャンするだけで簡単に管理ができるサービスとなっています。
https://iridge.jp/service/fintech FinTech/株式会社アイリッジ