人気な高配当銘柄はどこ?配当利回りランキングを目安に株の売買をしてみませんか?
配当利回りランキングとは
株式投資は最も活用されている資産運用の方法ですが、
資産を増やすためには配当の利回りが良い銘柄を選ぶ必要があります。
優良な銘柄を知るための方法はいくつかありますが、
配当利回りランキングを活用することが一般的には有効です。
配当利回りランキングは定期的に公表されており、
優良な銘柄を知る目安として活用されることが多くなっています。
もちろん配当利回りランキングの上位に掲載されているからと言って、
必ず高配当になるというわけではありません。
一株当たりの配当金の割合を示す数値からのランキングで株価による変動も大きいため、
あくまでも目安ですが、日々の株価の変動に着目していれば、
ランキングを有効に活用することも可能です。
配当金額の大きい銘柄を選べば、同じ投資金額でも多くの配当金が得られるので、
投資家にとってはできるだけ高配当な銘柄を選びたいものでしょう。
ただ配当利回りランキングを知っていると、高配当の銘柄への投資の確率が高くなります。
最新のランキングを参考にすることはもちろんですが、単発で急激にランクアップした銘柄の場合は、高配当の可能性もある反面、変動が激しくリスクも同時に高くなることも少なくありません。
長期間にわたってランキングの上位に位置する銘柄が一番リスクが低く、
高配当の可能性が高いということになるでしょう。
やはり定期的に配当利回りランキングの動向をチェックすることが、
良い銘柄に投資をすることに繋がってきます。
https://diamond.jp/zai/articles/-/242469
「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2022年最新版】
会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!/ZAI
配当利回りについて
配当利回りランキングの活用が、資産を増やすことに繋がることはよく知られていますが、
そもそも配当利回りとはどんなものなのかを知ることが最も重要です。
基本的な情報を知り、ランキングのデータを活用することが成功への近道になるのでしょう。
公開された株式を購入し保有していると、
その保有に対する見返りとして株式を発行している企業から配当金が配布されます。
この配当金というのは一律ではなく、
その株式の価値によって払われる金額には違いがあり、そこを見極める必要があります。
この定義を表したものが、配当利回りということになります。
配当利回りは株式一株の市場価値に対し、
株式を購入した株主が得ることのできる配当金の量を測るための財務比率を表したものです。
一株に配当される配当金を市場価格で割った数値を、%にして表しています。
利益の多くの部分が配当として支払われる企業の株は、配当利回りが高くなってきます。
高配当の企業が属している業界の平均値と常に比較されることになるのです。
逆に配当利回りが低くなると、株価自体が急落する可能性を秘めていることになります。
つまり配当利回りの良い、高配当の銘柄を投資家が選ぶのは、
信頼しているからに他なりません。
高配当銘柄で高利回りを狙うためにはポイントがあります。
配当金の高さばかりに目を向けるのではなく、
株式を発行する企業の評価も知っておかないと、リスクを負うことに繋がります。
例えば配当支払いの実績が不明確なものは、
たとえ高配当であっても支払いが不安定な可能性もあります。
一般的には3%以上の配当利回りが続いている、配当金が安定している、
キャピタルゲインが得られるの3つが重要です。
証券用語解説集/野村證券株式会社
有名な高配当銘柄
現在の日本の株式市場にも多くの高配当銘柄が存在していますが、
株式投資の経験が少ない方は、特殊な銘柄や業界のものにはリスクがあります。
最初のうちは、誰もが知っている有名な高配当の銘柄を選ぶことが重要になるでしょう。
日本の株式市場で購入が可能な有名高配当銘柄は、以下になります。
ソフトバンク:IT・通信大手のソフトバンクは配当利回りが高く、
ランキング上位に常にランクされている銘柄です。
株価自体は直近では下落の傾向が見られますが、配当利回りは約6%で高い数値を維持しています。
エイベックス:音楽関連事業の最大手のひとつであるエイベックスは、
近年の映像・音楽配信市場の拡大により業績も好調です。
2021年の予想配当が2020年よりも2倍以上で、
配信サービスが今後さらに拡大することも予想され、高配当が期待できる銘柄となっています。
三井住友フィナンシャルグループ:日本最大のメガバンク三井住友銀行を傘下に持つ、
金融業界最大手のグループです。
配当利回りは平均的に5%を超えている優良銘柄のひとつで、
業績も安定していることから投資家からの評価も高くなっています。
日本オラクル:インターネット通信、パソコンは現在の企業運営に欠かせないものになっています。
データベース管理ソフト、クラウドで高い実績を誇るオラクルの日本法人日本オラクルも、
配当利回りの高い銘柄として人気です。
今後さらにその重要性が高まることも予想され、高配当が継続される優良銘柄のひとつです。
この他にも優良な銘柄はいくつもありますが、
ランキングのデータを有効に活用し、資産運用に繋げましょう。
予想配当利回りランキング/日本経済新聞